公開日 2024/12/01 19:18
<大阪セッション>マランツ“10シリーズ”大型イベント初お披露目/テクニクス・エソテリック・ティアックのブースも盛況
デノンのSACDプレーヤー「DCD-3000NE」も関心高い
「第33回オーディオセッション in OSAKA」が11月30日(土)と12月1日(日)の2日間、大阪・心斎橋にて開催された。活気あるイベントの全貌を昨年に引き続きレポートしよう。
大阪では「オーディオセッション」と「大阪ハイエンド」(今年は11/9-10に開催)と2つの大型イベントが開催されるが、主に「セッション」は日本橋のオーディオショップが後援し、国内メーカーが中心に出展、「ハイエンド」は輸入商社が中心となって組織されているという違いがある。
今年のオーディオセッションは2つの会場、お馴染みの「ハートンホテル心斎橋・別館」と新会場「TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋」を使用。メーカー・商社ごとに最新のオーディオ機器を体験する試聴スペースが用意された。
ディーアンドエムホールディングスのブースでは、今年発表された大きな話題になった10シリーズ「SACD 10」「MODEL 10」「LINK 10n」の3機種が登場。今年はインターナショナルオーディオショウが7月開催だったため、大型イベントでは初の展示ということで来場者の期待も高い。Bowers&Wilkinsの「801 D4 Signature」で鳴らすコープランドの「市民のためのファンファーレ」では、腰のずっしり座った低音、銅鑼の瞬発力の高さやエネルギー感をたっぷり味わわせてくれる。
またデノンの時間では、こちらも発売以降好評を博しているというSACDプレーヤー「DCD-3000NE」が登場。解説スタッフによると、110周年モデル「DCD-A110」でこの先10年のデノンの音作りの基礎となるさまざまな技術を開発、DCD-3000NEにもそのエッセンスが十全に盛り込まれているとのこと。DALIの「RUBIKORE 8」で再生するダイアナ・クラールの湿度感の高さはたまらない。
テクニクスのブースでは、こちらも今年発売になったブランド初のHiFiアクティブスピーカー「SC-CX700」と、アナログプレーヤー「SL-1300G」などを中心にデモンストレーションを実施。SC-CX700は“このサイズでこれほどの音が出るのか!”と来場者も驚きを隠せないようで、アクティブスピーカーの新しい可能性を感じさせてくれる。
また「SL-1300G」と「SL-1200GR2」のガチンコ対決なども実施。スピーカー「SB-R1」やランボルギーニコラボのターンテーブルなど各種製品も展示し、“オーディオ総合ブランド”としてのテクニクスの存在感を強く印象付ける。
エソテリック/ティアックは3部屋を用意。広めの部屋でアヴァンギャルド&タンノイを鳴らすエソテリックルームと、実際の部屋をイメージしやすい小さめの部屋で、クリプシュのスピーカーで再生を行なっていた。
エソテリックの部屋で人気だったのは、やはりフラグシップターンテーブル「Grandioso T1」、そして今年のオーディオ銘機賞で特別大賞を受賞したフォノイコライザー「Grandioso E1」。エソテリックが得意とする「電流伝送」のデモンストレーションも行いながら、アナログ再生の深みをたっぷり楽しませてくれる。
ティアックの部屋では、同社の「700番シリーズ」を中心に据えたティアック・フラグシップラインを展開。パワーアンプ「AP-701」を2台使いする贅沢な組み合わせでクリプシュ・ホーンならではの濃密な世界観をたっぷり聴かせてくれる。実際の自宅での設置をイメージしやすい展示となっていたことも好印象。
もうひとつは「500番シリーズ」を中心としたよりコンパクトなシステムを展開。先日正式発表されたヘッドホンアンプ「HA-507」については、ヘッドホン駆動としてはもちろん“プリアンプ”としての性能の高さにも注目が集まっており、関西の有力ショップも「今年の大注目アイテムです!」と大プッシュしていた。
大阪では「オーディオセッション」と「大阪ハイエンド」(今年は11/9-10に開催)と2つの大型イベントが開催されるが、主に「セッション」は日本橋のオーディオショップが後援し、国内メーカーが中心に出展、「ハイエンド」は輸入商社が中心となって組織されているという違いがある。
今年のオーディオセッションは2つの会場、お馴染みの「ハートンホテル心斎橋・別館」と新会場「TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋」を使用。メーカー・商社ごとに最新のオーディオ機器を体験する試聴スペースが用意された。
ディーアンドエムホールディングスのブースでは、今年発表された大きな話題になった10シリーズ「SACD 10」「MODEL 10」「LINK 10n」の3機種が登場。今年はインターナショナルオーディオショウが7月開催だったため、大型イベントでは初の展示ということで来場者の期待も高い。Bowers&Wilkinsの「801 D4 Signature」で鳴らすコープランドの「市民のためのファンファーレ」では、腰のずっしり座った低音、銅鑼の瞬発力の高さやエネルギー感をたっぷり味わわせてくれる。
またデノンの時間では、こちらも発売以降好評を博しているというSACDプレーヤー「DCD-3000NE」が登場。解説スタッフによると、110周年モデル「DCD-A110」でこの先10年のデノンの音作りの基礎となるさまざまな技術を開発、DCD-3000NEにもそのエッセンスが十全に盛り込まれているとのこと。DALIの「RUBIKORE 8」で再生するダイアナ・クラールの湿度感の高さはたまらない。
テクニクスのブースでは、こちらも今年発売になったブランド初のHiFiアクティブスピーカー「SC-CX700」と、アナログプレーヤー「SL-1300G」などを中心にデモンストレーションを実施。SC-CX700は“このサイズでこれほどの音が出るのか!”と来場者も驚きを隠せないようで、アクティブスピーカーの新しい可能性を感じさせてくれる。
また「SL-1300G」と「SL-1200GR2」のガチンコ対決なども実施。スピーカー「SB-R1」やランボルギーニコラボのターンテーブルなど各種製品も展示し、“オーディオ総合ブランド”としてのテクニクスの存在感を強く印象付ける。
エソテリック/ティアックは3部屋を用意。広めの部屋でアヴァンギャルド&タンノイを鳴らすエソテリックルームと、実際の部屋をイメージしやすい小さめの部屋で、クリプシュのスピーカーで再生を行なっていた。
エソテリックの部屋で人気だったのは、やはりフラグシップターンテーブル「Grandioso T1」、そして今年のオーディオ銘機賞で特別大賞を受賞したフォノイコライザー「Grandioso E1」。エソテリックが得意とする「電流伝送」のデモンストレーションも行いながら、アナログ再生の深みをたっぷり楽しませてくれる。
ティアックの部屋では、同社の「700番シリーズ」を中心に据えたティアック・フラグシップラインを展開。パワーアンプ「AP-701」を2台使いする贅沢な組み合わせでクリプシュ・ホーンならではの濃密な世界観をたっぷり聴かせてくれる。実際の自宅での設置をイメージしやすい展示となっていたことも好印象。
もうひとつは「500番シリーズ」を中心としたよりコンパクトなシステムを展開。先日正式発表されたヘッドホンアンプ「HA-507」については、ヘッドホン駆動としてはもちろん“プリアンプ”としての性能の高さにも注目が集まっており、関西の有力ショップも「今年の大注目アイテムです!」と大プッシュしていた。