【PR】アコースティックラボ「第67回Acoustic Audio Forum」レポート
オーディオで意外と気になる“エアコン稼働音”。「静かで高音質な部屋」構築のポイントを防音のプロが徹底解説!
これからの季節、エアコンや暖房器具は生活に欠かせないアイテム。しかし、静寂のなかで音楽だけにどっぷりと浸りたいオーディオ趣味にとって、エアコンや家電の動作音は余計なノイズでもある。こうした「オーディオルームの静けさ」について考える試聴会が過日に開催された。
■音がいい「AL式オーディオルーム」で「オーディオルームの静けさ」について考える
その試聴会は、“音楽家のための防音工事会社”を謳うアコースティックラボによる「第67回Acoustic Audio Forum」。プロのミュージシャンやエンジニアが使う音楽スタジオや、オーディオファン宅の防音工事を多数手掛ける同社が、長年の活動で得た“オーディオに適した部屋づくり”のノウハウを解説するイベントだ。
ちなみに同社では、“オーディオに適した部屋”を社名のAcoustic Labにちなんで「AL式オーディオルーム」と呼んでいる。「縦/横/天井高という部屋の各辺の寸法比(低音の定在波対策)」、「壁/床/天井の剛性(不要高調波輻射音対策)」に留意すること、そして、そのうえで響きの長さを調整するなどといったポイントをきちんとおさえることで「音がいい部屋」をつくれるとし、そうした同社の考え方に沿って構築した部屋が「AL式オーディオルーム」というわけだ。
「Acoustic Audio Forum」は、そんなAL式オーディオルームの代表例でもある同社防音ショールーム「蔵前ヴィレッジ」を会場に定期的に開催されている。毎回テーマを変えながら様々なデモが披露されるが、今回レポートする回では、上述の通り「オーディオルームの静けさ」がテーマとなった。
■エアコンの稼働音がオーディオ再生音に与える影響
さて、リビングなどではなく専用のオーディオルームでの静けさを妨げる要因になり得るものと言えば、やはりエアコンの稼働音が筆頭だろうか。同社代表の鈴木氏は「我が家の自宅のエアコンの稼働音は、“強”だと44.4dBくらい。これではオーディオでは聴けたものではない。おやすみモードなどの静かな状態でならなんとか聴けるレベルだ」と自身の環境を紹介。「エアコンの稼働音は250Hzあたりの低音域が騒音として顕著に感じる帯域だ」と説明する。
一方で、「蔵前ヴィレッジ」ではエアコンの音はほぼまったくわからない。別の場所にエアコンを置いて、ダクトを通じてその空気を引っ張ってきているからだ。工事費用が結構かかるため個人宅ではあまり採らない方法らしいが、この静けさを体験するとその魅力に取り憑かれてしまいそうになる。
なお、一般的には無音状態で30dBくらいならかなり静かな部屋と言われるが、蔵前ヴィレッジはさらに静かな約20dBというレベルを実現。「オーディオ機器も進化してハイレゾ音源に含まれる微小な信号まで再生できるようになってきている。静かな部屋であれば、そうした微小な音も確認できる」と、鈴木氏はコメント。
「機器側で微小な音をちゃんと再生できているのに、その音が鳴り響く部屋に騒音があったらその微小な音が確認できない。例えば声のひだのようなものが確認できずにニュアンスが少し違って聴こえてしまうなどといった問題が出てくる」と言葉を続けた。
■防音性能は“窓”で決まる
こうした「部屋の静けさ」を手に入れるための根本的な方法が防音工事だ。防音工事というと音を外に漏らさないようにして音楽を大音量で楽しむことが主な目的だと考えられることも多いが、外からの音をシャットアウトするのも音楽再生にとって非常に重要なのである。
「窓がある部屋における防音はほとんどが窓で決まる。90%くらいは窓で防音性能が決まってしまう」と鈴木氏はコメント。「防音工事はまず防音性能の弱いところからというのが鉄則だ」と語り、壁や床などに比べて遮音能力が低い窓の性能を上げるところから始めるべきだと説明する。
