iPadを買って得する人、損する人
iPadを購入して1週間経ち、だいぶ手に馴染んできた。今のところ国内の販売台数について正式なアナウンスは無いが、まだiPadを街で使っている人を見かけたことがないので、それほど多くの台数が出たわけではなさそうだ。
とは言え、テレビや雑誌、新聞等で連日大々的に取り上げられたこともあり、iPadに対する周囲の関心はかなり強い。「iPadどう?」とか「やっぱり買った方がいいかな」などと聞かれることも多い。
テレビCMも始まったし、店頭で試用できるところも増えた。購入しようか予約しようか、迷っている方も少なくないだろう。だが、iPadは本当に色々なことができるデバイスだ。どういう使い方をしたいのか、どのような環境で使うかによって、購入した後の満足度は大きく変わってくる。
ということで今回は、iPadを購入したら得しそうな人、そうでもなさそうな人を、独断と偏見でタイプ別に紹介してみることにしたい。まずはiPadを購入して得をしそうな人から。
【1】デジタルガジェット大好き人間
こういう人は多分、既に入手していたり予約していたりするだろうから説明は省略。良きiPadライフをお過ごしください!
【2】アップルが大好き!という人
これも【1】と同様。「革命的で魔法のようなデバイス」とまでジョブズ氏が言っているのだから、買わないわけにはいかない。
【3】家庭内でPCの奪い合いが起きがちな人
ここからが本題。これは記者自身もしばしば経験していたことだが、家族が通販サイトなどを見ているとき、自分もネットやメールを使いたい、ということは良くある。こういう時にiPadがあれば、さっと取り出して快適にネットブラウズやメールチェックが行える。ノートPCが家に2台以上あるという方でも、別室にあるPCまで移動したり、使う場所まで持ち運んだり、OSの起動を待ったりするのは面倒。iPadなら一瞬で立ち上がるのでストレスは全く無い。FLASH非対応なのは玉に瑕だが、個人的にはそれほど大きな欠点ではないように思う。
【4】家にデスクトップPCしか無い人
これも上記の【3】とほぼ同じ理由。ワンルームなどでない限り、決まった場所でしかPCを使えないという状況はけっこう不便だ。iPadなら家中、あるいは外出先など好きなところで、しかもある程度大きな画面でウェブブラウズやメールチェックが行える。これは想像以上に快適なはずだ。
【5】外出先で常に最新の情報を得たい人
仕事柄、出先でニュースやメールチェックを頻繁に行う必要があるという方も多いだろう。iPadはこういう用途にうってつけのデバイスだ。
記者はiPhone 3GとiPad Wi-Fi+3Gを所有しているが、iPadを購入してからiPhoneを利用する機会がめっきり減った。この両機はほぼ同じOSが使われているが、動作スピードと画面の大きさが比べものにならないので、iPadを使ってしまうことが多い。
また同じ3G回線でも、両機のウェブ表示速度はまったく異なる。レンダリングスピードがボトルネックになっていたことに改めて気づかされた。外出先で情報をスピーディーに得たいなら、立ち上げが一瞬で行えるiPadが有力な選択肢の一つであると言えるだろう。ただしノートPCやネットブックでも、スタンバイやスリープ状態にしておけば同じようなことは可能だ。
【6】iPad用アプリやサービスで色々楽しみたい人
iPhoneやiPadでは、アプリをダウンロードして、その使い勝手を試すのも大きな楽しみの一つ。iPhone用アプリは20万種類を超え、iPadアプリも着々と増えている。最近では雑誌リーダーなどiPadに最適化されたサービスも続々と登場し、今後も増えていくだろう。
アプリは無料のものも多いので、ヒマなときにチェックしてダウンロードすると、かなり時間が潰せる。気に入ったものに出会えた時の喜びも大きい。自分だけのデバイスを作り上げるような感覚が味わえるのは、スマートフォンやタブレット型デバイスならではの魅力だろう。
【7】iPadでできることのうち、一つでも凄く気に入った人
iPadではウェブやメールのほか、動画/音楽再生機能や写真閲覧、デジタルフォトフレーム、ゲーム機、電子書籍の閲覧、文書作成など、ありとあらゆることができるデバイスだ。
このうち一つでも、すごく気に入った機能があれば、真剣に購入を検討する価値がある。たとえばデジタルフォトフレームを例に取ると、大型画面でクオリティの高い専用機は2〜3万円程度。これに少し上乗せすればiPadの最廉価モデルが買える。専用機に機能的には及ばないが、簡易的なフォトフレーム機能が利用でき、さらにネットブラウズ機能など様々なオマケも付いてくる。高い買い物ではないだろう。
【8】iPadってカッコいいな、と思った人
色々と書いてきたが、結局はこれに尽きる。店頭などでiPadを触ってみて「何かカッコいいな」とか「これスゲエ!」と思ったとしたら、たぶん肌が合うということなので、買ってから後悔する可能性は低い。人と人との間に相性があるように、人と機器の間にも相性の善し悪しは存在する。機器もまた人が設計し、その思想が反映されたものだからだ。
とは言え、テレビや雑誌、新聞等で連日大々的に取り上げられたこともあり、iPadに対する周囲の関心はかなり強い。「iPadどう?」とか「やっぱり買った方がいいかな」などと聞かれることも多い。
テレビCMも始まったし、店頭で試用できるところも増えた。購入しようか予約しようか、迷っている方も少なくないだろう。だが、iPadは本当に色々なことができるデバイスだ。どういう使い方をしたいのか、どのような環境で使うかによって、購入した後の満足度は大きく変わってくる。
ということで今回は、iPadを購入したら得しそうな人、そうでもなさそうな人を、独断と偏見でタイプ別に紹介してみることにしたい。まずはiPadを購入して得をしそうな人から。
【1】デジタルガジェット大好き人間
こういう人は多分、既に入手していたり予約していたりするだろうから説明は省略。良きiPadライフをお過ごしください!
