• ブランド
    特設サイト
公開日 2023/09/15 08:00

クリプトン、3回路フィルターを採用した電源ボックス「PB-750」。PBシリーズの上位モデルとして誕生

端子処理を施したバイワイヤリング用スピーカーケーブルとインシュレーターも同時発表
編集部:長濱行太朗
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クリプトンは、2023年・秋の新商品として、オーディオアクセサリーのジャンルから、電源ボックス「PB-750」、スピーカーケーブル「SC-HR2020/2M Y-B」、インシュレーター「IS-HR10」の3機種を発表した。価格と発売日は下記のとおり。

クリプトンが2023年・秋の新商品としてリリースしたオーディオアクセサリー群

・電源ボックス 「PB-750」 75,000円(税抜) 10月下旬発売
・スピーカーケーブル 「SC-HR2020/2M Y-B」 115,400円(税抜/ペア) 10月上旬発売
・インシュレーター 「IS-HR10」 18,000円(税抜/4個セット) 11月上旬発売

電源ボックスのPB-750は、同社の「PBシリーズ」の上位機種に位置するモデル。下位モデルの「PB-150」は4個口、「PB-350」は6個口のコンセント数だったが、PB-750では8個口を搭載。アメリカン電機製コンセントや内部配線材にOFC単線を採用している。

KRIPTON 「PB-750」 75,000円(税込)

最上位モデルの「PB-HR3000」で導入した3回路フィルターが採用されていることが特徴で、CDプレーヤーやプリアンプなど小電流機器用の「Low Power」を4個、パワーアンプなど大電流機器用の「High Power」、そしてネットワークプレーヤーやNAS、またPCやUSB-DACなど高ノイズを発生するデジタル機器を繋ぐ「Digital」を新たに2個追加したコンセント構成となっている。ACインレットは信頼度の高いロジウムメッキ仕上げ。

PB-750の左側に「High Power」と「Digital」、右側に「Low Power」を搭載している

今回、新たにシャーシとコンセントパネルの厚みを変更。シャーシには、2.0mm厚のボンデ鋼板、コンセントパネルには2.0mm厚のステンレス素材を採用した。厚みが増したことで質量がアップし、剛性も高まったという。また、OFC素材を使用した、同社の「PC-5」と同等の電源ケーブルを付属。外形寸法は330W×75H×131Dmm、質量は3.4kgとなる。

シャーシとコンセントパネルの厚みが2.0mmに増した

電源ケーブルの着脱に対応しているため、同社の電源ケーブルと組み合わせることも可能

スピーカーケーブル「SC-HR2020/2M Y-B」は、切り売りで販売しているバイワイヤリング・スピーカーケーブル「SC-HR2020」に端末処理を施したモデルであり、アンプ側にはYラグコネクター、スピーカー側にバナナプラグが採用されている。どちらの端子も金メッキ仕様。

KRIPTON 「SC-HR2020/2M Y-B」 115,400円(税込/ペア)

導体は4芯構造で、ポリエチレン φ1.0mmの中芯に、PC-Triple C φ0.3mm×7本を6束ロープ撚りし、ポリ塩化ビニールの絶縁被膜で構成している。右用は赤色のチューブ、左用は黒色のチューブに色分けされている。

スピーカー側にバナナプラグを4基、アンプ側にYラグコネクターを2基採用している

2mタイプのSC-HR2020/2M Y-Bが標準モデルとなったが、オーダーメイドモデルも用意されており、1m(95,000円)/1.5m(105,600円)/2.5m(125,200円)/3m(135,000円)/3.5m(144,800円)/4m(154,600円)をラインナップ。全て税込価格/ペア。

2000年発売の「KA-5010」をはじめ、インシュレーターの開発を長年続けているクリプトン。「IS-HR10」の表面パネルには、オリジナルの新素材である「ネオフェード・カーボンマトリックス3層材」を採用。上下のカーボン素材とネオフェードによって、機器の振動をスムーズに吸収し、高い減衰特性を実現している。本体には、ステンレス材を使用し、滑り止めとしてニトリルゴム素材のOリングを投入している。


KRIPTON 「IS-HR10」 18,000円(税込/4個セット)
同社のコンパクトサイズのインシュレーター「IS-HR1」のφ29.5mmよりも小さいφ27mmのサイズだが、高さを11mmから15mmへと増やしているため、小型のブックシェルフスピーカーやオーディオ機器に使用しやすくなっている。質量は196g、4個1組となる。


圧倒的にコンパクト。裏面はスパイク受けになっている
同社は、スピーカー「KXシリーズ」のキャンペーン「Audio Awards 2023 Summer スピーカー上位入賞キャンペーン」を実施しており、11月末までキャンペーン期間を延長するとのこと。

対象スピーカーの「KX-5PX」「KX-3SX」「KX-1.5」「KX-0.5II」の購入者には、開発者の渡邉 勝氏が選んだ「カメラータ・トウキョウ Special Collection 名演奏家シリーズ」CD である、『コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 他/ヤーノシュ・シュタルケル』『バッハ:ゴルトベルク変奏曲/エディット・ピヒト=アクセンフェルト』『ヴィヴァルディ:四季/フランチェスキーニ、ブリツィ、イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ』の3枚をプレゼント。

また、発売延期されていた「KS-Gシリーズ」のうち、「KS-33G」と「KS-11G B/W」が、9月15日から発売開始されることもアナウンスされた。

発表会では、クリプトン会長の濱田正久氏(写真左)、オーディオ事業部事業部長の渡邉 勝氏(写真右)が登壇

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 もう間違えない!iOS 18でロック画面ボタンを入れ替えるとこんなに便利
2 デザインも音質も◎。しかも安い!フランス発のスピーカー・エリプソンで始める“おしゃれ”音楽ライフ
3 Amazonプライム感謝祭、イヤホンやサウンドバーなどJBL製品が最大36%オフ
4 Shanling、ポケットサイズの小型DAP「M0Pro」に新色ブルーを追加
5 M2TECH、クラシカルスタイルのプリメインアンプ「Classic Integrated Amplifier」
6 Sonos、新プレミアムサウンドバー「Arc Ultra」発表。最新技術で従来機の2倍の重低音を実現
7 高音質&低遅延なBluetoothオーディオの今とこれから。「Snapdragon」特別イベントの模様をお届け!
8 MSB、約2000万円の3筐体式D/Aコンバーターシステム「Cascade DAC」
9 JMGOの中核機が正統進化!4Kプロジェクター「N1S Pro 4K」は映画ファンの期待に応える完成度
10 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
10/18 10:55 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX