「5GHzのWi-Fiに接続できない」そんな時どうする?
しかし、利用する端末(クライアント)によっては、5GHzのAPは「接続対象リストに表示されるのに接続できない」という状況に陥ることがあります。原因はいろいろ考えられますが、ひょっとすると端末側の仕様にあるかもしれません。
たとえば、高コスパで人気のタブレット「Fire HD」。2.4GHzと5GHz両方のWi-Fiに対応していますが、かつてはいくつかに分かれている5GHz帯の周波数のうち、もっとも帯域が狭い5.2GHz帯(W52)にしか対応していませんでした。2022年5月現在、システムのアップデートにより他の帯域(W53/W56)にも接続可能となりましたが、以前はWi-Fiルーター側で5GHzのバンドをW52に固定する必要があったのです。
そのような接続にクセのある端末はそう多くないものの、“5GHz帯のAPは見えるけれど接続できない” 場合は、Wi-Fiルーター側の設定を見直してみては?