【2】アップルが大好き!という人
これも【1】と同様。「革命的で魔法のようなデバイス」とまでジョブズ氏が言っているのだから、買わないわけにはいかない。
【3】家庭内でPCの奪い合いが起きがちな人
ここからが本題。これは記者自身もしばしば経験していたことだが、家族が通販サイトなどを見ているとき、自分もネットやメールを使いたい、ということは良くある。こういう時にiPadがあれば、さっと取り出して快適にネットブラウズやメールチェックが行える。ノートPCが家に2台以上あるという方でも、別室にあるPCまで移動したり、使う場所まで持ち運んだり、OSの起動を待ったりするのは面倒。iPadなら一瞬で立ち上がるのでストレスは全く無い。FLASH非対応なのは玉に瑕だが、個人的にはそれほど大きな欠点ではないように思う。
【4】家にデスクトップPCしか無い人
これも上記の【3】とほぼ同じ理由。ワンルームなどでない限り、決まった場所でしかPCを使えないという状況はけっこう不便だ。iPadなら家中、あるいは外出先など好きなところで、しかもある程度大きな画面でウェブブラウズやメールチェックが行える。これは想像以上に快適なはずだ。
【5】外出先で常に最新の情報を得たい人
仕事柄、出先でニュースやメールチェックを頻繁に行う必要があるという方も多いだろう。iPadはこういう用途にうってつけのデバイスだ。
記者はiPhone 3GとiPad Wi-Fi+3Gを所有しているが、iPadを購入してからiPhoneを利用する機会がめっきり減った。この両機はほぼ同じOSが使われているが、動作スピードと画面の大きさが比べものにならないので、iPadを使ってしまうことが多い。
また同じ3G回線でも、両機のウェブ表示速度はまったく異なる。レンダリングスピードがボトルネックになっていたことに改めて気づかされた。外出先で情報をスピーディーに得たいなら、立ち上げが一瞬で行えるiPadが有力な選択肢の一つであると言えるだろう。ただしノートPCやネットブックでも、スタンバイやスリープ状態にしておけば同じようなことは可能だ。
【6】iPad用アプリやサービスで色々楽しみたい人
iPhoneやiPadでは、アプリをダウンロードして、その使い勝手を試すのも大きな楽しみの一つ。iPhone用アプリは20万種類を超え、iPadアプリも着々と増えている。最近では雑誌リーダーなどiPadに最適化されたサービスも続々と登場し、今後も増えていくだろう。
アプリは無料のものも多いので、ヒマなときにチェックしてダウンロードすると、かなり時間が潰せる。気に入ったものに出会えた時の喜びも大きい。自分だけのデバイスを作り上げるような感覚が味わえるのは、スマートフォンやタブレット型デバイスならではの魅力だろう。
【7】iPadでできることのうち、一つでも凄く気に入った人
iPadではウェブやメールのほか、動画/音楽再生機能や写真閲覧、デジタルフォトフレーム、ゲーム機、電子書籍の閲覧、文書作成など、ありとあらゆることができるデバイスだ。
このうち一つでも、すごく気に入った機能があれば、真剣に購入を検討する価値がある。たとえばデジタルフォトフレームを例に取ると、大型画面でクオリティの高い専用機は2〜3万円程度。これに少し上乗せすればiPadの最廉価モデルが買える。専用機に機能的には及ばないが、簡易的なフォトフレーム機能が利用でき、さらにネットブラウズ機能など様々なオマケも付いてくる。高い買い物ではないだろう。
【8】iPadってカッコいいな、と思った人
色々と書いてきたが、結局はこれに尽きる。店頭などでiPadを触ってみて「何かカッコいいな」とか「これスゲエ!」と思ったとしたら、たぶん肌が合うということなので、買ってから後悔する可能性は低い。人と人との間に相性があるように、人と機器の間にも相性の善し悪しは存在する。機器もまた人が設計し、その思想が反映されたものだからだ。