30代記者が実践
『モンスターファーム』、“音が良いCD”ならレアモンスターが召喚できる?
「ヴィヴァルディ:四季/クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)パオロ・フランチェスキーニ(Vn)イ・ソリスティ・ペルージャ」
「ヴィヴァルディ」で検索したら恐ろしいほどの検索結果が出てきてしまったが、なんとか見つけることができた。この盤のことか正確には分からないが、オーディオファンからの支持も厚いCamerata TOKYOからの1枚だとすれば、ハイレゾ音源をダイレクトにCDへカッティングするという「HRカッティング」技術により生産されたものだ。なんとなく「ガリ」や「ピクシー」のような「かしこさ」が高いタイプが呼べそうだが、どうなるか。
ディノ・ディノ・ディノ(純血ディノ)が出てきた。そのつぶらな瞳は、「クラシックというジャンルにはハードルを感じがちだが、気軽に聴いてもいいんだ」。そう語りかけてきているように思えた。しかし、2枚続けてのノーマルモンスターに不安が隠せない。
「THE NIGHTFLY/ドナルド・フェイゲン」
ドナルド・フェイゲンの1stソロアルバムとして超有名な一枚。「普通のCDプレーヤーでも聴けるが、対応プレーヤーだともっと音が良い」というハイレゾCD(MQA-CD×UHQCD)でも登場している。ジャケットもカッコいいので、何はなくとも飾っておきたい。
ついに現れた。モノリス(MAIN)×ディノ(SUB)の「ジュラスウォール」だ。珍しいモンスターでは決してないが、純血じゃないだけで嬉しい。見た感じはカッコいいというか、まぁ若干キモい寄りだが、名前をNIGHTFLYにしておくことで緩和されるかもしれない。
「The Best 〜タイアップコレクション〜/Suara」
業界屈指の高音質レーベル、F.I.X. RECORDS。その歌姫Suaraのベスト盤だ。SACDハイブリッド仕様で、初回限定盤には「夢想歌」のDSDおよびPCM 96kHz/24bitデータの無料ダウンロードコードを付属するほどの飛び抜けた音へのこだわり。なんかスペックが高いモンスターが出てきそう。ここで初めての展開なのだが、同じタイトルで2つの検索結果が表示された。
なにかと思えば、通常盤と初回限定盤の2種類が別に用意されていた。これは、期待せざるをえない。まず通常盤から。
ディノ(MAIN)×スエゾー(SUB)の「マスタード」が現れた。マスター音源的なあれかな? モンスターファームは楽曲タイトルやイメージから、それを連想させるモンスターが喚び出せることがあるので、その可能性もあるっちゃある。こじつけだが。続いて初回限定盤だ。
召喚できたのは、ライガー(MAIN)×モノリス(SUB)の「テラードッグ」。めちゃくちゃ強そうだ。特にこじつけは思いつかないが、カッコいいので良しとする。
ここでお茶を濁すためにドラゴンを召喚しようとして、THE 虎舞竜「ロード」を選ぶと、「めずらしいモンスターはモンスター協会にみとめられたブリーダーの方しか再生できません」と召喚を断られた。そういえばこんなシステムだった。レアモンスターを探すというのは、かくも厳しい。
なお、「ロード〜ドキュメント」「追伸 ロード〜第二章」「ロード〜第三章-<回想>-」「ベスト ロード〜第四章」「ザ・ロード」ロード〜第二章」「ロード〜第三章」「ロード〜第四章」「ラッキーロードストーン」「ROAD Chapter 7/13」「ロード〜下巻13/13」「ロード/ロード第二章」がヒットするため、惑わされないようにしてほしい。正解は「ロード」だ。
まあ、結局は強力な技や値を持つ「ベニヒメソウ」が強く、適当にやるなら「ちから」「命中」を上げまくったディノあたりで、開幕ボタン連打して「炎の体当たり」「体当たり」など遠距離攻撃を先にぶっ放せば勝てる(小学生当時の戦法なので雑です)。
それより、何であれ愛聴盤から生まれたモンスターを、ホリィと一緒にゆっくり育てていく。勝ち負けを気にしない、大人の楽しみ方をやっていきたい。別に、レアモンスターが出なかったからではないけど。
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