HOME > レビュー > 本日オープン!「HARMAN Store」探訪(4)− ついに公開された店内の全貌をレポート!

【特別企画】東京ミッドタウンに誕生

本日オープン!「HARMAN Store」探訪(4)− ついに公開された店内の全貌をレポート!

公開日 2014/07/18 14:00 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日7月18日15時、東京ミッドタウンにハーマンインターナショナルの直営店「HARMAN Store」がオープンする。これまで3回にわたってストアができあがるまでの過程をお伝えしてきたが、最終回となる第4回は、ついに完成した「HARMAN Store」の全貌をレポートしよう。

   ◇   ◇   ◇   


第1回目で坪井店長にお話しを伺ってから、特別試聴室ができあがるまでや、各ブランドの展示ブース施工の様子をレポートしてきた。骨組みもあらわな状態から、だんだんと完成イメージ図に近づいていく姿を追って約2ヶ月。ついに完成した姿が披露された。そこに息づいていたのは、ハーマンインターナショナルの取扱い製品を、来訪者に心ゆくまで体験してもらいたいと願う「おもてなし」の心だった。


2ヶ月間の密着取材で、ストアが作り上げられる過程を追った。今日ついに完成した姿が明かされる!

神は細部に宿るという。ハーマンがこの店舗に込めたおもてなしの心は、細かなこだわりにこそ現れているに違いない。それでは店舗のディテールを見ていこう。

JBL

当初発表されていたJBLブースの完成イメージ図

JBLは店内中央の3つの島と、特別試聴室でその世界観をアピールしている。それぞれ、展示されているカテゴリーは「Bluetoothスピーカー」「ヘッドホン/イヤホン」「コンパクトコンポーネント」「マルチメディアスピーカー」「ピュアオーディオスピーカー」に分けられている。

こちらはBluetoothスピーカーブース。着脱可能なポータブルBluetoothスピーカーとサブウーファーをドッキングするユニークなスタイルの「JBL VOYAGER」や、カラビナ付きで持ち運びやすいカラフルな「CLIP」、イルミネーションが目を惹く「JBL Pulse」などが展示されている。

こちらはヘッドホン/イヤホン群がズラリと並ぶブース。Bluetoothヘッドホン「SYNCHROS E50BT」をはじめとした“SYNCHROS”シリーズや、DJヘッドホン「JBL BassLine」などカラフルで目を惹くモデルが揃う。


店舗側のスペースでは、シンプル&コンパクトなオーディオシステムを訴求。こちらはHARMAN Store限定販売システム。13.3cm 3ウェイモニタースピーカー「4312M II」や10cm 3ウェイスピーカー「CONTROL ONE」と、Olasnicの“NANO COMPO”シリーズを組み合わせている。

もう一方の島では、USB-DAC内蔵スピーカー「JBL Pebbles」とPCを組み合わせたデスクトップスタイルを紹介。


そしてJBLと言えば、ピュアオーディオスピーカー。特別試聴室の前には「4312E」などのスタジオモニターシリーズや、マルチメディアスピーカー「STUDIO 5シリーズ」「STUDIO 2シリーズ」が並べられており、その場で音を確かめることもできる。

特別試聴室の前には「4312E」などのスタジオモニターシリーズや、マルチメディアスピーカー「STUDIO 5シリーズ」「STUDIO 2シリーズ」が並べられており、その場で音を確かめることもできる。

また、プレミアムモデルである「S4700」や「S3900」、LSシリーズなども用意されており、事前に予約を行っておけば、特別試聴室に持ち込んでそのサウンドを確かめることができる。

プレミアムモデルである「S4700」や「S3900」、LSシリーズなども用意。

JBLの昔のカタログを復刻したポスターも販売されている


特別試聴室

特別試聴室に込められた思いは第2回目の記事で詳しくお伝えしたが、徹底した防音・遮音対策が施された室内に、JBLが誇る超弩級スピーカー「Project EVEREST(プロジェクト エベレスト DD67000」が鎮座している。組み合わせるアンプとしては、Mark Levinson(マークレビンソン)などの高級アンプが用意されている。ケーブル類は独自のシルバー=ゴールド導体を使用したオランダSILTECH社のものを採用。床面積約17.0m2(約10畳)、空間容量約48m2と、決して広くはない。しかし、最高峰の音を堪能し尽くせるよう、随所に音響への配慮が凝らされている。

最高峰の音を堪能できる特別試聴室(完全予約制)

Mark Levinsonなどの高級アンプを組み合わせて試聴ができる。


EVEREST DD67000を筆頭にマーク・レビンソンのアンプ等を組み合わせ。今後も最新モデルが順次導入されていく予定とのことだ。
たとえば、周囲の騒音から遮断できるように壁や床の遮音を工夫。防振浮床と波板傾斜形状の吊り天井、厚さ250〜490mmにおよぶ遮音壁に囲まれたカプセル構造としている。さらに室内の壁や天井は、フラッターエコーなどが発生しないよう、平行面をなくした設計とした。


試聴室内の床や壁は平行面がないよう設計されている
特別試聴室は、たったひとりの来場者のためだけにセッティングされた空間を提供するため、1日3組限定(13:30〜/16:00〜/19:30〜)の完全予約制となっている。何とも贅沢だ。なお、特別試聴室のオープンは22日以降。当日予約は行えず、3日先からの予約となる。

次ページ幅広い製品ラインナップで多くの来訪者が楽しめる場所に

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック: