公開日 2014/08/07 19:05
【特別インタビュー】日本人女性初エピフォン公認アーティスト・片平里菜の歌の魅力
1stアルバム「amazing sky」ハイレゾ配信中
シンガーソングライター・片平里菜の1stアルバム「amazing sky」が、8月6日からe-onkyo musicにてハイレゾ先行配信されている。
片平さんは福島県出身の22歳。2009年に音楽活動をスタートし、地元である福島駅前やライブハウスなどでキャリアを積んだ。そしてギターを始めてわずか2年目の2011年、10代限定の夏フェス「閃光ライオット2011」で、1万組を超える応募者のなかから審査員特別賞を受賞。ソニー「ウォークマン」ブランド訴求キャンペーンの一環である「Play You.レーベル」第1弾アーティストに抜擢され、初のオリジナル曲「始まりに」(ASIAN KUNG-FU GENERATION・山田貴洋プロデュース)は同ブランドのCM曲に採用。自身もCM出演を果たした。
2013年8月にはポニーキャニオンからメジャーデビュー。日本人女性初のエピフォン公認アーティストにも認定され、今年1月の「the NAMM show2014」の舞台でその歌声を披露した。愛用のギターはエピフォンのマスタービルトやカジノ、ギブソンのJ-50やジャズマスターなど。
読者のなかにはまだ彼女の楽曲を聴いたことがない方もいるかも知れないが、楽器を始めて4年、そしてメジャーデビューして1年というわずかな期間で輝かしいキャリアを積み重ねていることからも、彼女の実力と支持の大きさを推し量ることができるだろう。
1stアルバム「amazing sky」は、メジャーデビューシングル「夏の夜」に始まって、前述の初オリジナル曲「始まりに」で締めくくられる構成。孤独と葛藤を耳に残るメロディに乗せて歌い上げるバラードから、強さとチャーミングさを併せ持ったアップテンポなギターロックまで、バラエティに富んだ全13曲を収録している。プロデューサーには、亀田誠治、コトリンゴ、山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)などそうそうたるメンバーが名を連ねる。
8月4日、東京・八重洲にある「Gibson Brands Showroom TOKYO」を訪れた片平さん。「今までハイレゾっていう言葉を聞いたこともなくて『それって何だろう?』って。今日ここで教えてもらいました(笑)。今回『amazing sky』をハイレゾで初めて聴いてみて、音楽が2Dから3Dになったみたいだと思いました。CDは曲を俯瞰している感じがあるんですけど、ハイレゾは楽器ひとつひとつが聞こえるし、位置もはっきり伝わってくるし、演奏している人の顔が見える感じがする。歌っているときの気持ちが蘇ってきました」と話す。
「自分の声があまり好きじゃなくて、最近ようやく慣れてきたんです」と言うが、彼女の大きな魅力のひとつは、その声。力強くしたたかさも感じさせる低音、爽やかで伸びやかな高音、少しハスキーで甘さのある中音域。少年のようでもあり、少女のようでもあり、時折女性の顔ものぞかせる多面性のある声を、1曲のなかで自在に使い分けて曲の世界に深みを与えている。
「たとえばトラック6の『teenage lovers』は、あまり声を張らず浮遊感ある歌い方を目指しました。日本語はベタッと抑揚がない感じになりがちなので、語尾だったり息づかいだったりにも気を遣ったんですが、ハイレゾだとそういう細かい自分の出したかった表現が出ているなあと思いました。全世界の人にこの音で『amazing sky』を聴いてみてほしいです!」
なお8月8日まで「Gibson Brands Showroom TOKYO」を片平里菜がジャック中。アルバム「amazing sky」ハイレゾ版を、オンキヨーやTEACの様々な機器で試聴することができる。ぜひ足を運んでみて、彼女の歌の魅力に触れてみていただきたい。
(インタビュー/構成:ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実)
amazing sky/片平里菜 96kHz/24bit WAV/FLAC アルバム¥3,292(税込)、単曲¥324(税込) http://www.e-onkyo.com/music/album/pcca04065/ |
片平さんは福島県出身の22歳。2009年に音楽活動をスタートし、地元である福島駅前やライブハウスなどでキャリアを積んだ。そしてギターを始めてわずか2年目の2011年、10代限定の夏フェス「閃光ライオット2011」で、1万組を超える応募者のなかから審査員特別賞を受賞。ソニー「ウォークマン」ブランド訴求キャンペーンの一環である「Play You.レーベル」第1弾アーティストに抜擢され、初のオリジナル曲「始まりに」(ASIAN KUNG-FU GENERATION・山田貴洋プロデュース)は同ブランドのCM曲に採用。自身もCM出演を果たした。
2013年8月にはポニーキャニオンからメジャーデビュー。日本人女性初のエピフォン公認アーティストにも認定され、今年1月の「the NAMM show2014」の舞台でその歌声を披露した。愛用のギターはエピフォンのマスタービルトやカジノ、ギブソンのJ-50やジャズマスターなど。
読者のなかにはまだ彼女の楽曲を聴いたことがない方もいるかも知れないが、楽器を始めて4年、そしてメジャーデビューして1年というわずかな期間で輝かしいキャリアを積み重ねていることからも、彼女の実力と支持の大きさを推し量ることができるだろう。
1stアルバム「amazing sky」は、メジャーデビューシングル「夏の夜」に始まって、前述の初オリジナル曲「始まりに」で締めくくられる構成。孤独と葛藤を耳に残るメロディに乗せて歌い上げるバラードから、強さとチャーミングさを併せ持ったアップテンポなギターロックまで、バラエティに富んだ全13曲を収録している。プロデューサーには、亀田誠治、コトリンゴ、山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)などそうそうたるメンバーが名を連ねる。
8月4日、東京・八重洲にある「Gibson Brands Showroom TOKYO」を訪れた片平さん。「今までハイレゾっていう言葉を聞いたこともなくて『それって何だろう?』って。今日ここで教えてもらいました(笑)。今回『amazing sky』をハイレゾで初めて聴いてみて、音楽が2Dから3Dになったみたいだと思いました。CDは曲を俯瞰している感じがあるんですけど、ハイレゾは楽器ひとつひとつが聞こえるし、位置もはっきり伝わってくるし、演奏している人の顔が見える感じがする。歌っているときの気持ちが蘇ってきました」と話す。
「自分の声があまり好きじゃなくて、最近ようやく慣れてきたんです」と言うが、彼女の大きな魅力のひとつは、その声。力強くしたたかさも感じさせる低音、爽やかで伸びやかな高音、少しハスキーで甘さのある中音域。少年のようでもあり、少女のようでもあり、時折女性の顔ものぞかせる多面性のある声を、1曲のなかで自在に使い分けて曲の世界に深みを与えている。
「たとえばトラック6の『teenage lovers』は、あまり声を張らず浮遊感ある歌い方を目指しました。日本語はベタッと抑揚がない感じになりがちなので、語尾だったり息づかいだったりにも気を遣ったんですが、ハイレゾだとそういう細かい自分の出したかった表現が出ているなあと思いました。全世界の人にこの音で『amazing sky』を聴いてみてほしいです!」
なお8月8日まで「Gibson Brands Showroom TOKYO」を片平里菜がジャック中。アルバム「amazing sky」ハイレゾ版を、オンキヨーやTEACの様々な機器で試聴することができる。ぜひ足を運んでみて、彼女の歌の魅力に触れてみていただきたい。
(インタビュー/構成:ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実)
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