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公開日 2005/09/01 18:03

パナソニック、初のデジタルチューナー内蔵4in1モデルなど新「DIGA」4機種

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今回発表された4機種の新DIGA
松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部は、DVDレコーダー「DIGA」新製品4機種を10月から順次発売する。

発売するモデルの型番、価格、発売日は以下の通り。

【デジタルチューナー内蔵モデル】
「DMR-EX200V」¥OPEN(予想実売価格16万円前後)11月10日発売
【アナログチューナー内蔵モデル】
「DMR-EH66」¥OPEN(予想実売価格9万円前後)10月1日発売
「DMR-EH73V」¥OPEN(予想実売価格95,000円前後)10月15日発売
「DMR-EH53」¥OPEN(予想実売価格7万円前後)10月15日発売

今回発売する機種は、すべてDVD-R DL(片面2層)と、CPRM対応のDVD-Rに対応する。なお、今回の4モデルのうち、SDカードへMPEG4録画できるモデルはない。担当者は「MPEG4のエンコーダーを搭載するコストに加え、HDDの容量があまり多くないため、MPEG2に加えてSDムービーを記録すると容量を圧迫するため」と理由を説明する。

■DMR-EX200V


DMR-EX200V
「DMR-EX200V」は、デジタルチューナー内蔵モデルとして、世界で初めてHDD/DVD/VHS/SDの4in1を実現したモデル。内蔵HDDは250GB。チューナーは地上・BS・110°CSデジタルチューナー、地上アナログチューナー×2。

デジタルチューナーのハイビジョン映像をそのままHDDに録画・再生できる。BSデジタルのHD放送の場合、録画可能時間は約22時間30分。HDMI端子も装備しており、対応ディスプレイにデジタルで映像を出力できる。

HDD←→DVD、VHS←→HDD、VHS←→DVDで双方向ダビングができる「ワンタッチ6WAYダビング」機能も装備。SDカードスロットは、SDカード内の静止画データを閲覧したり、DVDにコピーする用途に使用する。

すでに発売しているEX100/EX300と同様、高画質回路「PEAKSプロセッサー」と、SD解像度をHD解像度にスケーリングする「ビューティ・リアライザー」も搭載する。EX200VはVHSデッキを内蔵しているため、VHS映像の高画質化にも2つの技術が寄与する。


「ボタンすっきりくるくるリモコン」
機能面では、デジタル放送とアナログ放送を2番組同時録画する「デジ・アナどっちも録り」に対応。また、番組表からの予約の際、同一時間帯での番組予約が重なった場合は、同時放送されている地上アナログ放送または地上デジタル放送の番組表に誘導するため、録り逃しを軽減できる。また、VHS録画用のアナログチューナーを搭載しているため、「デジ・アナどっちも録り」をしながらVHS録画をすることもできる。

今回の新製品では、簡便な操作性にも注力している。リモコンは「ボタンすっきりくるくるリモコン」。ユーザーの使用実態に合わせたボタン配列で、従来のリモコンで使用頻度の高いボタンを蓋の中に、頻度が高いボタンを外部に出し、使いやすさを高めた。また、機器の最初の設置・設定時に「かんたん音声設置ガイド」機能が用意され、音声を聞きながら作業を進めるだけでスムーズに設置・設定が行える。

EPGの表示画面も、さらに見やすく工夫した。デジタル放送と地上アナログ放送に対応するほか、拡大・縮小機能により、3/5/7/9チャンネル表示切り替えができる。録画予約機能では、連ドラなどの予約録画に便利な「かんたん毎週予約」や、野球延長などに対応する「番組追従」機能にも対応する。

■DMR-EH66/DMR-EH73V/DMR-EH53

DMR-EH73V

DMR-EH66

DMR-EH53

DMR-EH66は200GB HDDを内蔵したHDD/DVD/SDタイプ。HDD容量は200GB。チューナーはBSアナログチューナーに加え、地上アナログチューナーを2基装備。2番組同時録画「どっちも録り」に対応する。また、新製品の中で本機のみ、ジャストシステムのラベル作成ソフト「ラベルマイティ for DIGA」を付属。EH66を使って録画したDVDをパソコンに挿入すると、ディスクに記録された番組タイトルを自動取得し、そのテキストデータをそのままレーベル面に印刷することができる。

DMR-EH73VはHDD/DVD/VHS/SDに対応した4in1モデル。HDD容量は200GB。チューナーはBSアナログチューナーと地上アナログチューナー×2。地上アナログチューナーのうち1基はVHS専用となるため、HDDやDVDへの2番組同時録画はできない。

