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JVC・ケンウッド・ビクター、今春の新製品は何が出る? 勝手に大予想!
■どんな製品が出る?
次は「どんな製品が出そうか」だ。JVCブランドでは重低音が特徴の「XX」、ビクターブランドでは木の振動板を採用した「WOOD」という人気シリーズがある。JVCの「XX」は昨年7月に、ビクターの「WOOD」は前述のとおり昨年11月に新モデルを発売しているので、両シリーズの新モデルは、もし出るとしてももう少し先だろう。特にビクター「HA-FW1000T」は高音質化のこだわりを多数投入したハイエンドモデルだけに、そうそうすぐに新モデルは出ないだろう。
そのビクターブランドの完全ワイヤレスは現在、「HA-FW1000T」(予想実売価格 税込39,600円前後)と、プロのスタジオエンジニアが監修した “Tuned by VICTOR STUDIO” を冠する「HA-FX100T」(予想実売価格 税込16,500円前後)の2モデルを展開している。
もしラインナップが拡充されるとすれば、もう少し手頃な価格のカジュアルなモデルを投入するのが自然だ。そうすれば、ハイエンド、ミドルレンジ、エントリーとバランスがとれる。ウッド振動板や、プロの音楽エンジニアによる監修などのこだわりが詰まった製品に、より多くの人が触れる機会が広がってほしいものだ。
ちなみに、最近の完全ワイヤレスイヤホン界隈では「ノイズキャンセリング対応なのに安い」という製品も増えてきている。同社は2020年11月という比較的早い段階に“1万円切りのノイキャン完全ワイヤレス”「HA-A50T」を投入した実績もあるだけに、“ビクターブランドのエントリーモデル”という予想が当たっていた場合、ぜひノイキャン対応にも期待したい。
■果たして“正解”は…?
…などと書いているうちに、「次の新製品予想」というより、「こんな製品を出してほしい」という願望を書き連ねるになってしまった。ただ、現行ラインナップと最近の動向を考えながら予測しているので、そこまで的外れでもないのではないかと思っている。
もう少し待てば、この記事の“正解”が順次発表されるはず。そのときを楽しみに待ちたい。