そのため「大規模なことができないのであれば、まずは二重サッシにすることがオススメ」だと説明。「断熱サッシを入れると防音性能もグッと上がる。二重サッシにするだけでも環境がかなり良くなる」と続けた。
■次回は「スピーカーのセッティングについて」をテーマに12月27日・28日開催
このように、オーディオを楽しむための部屋づくりについて学べる本イベント。次回は12月27日(金)・28日(土)に開催が決定している。
テーマは「スピーカーのセッティングについて」。スピーカーセッティングの“追い込み”を考える回で、「ラフなセッティングから始まり、数ミリ単位の微妙な調整までのプロセスの要点を実験的に確かめる」という。
同社では、「定在波の分布パターンが良く定在波が目立たない部屋はスピーカーのセッティングが非常に楽であることが経験的にわかっている」と説明。「ラフにセッティングをしても、音像のリアリティや音場の拡がり感はもとより、スピーカーの存在が消えるレベルにもっていくというのは、それほど難しくない」とする一方で、そんな部屋でセッティング追い込み作業をすると「3次元のリアルなステレオフォニック空間が出現する」と紹介する。
そして「パソコンの伝送特性シミュレーションという便利なツールを利用するにしても、微調整しながら追い込む作業は聴感でしかできない」と続け、そうした点を実際に音出しデモをしながら確かめていくという。
会場は同じく蔵前ヴィレッジで、金曜日、土曜日ともに基本的な内容は同一。27日(金)は18時 - 20時、28日(土) 13時 - 15時での開催となる。
公式サイトのメールフォームおよび下記問い合わせ先から参加申込を受付中。なお、土曜日はイベントの前後、10時 - 12時と15時 - 17時にオーディオルーム個別相談会も実施。個別相談会を希望する場合、申込フォーム備考欄への記入か電話での事前予約が必要。
【問い合わせ先】
アコースティックラボ
担当:草階(くさかい)氏
TEL/03-5829-6035
E-mail/kusakai@acoustic-designsys.com
(協力:アコースティックラボ)
■音がいい「AL式オーディオルーム」で「オーディオルームの静けさ」について考える
その試聴会は、“音楽家のための防音工事会社”を謳うアコースティックラボによる「第67回Acoustic Audio Forum」。プロのミュージシャンやエンジニアが使う音楽スタジオや、オーディオファン宅の防音工事を多数手掛ける同社が、長年の活動で得た“オーディオに適した部屋づくり”のノウハウを解説するイベントだ。
ちなみに同社では、“オーディオに適した部屋”を社名のAcoustic Labにちなんで「AL式オーディオルーム」と呼んでいる。「縦/横/天井高という部屋の各辺の寸法比(低音の定在波対策)」、「壁/床/天井の剛性(不要高調波輻射音対策)」に留意すること、そして、そのうえで響きの長さを調整するなどといったポイントをきちんとおさえることで「音がいい部屋」をつくれるとし、そうした同社の考え方に沿って構築した部屋が「AL式オーディオルーム」というわけだ。
「Acoustic Audio Forum」は、そんなAL式オーディオルームの代表例でもある同社防音ショールーム「蔵前ヴィレッジ」を会場に定期的に開催されている。毎回テーマを変えながら様々なデモが披露されるが、今回レポートする回では、上述の通り「オーディオルームの静けさ」がテーマとなった。
■エアコンの稼働音がオーディオ再生音に与える影響
さて、リビングなどではなく専用のオーディオルームでの静けさを妨げる要因になり得るものと言えば、やはりエアコンの稼働音が筆頭だろうか。同社代表の鈴木氏は「我が家の自宅のエアコンの稼働音は、“強”だと44.4dBくらい。これではオーディオでは聴けたものではない。おやすみモードなどの静かな状態でならなんとか聴けるレベルだ」と自身の環境を紹介。「エアコンの稼働音は250Hzあたりの低音域が騒音として顕著に感じる帯域だ」と説明する。
