30代記者が実践
『モンスターファーム』、“音が良いCD”ならレアモンスターが召喚できる?
『モンスターファーム』が2019年に復活!それも “初代” が、スマホとNintendo Switchでリリースされる。12月19日配信のSwitch版に先駆け、本日11月28日より配信が開始されたスマホ版を触ってみた。
PlayStation用タイトルとして1997年にテクモから発売された『モンスターファーム』は、CDからモンスターを再生(召喚)できるというシステムで話題となった。なかにはレアモンスターも存在し、THE虎舞龍の「ロード」からドラゴンの亜種「アポカリプス」が喚び出せるなど、関連性を想像して楽しむことができた。
ただ、実際にCDをPlayStationに読み込ませるため、CDの実物を持っていなければどうしようもない。当時は「このCDからあのモンスターが召喚できる」という情報を手に入れても、気軽にCDを買うことはできなかった。だが、今は違う。大人の財力をひけらかしてやる。
と思ったら、2019年版『モンスターファーム』はCDそのものは手元になくてもよくなった。CDのタイトルやアーティスト名を入力すると、独自のデータベースから検索して、モンスターを召喚するというかたちだ。QRコードのようにCDのバーコードなどを読み込むようなスタイルを想像していたが、冷静になると今は8cmシングルなど見つからないという問題があるので、この変更は当然かもしれない。
データベースには50万枚以上のCDのデータを備えており、最新の更新で2019年9月までのCDデータが追加された。
さて、大人になって手に入れたのは、知識もだ。特に職業柄、 “音が良い” CDの情報を蓄えている。CDからモンスターを召喚するのなら、良録音盤であれば強い、もしくはレアなモンスターが出るのでは? なんの理屈もないが、そうであってほしい。試してみた。
「スパイラル・サークル/ヘルゲ・リエン・トリオ」
評論家のリファレンスディスクとしても度々出番のある名盤。「このモンスターはジャズのピアノトリオから誕生したんだ」なんてアピールすれば、ウザがられること間違いなし。期待が高まるが、果たして?
結果は、純血のゴーレム。ゴーレム・ゴーレム・ゴーレムというゴリラの学術名のようにも見える画面は面白いが、あまりにも普通で反応に困る。しかし、そもそもヘルゲ・リエン・トリオがデータベースにあることが嬉しい。これはさらにマニアックに攻めていけるかもしれない。
PlayStation用タイトルとして1997年にテクモから発売された『モンスターファーム』は、CDからモンスターを再生(召喚)できるというシステムで話題となった。なかにはレアモンスターも存在し、THE虎舞龍の「ロード」からドラゴンの亜種「アポカリプス」が喚び出せるなど、関連性を想像して楽しむことができた。
ただ、実際にCDをPlayStationに読み込ませるため、CDの実物を持っていなければどうしようもない。当時は「このCDからあのモンスターが召喚できる」という情報を手に入れても、気軽にCDを買うことはできなかった。だが、今は違う。大人の財力をひけらかしてやる。
と思ったら、2019年版『モンスターファーム』はCDそのものは手元になくてもよくなった。CDのタイトルやアーティスト名を入力すると、独自のデータベースから検索して、モンスターを召喚するというかたちだ。QRコードのようにCDのバーコードなどを読み込むようなスタイルを想像していたが、冷静になると今は8cmシングルなど見つからないという問題があるので、この変更は当然かもしれない。
データベースには50万枚以上のCDのデータを備えており、最新の更新で2019年9月までのCDデータが追加された。
さて、大人になって手に入れたのは、知識もだ。特に職業柄、 “音が良い” CDの情報を蓄えている。CDからモンスターを召喚するのなら、良録音盤であれば強い、もしくはレアなモンスターが出るのでは? なんの理屈もないが、そうであってほしい。試してみた。
「スパイラル・サークル/ヘルゲ・リエン・トリオ」
評論家のリファレンスディスクとしても度々出番のある名盤。「このモンスターはジャズのピアノトリオから誕生したんだ」なんてアピールすれば、ウザがられること間違いなし。期待が高まるが、果たして?
結果は、純血のゴーレム。ゴーレム・ゴーレム・ゴーレムというゴリラの学術名のようにも見える画面は面白いが、あまりにも普通で反応に困る。しかし、そもそもヘルゲ・リエン・トリオがデータベースにあることが嬉しい。これはさらにマニアックに攻めていけるかもしれない。
次ページ次々繰り出す高音質CD、良いモンスターは生まれるのか?