DMR-EH53はHDD/DVD/SDタイプ。HDD容量は200GB。チューナーは地上アナログチューナー1基のみ。

3機種は、HDDからDVDへのダビング時に、番組を選択するだけで自動的にビットレートを計算、ダビングを開始し、ファイナライズまで行う「おまかせダビング」機能や、コンテンツの消去を一括で行える「消去ナビ」などを装備。この2つの機能には音声ガイドが用意され、初心者でもかんたんに扱える。また「かんたん音声設置ガイド」「ボタンすっきりくるくるリモコン」「毎週予約」「番組追従」などはEX200Vと同様に装備する。


SDカードを挿入すると、HDD選択時でも瞬時に写真のようなダイアログが表示される
また、この3モデルには「DVD/SD自動ドライブ選択」機能も装備。HDDドライブを選択していても、DVDディスクやSDメモリーカードを挿入すると、ダイアログが現れて再生やダビングが瞬時に可能になる。ドライブ選択を切り替える手間が必要なく、スムーズに操作が行える。

画質面では、「ディーガエンジンII」の搭載により、LPモードでもフルD1の録画が行える。12ビットA/Dコンバーターにより入力信号を4,096階調の構成再変換で処理し、従来比4倍の高画質化も図っている。

また、リモコンの番組表ボタンを押すと1秒で電源が入り、番組表を表示する「1秒番組表示」にも対応。さらにEH73VとEH66の2モデルはDV端子を搭載している。

■ニーズは「高機能・多機能」を「かんたん」に


DVDレコーダーカテゴリー カテゴリーオーナーの河村一郎氏
本日行われた発表会では、同社DVDレコーダーカテゴリー カテゴリーオーナーの河村一郎氏が戦略や製品の詳細を説明。

河村氏は、「DVDレコーダーの世帯普及率は2005年に約30%に達する。これからは高機能・多機能をいかに簡便な操作性で提供するかが求められる」と現状を分析。また「地上デジタルの世帯カバー率が今年の60%から来年には80%になる。薄型テレビの普及がさらに加速することが予想され、そうなるとハイビジョンがますます求められる」と説明した。

また同氏は「調査の結果、設定、予約、ダビング関連の問い合わせが非常に多いことが判明した。これに対応するため、『録るがかんたん』『見るがかんたん』『残すがかんたん』という3つのコンセプトを掲げ、今回の新製品で具体化した」と語った。

3つの「かんたん」とそれに対応する機能

今回の4製品投入によりDIGAのラインナップはこう変わる

【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

(Phile-web編集部)

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【SPEC】
<DMR-EX200V>
●HDD:250GB ●受信チャンネル:地上アナログ、地上/BS/110度CSデジタル ●入力端子:ビデオ3、Sビデオ3、アナログ音声(2ch)3 ●出力端子:ビデオ2、Sビデオ2、D4端子1、HDMI端子1、アナログ音声(2ch)2、光デジタル1 ●カードスロット:SDメモリーカードスロット ●消費電力:約60W ●外形寸法:430W×125H×391Dmm ●質量:約8.4kg

<DMR-EH66>
●HDD:200GB ●受信チャンネル:地上アナログ、BSアナログ ●入力端子:ビデオ3、Sビデオ3、アナログ音声(2ch)3、DV端子1 ●出力端子:ビデオ2、Sビデオ2、D2端子1、アナログ音声(2ch)2、光デジタル1 ●カードスロット:SDメモリーカードスロット ●消費電力:約36W ●外形寸法:430W×63H×350.5Dmm ●質量:約4.7kg

<DMR-EH53>
●HDD:200GB ●受信チャンネル:地上アナログ ●入力端子:ビデオ3、Sビデオ3、アナログ音声(2ch)3 ●出力端子:ビデオ2、Sビデオ2、D2端子1、アナログ音声(2ch)2、光デジタル1 ●カードスロット:SDメモリーカードスロット ●消費電力:約27W ●外形寸法:430W×63H×350.5Dmm ●質量:約4.5kg

<DMR-EH73V>
●HDD:200GB ●受信チャンネル:地上アナログ、BSアナログ ●入力端子:ビデオ3、Sビデオ3、アナログ音声(2ch)3、DV端子1 ●出力端子:ビデオ2、Sビデオ2、D2端子1、アナログ音声(2ch)2、光デジタル1 ●カードスロット:SDメモリーカードスロット ●消費電力:約42W ●外形寸法:430W×89H×380Dmm ●質量:約7.1kg
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