一方で、「蔵前ヴィレッジ」ではエアコンの音はほぼまったくわからない。別の場所にエアコンを置いて、ダクトを通じてその空気を引っ張ってきているからだ。工事費用が結構かかるため個人宅ではあまり採らない方法らしいが、この静けさを体験するとその魅力に取り憑かれてしまいそうになる。
なお、一般的には無音状態で30dBくらいならかなり静かな部屋と言われるが、蔵前ヴィレッジはさらに静かな約20dBというレベルを実現。「オーディオ機器も進化してハイレゾ音源に含まれる微小な信号まで再生できるようになってきている。静かな部屋であれば、そうした微小な音も確認できる」と、鈴木氏はコメント。
「機器側で微小な音をちゃんと再生できているのに、その音が鳴り響く部屋に騒音があったらその微小な音が確認できない。例えば声のひだのようなものが確認できずにニュアンスが少し違って聴こえてしまうなどといった問題が出てくる」と言葉を続けた。
■防音性能は“窓”で決まる
こうした「部屋の静けさ」を手に入れるための根本的な方法が防音工事だ。防音工事というと音を外に漏らさないようにして音楽を大音量で楽しむことが主な目的だと考えられることも多いが、外からの音をシャットアウトするのも音楽再生にとって非常に重要なのである。
「窓がある部屋における防音はほとんどが窓で決まる。90%くらいは窓で防音性能が決まってしまう」と鈴木氏はコメント。「防音工事はまず防音性能の弱いところからというのが鉄則だ」と語り、壁や床などに比べて遮音能力が低い窓の性能を上げるところから始めるべきだと説明する。
そのため「大規模なことができないのであれば、まずは二重サッシにすることがオススメ」だと説明。「断熱サッシを入れると防音性能もグッと上がる。二重サッシにするだけでも環境がかなり良くなる」と続けた。
■次回は「スピーカーのセッティングについて」をテーマに12月27日・28日開催
このように、オーディオを楽しむための部屋づくりについて学べる本イベント。次回は12月27日(金)・28日(土)に開催が決定している。
テーマは「スピーカーのセッティングについて」。スピーカーセッティングの“追い込み”を考える回で、「ラフなセッティングから始まり、数ミリ単位の微妙な調整までのプロセスの要点を実験的に確かめる」という。
同社では、「定在波の分布パターンが良く定在波が目立たない部屋はスピーカーのセッティングが非常に楽であることが経験的にわかっている」と説明。「ラフにセッティングをしても、音像のリアリティや音場の拡がり感はもとより、スピーカーの存在が消えるレベルにもっていくというのは、それほど難しくない」とする一方で、そんな部屋でセッティング追い込み作業をすると「3次元のリアルなステレオフォニック空間が出現する」と紹介する。
そして「パソコンの伝送特性シミュレーションという便利なツールを利用するにしても、微調整しながら追い込む作業は聴感でしかできない」と続け、そうした点を実際に音出しデモをしながら確かめていくという。
会場は同じく蔵前ヴィレッジで、金曜日、土曜日ともに基本的な内容は同一。27日(金)は18時 - 20時、28日(土) 13時 - 15時での開催となる。
公式サイトのメールフォームおよび下記問い合わせ先から参加申込を受付中。なお、土曜日はイベントの前後、10時 - 12時と15時 - 17時にオーディオルーム個別相談会も実施。個別相談会を希望する場合、申込フォーム備考欄への記入か電話での事前予約が必要。
【問い合わせ先】
アコースティックラボ
担当:草階(くさかい)氏
TEL/03-5829-6035
E-mail/kusakai@acoustic-designsys.com
(協力:アコースティックラボ)