公開日 2015/10/08 16:00
オーディオテクニカ、ART MONITORで初めてドライバー刷新した「ATH-A2000Z」など4機種
全て新設計のドライバー。日本の職人が手づくり
オーディオテクニカは、同社ヘッドホンを象徴するシリーズである“ART MONITOR”シリーズをリニューアル。「ATH-A2000Z」「ATH-A1000Z」「ATH-A900Z」「ATH-A500Z」の4機種を11月13日に発売する。
“ART MONITOR”シリーズは1994年からスタートしたライン。今回発売される新製品は、同シリーズで初めて、ドライバーユニットの変更を実施。全て新設計としたことが大きな注目点だ。リニューアルの共通テーマは「中高域の明度向上と豊かな低域の付加」。各モデルごとに個性を持つラインナップとしたほか、3Dウィングサポートをリファインし装着感を高めた。各製品の詳細は以下のとおり。
■「ATH-A2000Z」 ¥OPEN(予想実売価格79,880円前後)
φ53mmドライバーは日本の職人が一点一点作り上げたもので、ドイツ製パーメンジュール磁気回路や純鉄ヨークなどを採用することで磁束密度を高め、解像感や押し出しの良さを向上させた。また本機とATH-A1000Zでは、同社ヘッドホンとしては初めて、超硬質特殊コーティングが施されたダイヤフラムを採用。7Nボビン巻きボイスコイルなどの搭載と合わせて、中高域の輪郭を鮮明に描き出すことができるという。
ハウジングはチタニウム製。バッフルは内部損失が高く高剛性なマグネシウム製で、不要振動を効果的に抑制するとのこと。また二重構造ハウジングとすることで空気のダンピング効果を高めるD.A.D.S.構造により、伸びやかな低音を実現するという。
そのサウンドについては、同社説明員によれば「ATH-A2000ZとATH-A1000Zを聴き比べると、特に音場の広がりにおいて両モデルのちがいを感じていただけるのでは」とのことだった。なお、ラインナップ4機種中でATH-A2000Z、ATH-A1000Z、ATH-A900Zの上位3機種がハイレゾロゴ取得モデルとなる。
ケーブルは6N OFCとOFCを組み合わせた導体を使用。3.0m両出しで、左右独立アース線(4芯)構造としている。
新ウィングサポートは、長さと角度を調整し、頭頂部でヘッドホンを支える構造としたことでリスニングポイントを安定化。やはり本機から採用された立体縫製&低反発イヤーパッドを組み合わせることで、長時間つけても疲れにくいという。
再生周波数帯域は5〜45,000Hzで、出力音圧レベルは101dB/mW。インピーダンスは44Ω、最大入力は2,000mW。
■「ATH-A1000Z」 ¥OPEN(予想実売価格49,880円前後)
こちらも日本の職人が一点一点作り上げたφ53mmドライバーを搭載。過渡特性を改善して音の再現性を高める一体型純鉄ヨークや、超硬質特殊コーティングを施したダイヤフラム、7Nボビン巻きボイスコイルなどを搭載している。
ハウジングはアルミニウム製で、D.A.D.S構造による二重構造ハウジングとなっている。バッフルはマグネシウム製となる。
こちらも新ウィングサポートと立体縫製&低反発イヤパッドにより装着感を向上させている。ケーブルは6N OFCとOFCを組み合わせた導体を使用。3.0m両出しで、左右独立アース線(4芯)構造としている。
再生周波数帯域は5〜43,000Hzで、出力音圧レベルは101dB/mW。インピーダンスは44Ω、最大入力は2,000mW。
■「ATH-A900Z」 ¥OPEN(予想実売価格 24,880円前後)
やはり日本の職人が一点一点作り上げたφ53mmドライバーを搭載。一体型ヨークやOFCボビン巻きボイスコイル、超硬質特殊コーティングを施したダイヤフラムを採用している。さらに、空気の流れを均一化し歪みのない正確な振動板駆動を実現するトップマウントPCB方式も採用している。
ハウジングはアルミニウム製で、二重構造ハウジングとなっている。新ウィングサポートと低反発イヤパッドにより装着感を向上。ケーブルは3.0mの片出し式で、絡みにくいエラストマーシース。
再生周波数帯域は5〜40,000Hzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは44Ω、最大入力は2,000mW。
■「ATH-A500Z」 ¥OPEN(予想実売価格 12,880円前後)
上位機種の設計理論を注入した新開発のφ53mmドライバーを搭載。CCAWボビン巻きボイスコイルや、トップマウントPCB方式の採用により、伝送ロスの少ない正確なサウンド再生を実現するという。なお、本機のみヨークは一体型を採用していない。
ハウジングはABS樹脂製で、二重構造ハウジングとすることで空気のダンピング効果を高めるD.A.D.S.構造を採用している。
本機も新ウィングサポートを搭載。ケーブルは3.0mの片出し式で、絡みにくいエラストマーシースを採用する。
再生周波数帯域は5〜34,000Hzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは40Ω、最大入力は1,000mW。
“ART MONITOR”シリーズは1994年からスタートしたライン。今回発売される新製品は、同シリーズで初めて、ドライバーユニットの変更を実施。全て新設計としたことが大きな注目点だ。リニューアルの共通テーマは「中高域の明度向上と豊かな低域の付加」。各モデルごとに個性を持つラインナップとしたほか、3Dウィングサポートをリファインし装着感を高めた。各製品の詳細は以下のとおり。
■「ATH-A2000Z」 ¥OPEN(予想実売価格79,880円前後)
φ53mmドライバーは日本の職人が一点一点作り上げたもので、ドイツ製パーメンジュール磁気回路や純鉄ヨークなどを採用することで磁束密度を高め、解像感や押し出しの良さを向上させた。また本機とATH-A1000Zでは、同社ヘッドホンとしては初めて、超硬質特殊コーティングが施されたダイヤフラムを採用。7Nボビン巻きボイスコイルなどの搭載と合わせて、中高域の輪郭を鮮明に描き出すことができるという。
ハウジングはチタニウム製。バッフルは内部損失が高く高剛性なマグネシウム製で、不要振動を効果的に抑制するとのこと。また二重構造ハウジングとすることで空気のダンピング効果を高めるD.A.D.S.構造により、伸びやかな低音を実現するという。
