• ブランド
    特設サイト
公開日 2004/05/18 10:02

ケーブルブランド探訪記(FURUTECH編その4「Digi Reference V」

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
「Digi Reference V」 \70,000(1.2m)
●第4回目は同社ReferenceシリーズのRCAデジタルケーブル「Digi Reference V」をご紹介する。同モデルも当然、同社の新素材α-導体を採用し、導電性の向上と高品位でスケールの大きな再生を目指して開発されたモデルである。プラグには信頼性が高く、多くのオーディオファンの支持を得ているハイエンドグレードRCAプラグ「FP-106(R)」あるいは BNCプラグ「FP-3-117(R)」を採用している。これらのプラグは全てが非磁気性ロジウムメッキ処理で、絶縁材はPETFテフロンを使用し、音質の向上に大きく寄与している。 RCAプラグのピンの部分はは特殊なフエラメントデザインを取り入れることで、接触面積を増加させ、パワフルな信号伝送を実現させている。また、特性インピーダンスも75±5Ωを確保することができる。

RCAプラグ「FP-106(R)」を装着

Digi Reference Vの構造
ケ−ブルの絶縁材は高密度ポリエチレンと発泡ポリエチレンを採用し、静電容量の低下と振動の防止効果を引き出している。また、ノイズ防止のため、二重隔離構造と非接触性電磁波吸収材GC-303を使用し、完璧なノイズ遮断を実現しているのである。

※α-導体=PCOCC導体、μ-導体あるいはμ-OFC導体をαProcessにて処理したもの







●FURUTECHのプロフィール
フルテックは1988年に創設された。当初は古河電工のPCOCC(一方向性単結晶高純度無酸素銅)のケーブルを販売することから始まり、世界各国でオーディオファンから信頼と絶大なる支持を得ている。以後日本のオーディオファンにとっては、高音質で極めて精度の高い各種プラグ類やコンセント等のパーツ部門で絶大な人気を誇り、もはや全世界のユーザーやケーブルブランドからも注文を受けているほどである。
さて、同社は今年から日本での本格的な完成型ケーブルの販売を開始した。海外では既に販売され、大きな評価を得ている同ブランドのケーブルは長年にわたる各種ケーブルやコネクター開発製造の経験に裏打ちされた技術を集約させた画期的なラインナップが揃っている。


●FURUTECHケーブルの特徴
フルテックケーブルの特徴はソースの情報を損失することなく伝送することを第1に開発されている点にある。これを実現するためには同ケーブルに採用されている下記の5つの素材や工程が大きな鍵を握っているのである。
超伝導基材(Hyper Pure Material)
非磁性体材料(Non magnetism Material)
特殊メッキ処理(Special Plated Process)
特殊精密加工(Special Precise Process)
超低温処理&特殊電磁界処理(FURUTECH Alpha Process)
この中でも特に注目すべき技術が同社独自の超低温処理&特殊電磁界処理である。フルテックは最先端のテクノロジーにより、オーディオ用途に適した高精度な超低温冷却装置を開発した。この装置は温度と時間を正確に制御管理することができ、使用する冷媒の気化作用を応用し、急速に温度を氷点以下に下げることができる。また、異なる冷媒を組み合わせることで、到達温度のコントロールも可能である。さらに独自の電磁界処理を行うことで、信号情報の質を大幅に向上させ、S/Nが向上し、微小信号まで明確な再現力を実現させているのである。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックを見る
  • ブランドFURUTECH
  • 型番Digi Reference V
  • 発売日大好評発売中!!
  • 価格\70,000(1.2m)
【SPEC】
●導体:PCOCC(37 本/0.16 mm)(外径1.15 mm)
●絶縁体-1:高密度ポリエチレン(外径1.75 mm)
●絶縁体-2:発泡ポリエチレン(外径5.5 mm)
●遮蔽-1:0.12 mm PCOCC編組(密度:80 ﹪UP)(外径6.3 mm)
●シース: 柔軟性ビニール(外径8.0 mm)
●遮蔽-2:特殊グラスフアイバ−+軟銅線の撚り合わせ編組
●外観:ナイロン糸編組(10.5 mm Approx.)
●最大導体抵抗:25 Ω/km(JISC3005 6 20℃)
●最小絶縁抵:1000 MΩkm (JISC3005 9.1 20℃)
●耐電圧:AC. 1000 V/1 min. (JISC3005 8)
●静電容量:Approx 56 PF/m at 1 KHz
●特性インピーダンス:75 ± 5 Ω (at 10 MHz)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX