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【連載】ガジェットTIPS

歩くとイヤホンから耳に伝わる「ズシン、ドシン...」おすすめの対策方法は?

公開日 2024/08/27 06:40 海上 忍
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人気の完全ワイヤレスイヤホンを購入し、喜び勇んで外に持ち出したところ、「足が着地するたびに振動が耳に伝わりがっかりした」という経験はありませんか? これは振動が外耳道内で反響・共鳴するためで、耳穴へ深く差し込む「カナル型イヤホンあるある」とされています。

Image:Vladimir Sukhachev/Shutterstock.com

この問題を解決するには、構造的に外耳道内での反響・共鳴がありえない開放型(オープンエアー)や、骨伝導型イヤホンに買い替えることが近道ですが、ノイズキャンセリング機能が必要な場合はそうもいきません。せっかく購入した完全ワイヤレスイヤホンですから、できればそのまま活用したいですよね。

対策のひとつは、直接耳に触れるイヤーピースを交換すること。完全ワイヤレスイヤホンに付属のイヤーピースは大半がシリコン製で、足からの振動が伝わりやすくなっています。これを発泡ウレタン/ポリウレタン素材のイヤーピースに交換すれば、振動はかなり軽減されます。お使いの完全ワイヤレスイヤホンにフィットするイヤーピースを探してみましょう。

ポリウレタンフォームのイヤーピース(Image : COMPLY「TRUEGRIP Pro」)

もうひとつの対策は、完全ワイヤレスイヤホンを “緩めに” 装着すること。歩くときや走るときには、耳穴の奥までキツく差し込まず、抜け落ちない程度に軽く緩めるのです。音漏れしやすくなる、ノイズキャンセリング効果が低下するといった弊害はあるものの、シリコン製イヤーチップのままでも足から伝わる振動は軽減されますよ。

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