【連載】ガジェットTIPS
スマホをドライブレコーダーとして使える?
クルマに取り付け運転中の様子をムービーとして保存する「ドライブレコーダー」は、万一のとき役立つ映像デバイスです。ダッシュボードなどに固定しておけば、視界に入る景色がそのまま記録されるので、事故が起きたときの判定材料になります。必ず証拠採用されるとは限りませんが、転ばぬ先の杖になることは確かです。
スマートフォン向けのドライブレコーダーアプリも存在します。iPhoneかAndroidかを問わず、ほとんどのスマートフォンにはカメラとマイクが内蔵されているうえ、GPSや加速度センサーが搭載されていますから、急ハンドルや急加速にも反応できます。ダッシュボードに固定するためのホルダーさえ用意すれば、手持ちのスマートフォンがドライブレコーダーに早変わりします。
しかし、スマートフォンが完全にドライブレコーダー専用機を置き換えることは難しいでしょう。ひとつは、常時録画を前提にすると内蔵ストレージ容量に制約が生じること。空き容量不足では、いざというとき役立ちません。もうひとつは、カメラの撮影範囲(画角)が狭いこと。専用機は左右100〜140度といった広角で撮影できる製品が多く、スマートフォンの汎用的なカメラ機能では太刀打ちできません。
決め手は、後方の撮影に対応できないこと。ドライブレコーダーの場合、リアカメラを設置することで、後方からの追突などの事故に対応できますし、あおり運転対策にも有効です。スマートフォン1台ではどうにもならない機能といえるでしょう。
スマートフォン向けのドライブレコーダーアプリも存在します。iPhoneかAndroidかを問わず、ほとんどのスマートフォンにはカメラとマイクが内蔵されているうえ、GPSや加速度センサーが搭載されていますから、急ハンドルや急加速にも反応できます。ダッシュボードに固定するためのホルダーさえ用意すれば、手持ちのスマートフォンがドライブレコーダーに早変わりします。
しかし、スマートフォンが完全にドライブレコーダー専用機を置き換えることは難しいでしょう。ひとつは、常時録画を前提にすると内蔵ストレージ容量に制約が生じること。空き容量不足では、いざというとき役立ちません。もうひとつは、カメラの撮影範囲(画角)が狭いこと。専用機は左右100〜140度といった広角で撮影できる製品が多く、スマートフォンの汎用的なカメラ機能では太刀打ちできません。
決め手は、後方の撮影に対応できないこと。ドライブレコーダーの場合、リアカメラを設置することで、後方からの追突などの事故に対応できますし、あおり運転対策にも有効です。スマートフォン1台ではどうにもならない機能といえるでしょう。