HOME > レビュー > この秋、新macOS「Catalina」で4K/HDR+アトモスの極上AV体験が可能に!

【連載】ガジェットTIPS

この秋、新macOS「Catalina」で4K/HDR+アトモスの極上AV体験が可能に!

公開日 2019/06/05 06:00 海上忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Appleが運営する「iTunes Store」には、高画質・高音質な映像タイトルが多数用意されています。4K解像度のものも、ドルビーアトモスのものも……しかし、2019年6月現在、Mac版iTunesはドルビーアトモスの再生に対応していません。

Dolbyの開発者向けサイトで確認すればわかりますが、Apple製品でドルビーアトモスの再生に対応しているのはtvOS 12以降のApple TV 4Kのみで、現行のmacOS Mojaveはサポートされていないのです。ドルビーデジタル/ドルビーデジタルプラスはサポートされていますから、サラウンド音声の再生は可能ですが、ドルビーアトモスならではの立体感・音の方向性は味わえません。

しかし、年に1回の開発者イベント「WWDC」で発表されたmacOSの次期バージョン「Catalina」(関連ニュース)では、新しい動画再生アプリ「Apple TV」が投入されます。このアプリを利用し、適切なケーブルで対応機器(AVアンプやシアターバー)へ音声を出力すれば、4K/HDRやドルビーアトモスを再生できるようになります。

macOS Catalinaの「Apple TV」アプリで、4K/HDR+ドルビーアトモス再生が可能になります

この「Apple TV」は、従来iTunesに搭載されていた動画再生機能がスピンアウトしたアプリと位置付けられます。macOS Catalina以降はiTunesが消え、映画やテレビ番組の再生、購入やレンタルの手続きはこのApple TVで行うことになります。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE