【連載】ガジェットTIPS
スマートフォンを固定電話の子機にできる? できない?
あまり使わなくなったけれど廃止するわけにもいかない「固定電話」。せめて便利に使いたい、どうせならいつも手もとにあるスマートフォンを子機として使えればいいのに……そう考えるのは当然です。機種変更で使わなくなったスマートフォンを、家電製品のリモコンアプリや固定電話の子機として使いたい、そんなニーズが出るのも自然な流れです。
スマートフォンを固定電話の子機として使う方法はいくつかありますが、現在利用者の多い方法がIP電話で「SIP(Session Initiation Protocol)」という通信仕様に対応したアプリを使うことです。
NTT東西のひかり電話やauひかり電話の場合、ルータにSIP端末を子機として登録できる機能があるため、スマートフォンにSIPアプリを導入すれば問題解決です。固定電話への着信をスマートフォンで受ける、スマートフォン(SIPアプリ)から固定電話の番号で発信するといった使い方が可能になるので、単なる固定電話子機以上の利便性を得られます。
ただし、利用するSIPアプリによっては、通話品質や遅延レベルに問題が発生します。いつかかってくるかわからない電話に備えるためには、SIPアプリを(システムのバックグラウンドで)起動させておかなければならず、それなりの電力消費も求められます。
なお、バージョン4.4以降のAndroid OSは、標準でSIPに対応しています。付属の電話アプリに適切な設定を施せば、SIPアプリの導入なしに、IP電話機の子機としてAndroidスマートフォンを活用できます。バッテリー消費も抑えられますから、スマートフォンを固定電話の子機として使うにはベストな方法かもしれません。
スマートフォンを固定電話の子機として使う方法はいくつかありますが、現在利用者の多い方法がIP電話で「SIP(Session Initiation Protocol)」という通信仕様に対応したアプリを使うことです。
NTT東西のひかり電話やauひかり電話の場合、ルータにSIP端末を子機として登録できる機能があるため、スマートフォンにSIPアプリを導入すれば問題解決です。固定電話への着信をスマートフォンで受ける、スマートフォン(SIPアプリ)から固定電話の番号で発信するといった使い方が可能になるので、単なる固定電話子機以上の利便性を得られます。
ただし、利用するSIPアプリによっては、通話品質や遅延レベルに問題が発生します。いつかかってくるかわからない電話に備えるためには、SIPアプリを(システムのバックグラウンドで)起動させておかなければならず、それなりの電力消費も求められます。
なお、バージョン4.4以降のAndroid OSは、標準でSIPに対応しています。付属の電話アプリに適切な設定を施せば、SIPアプリの導入なしに、IP電話機の子機としてAndroidスマートフォンを活用できます。バッテリー消費も抑えられますから、スマートフォンを固定電話の子機として使うにはベストな方法かもしれません。