公開日 2016/04/22 10:00
独占取材! 声優ユニット「イヤホンズ」にイヤホンについてストレートに聞いてみた
初めて作ったカスタムIEMの感想は?
4月20日(水)に国内配信が開始されたスマートフォン向けアクションRPG『BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-』。ハック&スラッシュタイプの爽快感溢れるプレイが楽しめるこのゲームは、全世界で累計700万ダウンロードを突破する人気っぷり。国内版では『大槻ケンヂとイヤホンズ』によるテーマソング『現象のブレイド』が用意されたことでも話題となっている。
配信前日となる4月19日、リリース発表会が東京は秋葉原のUDXにて開催され、会場はゲームプレイやトークで大いに盛り上がった(関連ニュース)。普通に面白そうなゲームだったので興味を惹かれつつも、本媒体として注目すべきはイベントで発表された2点。『イヤホンズモデルのカスタムIEM』と『現象のブレイドのハイレゾ配信』だ。
ということで、イベント終わりのイヤホンズのメンバーを直撃。果たしてイヤホンズは、イヤホンやハイレゾについてどんな考えを持っているのだろうか? ざっくばらんにお話しいただいた。
声優ユニット『イヤホンズ』
●イヤホンズ、カスタムIEMと出会う
―― イヤホンズのカスタムIEMって、もう言葉の響きからして出るべくして出た感がありますが、今回のコラボがイヤホンズさんにとっての初カスタムIEMになりますか?
そうですね。これまで、“イヤモニ"(イヤーモニター)という言葉には耳馴染みがあったんですけれど、“カスタムIEM"が“イヤモニ"とイコールで結びつかなかったです。
人気アーティストさんが大きなステージで使うもの、という印象でしたね。
まさか声優活動をしている自分に、カスタムIEMを手にする機会がくるとは思いませんでした!
―― ちなみにイヤホンズさんは、普段からイヤホンにもこだわりがあったりしますか?
私は普段はスマートフォンを使って聴いています。イヤホンも付属するマイク付きのもので……。でも、どういう風に保存していいかも分からなくって、すぐ断線しちゃうから、1,500円くらいのを何度も買い直しています。
イヤホンズとして申し訳ないです……!
でも、まりんか(高野麻里佳)は音に対してこだわりを持ってるイメージがあるよね。
私は結構ロックな音楽が好きなんですけれど、重低音が響きやすいイヤホンを今まで使っていました。値段としては3万円前後のものです。でも最近、重低音だけではなくって、もっと柔らかく聴きたいなって思って別のイヤホンを使い始めたんですよ。それはもうちょっとお高くなったんですけれど、それを使っていると、他のイヤホンで聴いたら“あれ、何か違う!"って段々分かるようになってきたんです。普段から良いイヤホンを使っていると、耳が育っていくのかなって思いました。
―― そんな皆さんですが、今回のカスタムIEMへの率直な感想はいかがでしたか?
遮音機能が全然違いますよね! 普通のイヤホンだと、周りの音に負けないように音量を上げちゃうんですけれど、カスタムIEMだと着けるだけで遮音されて、小さな音でも大丈夫! それに、音楽の中にある色んな音が聴こえてくるので、本当に音楽を楽しむためのものだなって印象を持ちました。
オンキヨーさんのカスタムIEMは3パターン(IE-C1、IE-C2、IE-C3)あって、それぞれにそれぞれの良さがあると作る時に教えてもらったんです。実際に聴かせていただいたら、“イヤホン素人"の私でも全部の違いが分かったんですよ! 重低音が響くものだったり、全てにおいて卓越しているものだったり。こんなに違うんだって感動しました!
私が着用させていただいたのはユニットが3つ入っているもの(IE-C3)だったんですけれど、“重くなるかな"って思っていたら全然そんなことなくって。それに、私はあまり耳が大きい方ではないんですが、それでもスポッと収まってくれるんです。
―― カスタムIEMは最近、女性に人気が出てきているんですよ。既成品によくあるS/M/Lみたいなサイズだと入らない、耳に対して大きすぎて合わないという方が女性に多くて。カスタムIEMではその人に合ったサイズで作ってもらえるので、長時間の着用でも負担が少ないんですね。
そうなんですね! 確かに、普通のイヤホンだと、耳が中から圧迫されて痛くなっちゃうんですよ。このカスタムIEMだと、ずっと着けていられそうです。
―― 今回は皆さんがIE-C3を選んでいますが、それってやっぱり“とりあえず一番高いやつっしょ"的な?
いえいえ!(笑) 本当は皆、各々の好きなパターンで良いってお話だったんですよ。けれど聴いてみたら、結局同じものを選んでいました(笑) 私は、音を全て聴き漏らしたくないっていうタイプなので、全部の音が聴こえるのが良いなって選んだら、このモデルになりました。がっきゅ(長久友紀)はどう?
私はもう自分の好み! 聴いてみて、直感的に“これが良い!"って(笑) 一番音が立体的に聴こえてきて、普段使いで音楽を聴くのにも良いんですけれど、ライブをする時にも良いんじゃないかなって思って、選ばせていただきました。
あっ、それは私も一緒で、ライブで歌って踊る時のことを考えました。やっぱり“ロックが好き、重低音が好きだ!"ってベースとかが強いイヤホンを使っていると、そればっかり聴いちゃって、自分の歌だったり、リズムだったり、他に聴かないといけない音を聴き逃してしまうんです。ちゃんと色んな音を聴かないといけないという場面で、自分を支えてくれるだろうなってイヤホンが、このタイプだったんです!
―― すいません、こちらの考えが汚れていました。カスタムIEMを作るにあたっては耳型を採る作業が必要ですが、体験してみていかがでしたか?
りえりー(高橋李依)が変な声出してました(笑)
出ますよー!(笑) だって、耳の中にあんなに物を入れたの初めてでしたし! 柔らかくて、でも不快じゃないんですよ。“あっ、ちょっと心地良い"みたいな感覚が(笑)
これは体験してみた人にしか分からないですよ! とりあえず、気持ち良いとだけ言っておきます(笑)
けれど、実際に自分の耳の中の形が分かるのはちょっと恥ずかしいような。
別に恥ずかしがることでもないはずなんだけど(笑)
ちょっと恥ずかしい(笑)
―― そんなちょっと恥ずかしい思いもしながら作られたカスタムIEMは、どんな時に使っていく予定ですか?
今日から個人管理を任せていただいたので、『現象のブレイド』をこのイヤホンで聴き込みたいです!
折角ハイレゾでも出していただくのに、ちゃんとしたイヤホンで聴かないと勿体ないかなって。
配信前日となる4月19日、リリース発表会が東京は秋葉原のUDXにて開催され、会場はゲームプレイやトークで大いに盛り上がった(関連ニュース)。普通に面白そうなゲームだったので興味を惹かれつつも、本媒体として注目すべきはイベントで発表された2点。『イヤホンズモデルのカスタムIEM』と『現象のブレイドのハイレゾ配信』だ。
ということで、イベント終わりのイヤホンズのメンバーを直撃。果たしてイヤホンズは、イヤホンやハイレゾについてどんな考えを持っているのだろうか? ざっくばらんにお話しいただいた。
声優ユニット『イヤホンズ』
2015年夏より放送が開始されたTVアニメ「それが声優!」にて主演を務めた3人による声優アイドルユニット。「それが声優!」作中で新人声優の3人(一ノ瀬双葉・小花鈴・萌咲いちご)が結成する声優アイドルユニット「イヤホンズ」を、キャラクターを演じる3人が現実でも結成。これまでにシングル3枚、アルバム1枚をリリースしている。 |
●イヤホンズ、カスタムIEMと出会う
―― イヤホンズのカスタムIEMって、もう言葉の響きからして出るべくして出た感がありますが、今回のコラボがイヤホンズさんにとっての初カスタムIEMになりますか?
そうですね。これまで、“イヤモニ"(イヤーモニター)という言葉には耳馴染みがあったんですけれど、“カスタムIEM"が“イヤモニ"とイコールで結びつかなかったです。
人気アーティストさんが大きなステージで使うもの、という印象でしたね。
まさか声優活動をしている自分に、カスタムIEMを手にする機会がくるとは思いませんでした!
―― ちなみにイヤホンズさんは、普段からイヤホンにもこだわりがあったりしますか?
私は普段はスマートフォンを使って聴いています。イヤホンも付属するマイク付きのもので……。でも、どういう風に保存していいかも分からなくって、すぐ断線しちゃうから、1,500円くらいのを何度も買い直しています。
イヤホンズとして申し訳ないです……!
でも、まりんか(高野麻里佳)は音に対してこだわりを持ってるイメージがあるよね。
私は結構ロックな音楽が好きなんですけれど、重低音が響きやすいイヤホンを今まで使っていました。値段としては3万円前後のものです。でも最近、重低音だけではなくって、もっと柔らかく聴きたいなって思って別のイヤホンを使い始めたんですよ。それはもうちょっとお高くなったんですけれど、それを使っていると、他のイヤホンで聴いたら“あれ、何か違う!"って段々分かるようになってきたんです。普段から良いイヤホンを使っていると、耳が育っていくのかなって思いました。
―― そんな皆さんですが、今回のカスタムIEMへの率直な感想はいかがでしたか?
