【連載】ガジェットTIPS
Bluetooth機器のペアリング、数字入力したりしなかったりするのはなぜ?
Bluetooth機器の使い始めに必要な「ペアリング」。購入したBluetoothヘッドホンをスマートフォンやパソコンで利用するときの必須作業です。
しかし、Bluetoothキーボードをペアリングしたときには、数桁の数字を入力するよう促されたような……Bluetoothヘッドホンではノーチェックだったのに。同じBluetooth機器なのにどうして? と不思議に思うかもしれません。
その理由は、対応するBluetoothの規格の違いにあります。Bluetooth 2.0以前は、4桁の確認用数値(PINコード)の入力を要求する方式しかサポートされていませんでしたが、Bluetooth 2.1以降は「セキュア・シンプル・ペアリング(SSP)」という仕様が拡張され、PINコードの入力なしでもペアリングすることが可能になりました。
Bluetoothヘッドホンには入力装置がありませんから、当然と思うかもしれませんが、その背景にはBluetoothの規格変更があったのです。
なお、Bluetooth 2.1以降では、ペアリングの正当性を確かめる方法としてPINコードにくわえUSBやNFCを使うことも可能になりました。
PINコードは6桁がサポートされ、安全性にも配慮されています。逆にいえば、NFCでペアリングできるデバイスや6桁のPINコードを求めるデバイスは、Bluetooth 2.1以降に対応していることがわかります。
しかし、Bluetoothキーボードをペアリングしたときには、数桁の数字を入力するよう促されたような……Bluetoothヘッドホンではノーチェックだったのに。同じBluetooth機器なのにどうして? と不思議に思うかもしれません。
その理由は、対応するBluetoothの規格の違いにあります。Bluetooth 2.0以前は、4桁の確認用数値(PINコード)の入力を要求する方式しかサポートされていませんでしたが、Bluetooth 2.1以降は「セキュア・シンプル・ペアリング(SSP)」という仕様が拡張され、PINコードの入力なしでもペアリングすることが可能になりました。
Bluetoothヘッドホンには入力装置がありませんから、当然と思うかもしれませんが、その背景にはBluetoothの規格変更があったのです。
なお、Bluetooth 2.1以降では、ペアリングの正当性を確かめる方法としてPINコードにくわえUSBやNFCを使うことも可能になりました。
PINコードは6桁がサポートされ、安全性にも配慮されています。逆にいえば、NFCでペアリングできるデバイスや6桁のPINコードを求めるデバイスは、Bluetooth 2.1以降に対応していることがわかります。