そのサウンドについては、同社説明員によれば「ATH-A2000ZとATH-A1000Zを聴き比べると、特に音場の広がりにおいて両モデルのちがいを感じていただけるのでは」とのことだった。なお、ラインナップ4機種中でATH-A2000Z、ATH-A1000Z、ATH-A900Zの上位3機種がハイレゾロゴ取得モデルとなる。
ケーブルは6N OFCとOFCを組み合わせた導体を使用。3.0m両出しで、左右独立アース線(4芯)構造としている。
新ウィングサポートは、長さと角度を調整し、頭頂部でヘッドホンを支える構造としたことでリスニングポイントを安定化。やはり本機から採用された立体縫製&低反発イヤーパッドを組み合わせることで、長時間つけても疲れにくいという。
再生周波数帯域は5〜45,000Hzで、出力音圧レベルは101dB/mW。インピーダンスは44Ω、最大入力は2,000mW。
■「ATH-A1000Z」 ¥OPEN(予想実売価格49,880円前後)
こちらも日本の職人が一点一点作り上げたφ53mmドライバーを搭載。過渡特性を改善して音の再現性を高める一体型純鉄ヨークや、超硬質特殊コーティングを施したダイヤフラム、7Nボビン巻きボイスコイルなどを搭載している。
ハウジングはアルミニウム製で、D.A.D.S構造による二重構造ハウジングとなっている。バッフルはマグネシウム製となる。
こちらも新ウィングサポートと立体縫製&低反発イヤパッドにより装着感を向上させている。ケーブルは6N OFCとOFCを組み合わせた導体を使用。3.0m両出しで、左右独立アース線(4芯)構造としている。
再生周波数帯域は5〜43,000Hzで、出力音圧レベルは101dB/mW。インピーダンスは44Ω、最大入力は2,000mW。
■「ATH-A900Z」 ¥OPEN(予想実売価格 24,880円前後)
やはり日本の職人が一点一点作り上げたφ53mmドライバーを搭載。一体型ヨークやOFCボビン巻きボイスコイル、超硬質特殊コーティングを施したダイヤフラムを採用している。さらに、空気の流れを均一化し歪みのない正確な振動板駆動を実現するトップマウントPCB方式も採用している。
ハウジングはアルミニウム製で、二重構造ハウジングとなっている。新ウィングサポートと低反発イヤパッドにより装着感を向上。ケーブルは3.0mの片出し式で、絡みにくいエラストマーシース。
再生周波数帯域は5〜40,000Hzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは44Ω、最大入力は2,000mW。
■「ATH-A500Z」 ¥OPEN(予想実売価格 12,880円前後)
上位機種の設計理論を注入した新開発のφ53mmドライバーを搭載。CCAWボビン巻きボイスコイルや、トップマウントPCB方式の採用により、伝送ロスの少ない正確なサウンド再生を実現するという。なお、本機のみヨークは一体型を採用していない。
ハウジングはABS樹脂製で、二重構造ハウジングとすることで空気のダンピング効果を高めるD.A.D.S.構造を採用している。
本機も新ウィングサポートを搭載。ケーブルは3.0mの片出し式で、絡みにくいエラストマーシースを採用する。
再生周波数帯域は5〜34,000Hzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは40Ω、最大入力は1,000mW。
関連リンク
トピック
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-A2000Z
- 発売日2015年11月13日
- 価格¥OPEN(予想実売価格79,880円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm、OFC-7Nボビン巻ボイスコイル、パーメンジュール採用磁気回路 ●出力音圧レベル:101dB/mW ●再生周波数帯域:5Hz〜45kHz ●最大入力:2,000mW ●インピーダンス:44Ω ●プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ ●ケーブル長:3.0m ●質量:294g(ケーブル含まず)
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-A1000Z
- 発売日2015年11月13日
- 価格¥OPEN(予想実売価格49,880円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm、OFC-7Nボビン巻ボイスコイル ●出力音圧レベル:101dB/mW ●再生周波数帯域:5Hz〜43kHz ●最大入力:2,000mW ●インピーダンス:44Ω ●プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ ●ケーブル長:3.0m ●質量:265g(ケーブル含まず)
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-A900Z
- 発売日2015年11月13日
- 価格¥OPEN(予想実売価格 24,880円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:5Hz〜40kHz ●最大入力:2,000mW ●インピーダンス:44Ω ●プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ ●ケーブル長:3.0m ●質量:335g(ケーブル含まず)
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-A500Z
- 発売日2015年11月13日
- 価格¥OPEN(予想実売価格 12,880円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:5Hz〜34kHz ●最大入力:1,000mW ●インピーダンス:40Ω ●プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ ●ケーブル長:3.0m ●質量:300g(ケーブル含まず)