【連載】ガジェットTIPS
【3択クイズ】スマートフォンの内蔵バッテリー、どうして充電中に熱くなる?
スマートフォンに内蔵するバッテリーは、充電中に熱くなる性質を備えています。では、その要因は次の3つのうちどれが正しいしょうか?
A. 昇圧するから
B. 降圧するから
C. 減圧するから
多くのデジタルガジェットに内蔵電源として採用されているリチウムバッテリーは、複数の「セル」を接続して一定の電圧/容量を実現します。セルの形状はいろいろ、容量もいろいろですが、多くの端末は定格電圧を3.7Vに設定されています。
この3.7Vの内蔵バッテリーをUSB経由で充電するとき、USBの電圧は5Vで一定ですから(話を単純化するためUSB PDは考慮せず)、スマートフォン側で3.7Vに変換しなければなりません。この処理を「降圧」といい、リチウムバッテリーを搭載したUSB対応デバイスでは必ずといっていいほど行われます。
降圧するときには、回路で一部のエネルギーが失われます(変換ロス/電力損失)。そのエネルギーは熱に変換され外装に伝わり、私たちは「スマートフォンが熱くなった」と感じるわけです。
答え⇒B:降圧するから
A. 昇圧するから
B. 降圧するから
C. 減圧するから
多くのデジタルガジェットに内蔵電源として採用されているリチウムバッテリーは、複数の「セル」を接続して一定の電圧/容量を実現します。セルの形状はいろいろ、容量もいろいろですが、多くの端末は定格電圧を3.7Vに設定されています。
この3.7Vの内蔵バッテリーをUSB経由で充電するとき、USBの電圧は5Vで一定ですから(話を単純化するためUSB PDは考慮せず)、スマートフォン側で3.7Vに変換しなければなりません。この処理を「降圧」といい、リチウムバッテリーを搭載したUSB対応デバイスでは必ずといっていいほど行われます。
降圧するときには、回路で一部のエネルギーが失われます(変換ロス/電力損失)。そのエネルギーは熱に変換され外装に伝わり、私たちは「スマートフォンが熱くなった」と感じるわけです。
答え⇒B:降圧するから