公開日 2009/10/05 12:02
「オーディオ銘機賞2010」を狙う今年の注目機種たち(1)
本年度話題のオーディオ製品を紹介
今年度のオーディオコンポーネントのグランプリを決める「オーディオ銘機賞2010」。その審査会がいよいよ10月16日(金)に迫ってきた。そこで今回は、今年の銘機賞の最有力モデルを紹介していくことにしよう。
まず、昨年モノラルパワーアンプ「M-6000」で金賞を獲得したアキュフェーズからは純A級パワーアンプ「A-65」が登場。同社の純A級ステレオパワーアンプA-60の卓越したテクノロジーを受け継ぎつつ、M-6000などでも採用されたフルバランス伝送など、最新の成果を盛り込み、現代の銘機として人気を博している。
ラックスマンは昨年度、銀賞を受賞した最高峰のプレーヤー「D-08」に続き、今年春にはミドルクラスの「D-06」を、さらにこの夏には上級機2モデルの贅沢な構成を継承したハイCPモデル「D-05」が発売され、デジタルプレーヤーのラインアップを充実させている。さらに人気の管球アンプ「SQ-38u」の対になるCDプレーヤー「D-38u」も票を集めることは間違いないだろう。
海外勢ではタンノイに勢いがある。創業80年を超える同社の伝統と技術に、新たなフィロソフィーを投入した「ディフィニションシリーズ」を発表。新開発の「デュアルコンセントリック」ドライバーユニットを搭載。35kHzまでの広帯域再生を誇るスーパートゥイーターを統合し、新しいサウンドとタンノイの存在感が見事に融合したラインアップが揃う。
忘れてはならないのがJBL「Project K2 S9900」。昨年春から発売され、すでに大きな話題を呼んでいる。フラグシップモデル・EverestDD66000の要素を取り入れ、S9800の内容を継承したモデルで、同社初の試みとして、高純度マグネシウム振動板を採用したコンプレッションドライバーなど、革新的なテクノロジーを採用している点にも注目だ。
国産スピーカーではTAD待望のブックシェルフ「TAD-CR1」に注目。TADブランドが誇るベリリウム同軸ユニットCSTを使用し、新たな方向性を示すべく登場。サイズの枠組みを超えた底知れぬ能力が高い評価を得ることは間違いないだろう。
ECLIPSEは最高峰スピーカー「TD712zMK2」で金賞を狙う。5年前に登場したTD712zのマーク2モデルで、エンクロージャーの容積を増やし、再生周波数帯域の拡大を実現。パワーと応答性も極まり、まさにフラグシップに相応しい仕上がりとなっている。
3賞候補はもちろん、ここに挙げたものだけではない。国産、海外機ともに普及価格帯を中心に多様な製品がノミネートされているので、次回紹介していくことにしよう。
まず、昨年モノラルパワーアンプ「M-6000」で金賞を獲得したアキュフェーズからは純A級パワーアンプ「A-65」が登場。同社の純A級ステレオパワーアンプA-60の卓越したテクノロジーを受け継ぎつつ、M-6000などでも採用されたフルバランス伝送など、最新の成果を盛り込み、現代の銘機として人気を博している。
ラックスマンは昨年度、銀賞を受賞した最高峰のプレーヤー「D-08」に続き、今年春にはミドルクラスの「D-06」を、さらにこの夏には上級機2モデルの贅沢な構成を継承したハイCPモデル「D-05」が発売され、デジタルプレーヤーのラインアップを充実させている。さらに人気の管球アンプ「SQ-38u」の対になるCDプレーヤー「D-38u」も票を集めることは間違いないだろう。
海外勢ではタンノイに勢いがある。創業80年を超える同社の伝統と技術に、新たなフィロソフィーを投入した「ディフィニションシリーズ」を発表。新開発の「デュアルコンセントリック」ドライバーユニットを搭載。35kHzまでの広帯域再生を誇るスーパートゥイーターを統合し、新しいサウンドとタンノイの存在感が見事に融合したラインアップが揃う。
忘れてはならないのがJBL「Project K2 S9900」。昨年春から発売され、すでに大きな話題を呼んでいる。フラグシップモデル・EverestDD66000の要素を取り入れ、S9800の内容を継承したモデルで、同社初の試みとして、高純度マグネシウム振動板を採用したコンプレッションドライバーなど、革新的なテクノロジーを採用している点にも注目だ。
国産スピーカーではTAD待望のブックシェルフ「TAD-CR1」に注目。TADブランドが誇るベリリウム同軸ユニットCSTを使用し、新たな方向性を示すべく登場。サイズの枠組みを超えた底知れぬ能力が高い評価を得ることは間違いないだろう。
ECLIPSEは最高峰スピーカー「TD712zMK2」で金賞を狙う。5年前に登場したTD712zのマーク2モデルで、エンクロージャーの容積を増やし、再生周波数帯域の拡大を実現。パワーと応答性も極まり、まさにフラグシップに相応しい仕上がりとなっている。
3賞候補はもちろん、ここに挙げたものだけではない。国産、海外機ともに普及価格帯を中心に多様な製品がノミネートされているので、次回紹介していくことにしよう。