• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/07/01 10:00

岡本真夜特別インタビュー:“20年越しの念願叶った”新アルバム「Love Story」は「おひとりさま」向け?!

6月30日のトーク&ミニライブイベントもレポート
編集部:小澤 麻実
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
7月6日に、4年ぶりのオリジナルミニアルバム「Love Story」をリリースする岡本真夜さん。本作は切なく温かいラブストーリーを描いた8つの曲を収めており、6月30日 21時からe-onkyo musicにて48kHz/24bit WAV/FLACで独占先行ハイレゾ配信も行われている。

「Love Story」48kHz/24bit WAV/FLAC アルバム2,700円

デビュー20周年を迎えた昨年は、ピアニスト・mayoとしてもデビュー。インストのみのアルバム「always love you」をリリースするなど音楽の幅を広げている岡本さん。今回特別にお話しをうかがうことができた。

岡本真夜さん

―― 今回の新作「Love Story」のコンセプトを教えていただけますか?

岡本さん:皆さん「Tomorrow」の、頑張る人を応援する歌のイメージが強いと思うんですが、実は私、もともとラブソングでデビューしたかったんです。なのでデビュー20周年を迎えてようやくそれをかたちにできた、念願の作品という感じですね。

―― 選曲はどんな風に行ったのでしょう?

岡本さん:ラブソング集を作るなら、自分のなかでいちばん思い入れがある「Alone」は入れたいな、というのがまずありました。それと「always love you〜恋しくて〜」という曲。これは元々ピアノ曲として作った曲なんですが、できあがったあとに自然と言葉が浮かんできて“歌”になったんですね。今回のアルバム制作のきっかけのひとつになった曲です。

「未送信の恋」「願いはひとつ」「初恋」は、平原綾香ちゃんはじめ他のアーティストさんに提供した曲です。まだセルフカバーしてなくて、今回のアルバムのコンセプトにあうものを選びました。

最後の「エール」は、切ない曲が多いなか最後にちょっと救いの手を…という感じですね。メロディは5年前くらいにできてたんですけど、今回やっと歌詞を書けました。強い意志を持って歩いていきたいという思いを込めてます。

―― 8曲それぞれ切なかったり苦しかったり穏やかだったり……人を大切に思う気持ちを、色んなかたちで描いている感じを受けました。

岡本さん:意外と友達の恋バナを勝手に書いたりしてるんです(笑)自分だけでそんなに色んな経験はできないですから(笑)ご飯を食べたりしてるときにポロッと聞いたことが、自分が経験したことがないシーンだったり言葉だったりすると、すごく刺激になって。それが自然なながれで後日曲になって出てきたりするんですよね。構えると絶対曲ができないので、昔から自然に浮かぶのを待つ感じなんです。

―― それと、どの曲も歌声の表情がとても豊かだなと感じました。こういった声の表現にも、今回気を遣われたんでしょうか?

岡本さん:そうですねえ、長くやっているので、デビュー当時は意識しないとできなかった、曲によって自然に声質を変えたりファルセットにしたりというのができるようになったなと。なので「今の岡本真夜が歌ったらこうなった」という感じですね。

―― そういう意味では、ヒット曲「Alone」は昔のイメージとはまた違った曲として楽しめそうですね!

岡本さん:そうですね、「Alone」をリリースした当時は、楽曲自体に自分の意志が負けてたというか……本当に色んなできごとがあって生まれた楽曲だったんです。当時は今より精神面も弱くて、歌いながら泣きそうになったりとかしましたね。レコーディングのときも泣いて大変だったんです、実は(笑)。でも20年経って、今回新たにレコーディングした時は、大人な自分の「Alone」が歌えたかな、と思います。

―― 20年前の自分を俯瞰する、包み込むみたいな感じもあったかも知れないですね。

岡本さん:そうですね。

―― テンポも前よりゆったりと、より情感豊かに歌い上げる感じになっているように感じました。

岡本さん:そうですね、それは意識したというよりは、自然な流れというか、毎年ライブで歌ったりしてきて、今の自分に合うテンポがそのかたちだったんです。

次ページピアニスト「mayo」とシンガーソングライター「岡本真夜」

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX