iPhone、紳士の活用法(1)ブラウザー編
■基本中の基本、Safariの「プライベートブラウズ」
さて、iPhoneで何をやるにしても、ブラウザーは必須。iPhoneの場合、ブラウザーはデフォルトの「Safari」を使っている方が多いでしょう。
このSafari、紳士的な使い方をするにはとんでもなく機能が貧弱なのですが、最低限やっておくべきことは、設定から「プライベートブラウズ」をオンにしておくことです。これによって閲覧履歴、検索履歴が残らなくなります。これらの履歴は、趣味嗜好が全開になってしまうので、特に気を付けるべきポイントであることは言うまでもありません。
なおプライベートブラウズ時も、通常表示時に検索した履歴はそのまま表示されますので、まずは通常表示モードを使って健全なキーワードを適当に検索しまくり、その後プライベートブラウズに切り替えれば、健康的なiPhoneであることを演出できるのでオススメです。
ただしこのプライベートブラウズを実行中は、上下のバーが黒くなってしまい、見た目がちょっと怪しくなるので注意が必要。「何でこのブラウザ画面が黒いの?」と聞かれたら、思わず口ごもってしまうことでしょう。通常モードとプライベートブラウズをかんたんに切り替えられたら便利なのですが、現状では設定の奥深くに入らないと切り替えられないので大変不便。iOS 7では新機能「Control Center」で設定を簡単に切り替えられるようになるみたいですが、このプライベートブラウズも瞬時切替に対応してほしいと切望します。
…さて、こういったチマチマした対策を行いながらSafariを活用するのもいいのですが、やはり機能不足は否めません。たとえば閲覧中にいったんホーム画面に遷移し、その後再度アプリを立ち上げると、さっきまで開いていた画面がそのまま表示されてしまうのです。これは非常に恐ろしいことです。アプリから離れるたびごとにタブを消しておけばいい、とお思いになるかもしれませんが、人間ですから忘れてしまうこともあります。「万が一」を防ぐためにも、次に紹介するブラウザーの活用を検討しましょう。