遮音機能が全然違いますよね! 普通のイヤホンだと、周りの音に負けないように音量を上げちゃうんですけれど、カスタムIEMだと着けるだけで遮音されて、小さな音でも大丈夫! それに、音楽の中にある色んな音が聴こえてくるので、本当に音楽を楽しむためのものだなって印象を持ちました。
オンキヨーさんのカスタムIEMは3パターン(IE-C1、IE-C2、IE-C3)あって、それぞれにそれぞれの良さがあると作る時に教えてもらったんです。実際に聴かせていただいたら、“イヤホン素人"の私でも全部の違いが分かったんですよ! 重低音が響くものだったり、全てにおいて卓越しているものだったり。こんなに違うんだって感動しました!
私が着用させていただいたのはユニットが3つ入っているもの(IE-C3)だったんですけれど、“重くなるかな"って思っていたら全然そんなことなくって。それに、私はあまり耳が大きい方ではないんですが、それでもスポッと収まってくれるんです。
―― カスタムIEMは最近、女性に人気が出てきているんですよ。既成品によくあるS/M/Lみたいなサイズだと入らない、耳に対して大きすぎて合わないという方が女性に多くて。カスタムIEMではその人に合ったサイズで作ってもらえるので、長時間の着用でも負担が少ないんですね。
そうなんですね! 確かに、普通のイヤホンだと、耳が中から圧迫されて痛くなっちゃうんですよ。このカスタムIEMだと、ずっと着けていられそうです。
―― 今回は皆さんがIE-C3を選んでいますが、それってやっぱり“とりあえず一番高いやつっしょ"的な?
いえいえ!(笑) 本当は皆、各々の好きなパターンで良いってお話だったんですよ。けれど聴いてみたら、結局同じものを選んでいました(笑) 私は、音を全て聴き漏らしたくないっていうタイプなので、全部の音が聴こえるのが良いなって選んだら、このモデルになりました。がっきゅ(長久友紀)はどう?
私はもう自分の好み! 聴いてみて、直感的に“これが良い!"って(笑) 一番音が立体的に聴こえてきて、普段使いで音楽を聴くのにも良いんですけれど、ライブをする時にも良いんじゃないかなって思って、選ばせていただきました。
あっ、それは私も一緒で、ライブで歌って踊る時のことを考えました。やっぱり“ロックが好き、重低音が好きだ!"ってベースとかが強いイヤホンを使っていると、そればっかり聴いちゃって、自分の歌だったり、リズムだったり、他に聴かないといけない音を聴き逃してしまうんです。ちゃんと色んな音を聴かないといけないという場面で、自分を支えてくれるだろうなってイヤホンが、このタイプだったんです!
―― すいません、こちらの考えが汚れていました。カスタムIEMを作るにあたっては耳型を採る作業が必要ですが、体験してみていかがでしたか?
りえりー(高橋李依)が変な声出してました(笑)
出ますよー!(笑) だって、耳の中にあんなに物を入れたの初めてでしたし! 柔らかくて、でも不快じゃないんですよ。“あっ、ちょっと心地良い"みたいな感覚が(笑)
これは体験してみた人にしか分からないですよ! とりあえず、気持ち良いとだけ言っておきます(笑)
けれど、実際に自分の耳の中の形が分かるのはちょっと恥ずかしいような。
別に恥ずかしがることでもないはずなんだけど(笑)
ちょっと恥ずかしい(笑)
―― そんなちょっと恥ずかしい思いもしながら作られたカスタムIEMは、どんな時に使っていく予定ですか?
今日から個人管理を任せていただいたので、『現象のブレイド』をこのイヤホンで聴き込みたいです!
折角ハイレゾでも出していただくのに、ちゃんとしたイヤホンで聴かないと勿体ないかなって。
トピック
クローズアップCLOSEUP
-
高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOT完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
-
初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
-
ファッション性と機能性のバランスが抜群なヘッドホンAVIOT「WA-Q1」レビュー
-
【読者限定割引クーポンあり】多彩なコーデックと強力なANCで快適リスニング!「EarFun Air Pro 4」レビュー
-
ソニーの新ながら聴きイヤホン「LinkBuds Fit」徹底レビュー!スピーカーとも連携
-
ソニー「BRAVIA Theatre Quad」“本格”シアターを“手軽に”実現
-
ソニー「BRAVIA Theatre Bar 9/Bar 8」は「リビングシアターの理想形」
アクセスランキング
RANKING
11/21 10:37 更新