AVC Technology、マーク・ニューソン モデルなど“SIGNEO”第2世代シリーズ6機種を一挙に発表

（株）AVC Technology Japanは、SIGNEOブランドのデジタルオーディオプレーヤーの新製品として、デザイナー マーク・ニューソン氏によるデザインを採用した「SN-A800」をはじめとする全6機種を11月より順次発売する。詳細は以下の通り。

SN-A800　512MB：18,800円　1GB：23,800円　2005年 11月〜12月発売

オーストラリアのインダストリアルデザイナー、マーク・ニューソン氏が製品デザインを手掛けた薄型モデル。薄さ6.5mmの筐体にはハーフミラー加工が施された円形のディスプレイを搭載。操作部には直感的な操作が可能な12の操作ボタンに加え、電源のオン/オフボタンを配置した。本体カラーはブラック、イエロー、ブルーの3色をラインナップした。

再生可能ファイルはMP3/WMA(DRM)/OGG/WAV。ボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能、FMチューナーなどを搭載し、それぞれMP3ファイルで保存が可能だ。

製品発表会に出席した取締役COOの矢野間也寸志氏は「デザイン性を重視するユーザーニーズに応え、革新的なデザインのモデルを開発した」とコメントした。また、本機の性能をiPod nanoと比較し「同じ薄型モデルながら機能面で優位性がある」と語った。

また発表会にはマーク・ニューソン氏も出席。「多くの技術を搭載しながらもシンプルな長方形のデザインとした」とSN-A800について説明。他社のデジタルオーディオプレーヤーに関しては「デザインがない。差別化を図るためにはデザイン性は不可欠だ」と語った。


SN-H1000　8GB：29,800円　2005年 12月発売

SIGNEO初のHDD搭載モデル。1インチのHDDは容量8GBで、音声ファイル（MP3/WMA(DRM)/OGG/ASF/MP4）、動画ファイル（MPEG4）、静止画ファイル（JPG/BMP）、テキストファイル（TXT）の再生/表示に対応する。ディスプレイには26万色の表示が可能な1.8インチのTFTカラー液晶を採用している。また、本体側面にはジョグダイアルを装備し、操作性の向上を図っている。

本機もボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能、FMチューナーを搭載。本体カラーはブラック、シルバーの2色展開だ。


SN-M550　512MB：17,800円　1GB：22,800円　2005年 12月発売

長時間再生を追求したフラッシュメモリータイプ。新開発のリチウムイオン充電池を内蔵し、最大130時間の連続再生を実現しており、一日約2時間の使用で約2ヶ月間、充電の必要がないという。発表会で比較対照とされたソニーの長時間再生モデルNW-E505/507の連続再生時間は約50時間だ。

ディスプレイは有機ELディスプレイを採用。MP3/WMA(DRM)/OGGの音楽ファイルの再生に対応し、ボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能、FMチューナーも搭載した。カラーはホワイトとシルバーの2色。


SN-F170　11,800円　2005年 12月発売

SIGNEO初のSDカード専用モデル。MP3/WMA(DRM)ファイルを保存したSDカードを挿入することで音楽再生を行う。SDカードは買い増しできるので、保存容量を気にせず使用できるのが特長だ。

本体カラーはシルバー/オレンジ/ブルーの3色。操作ボタンは本体側面に配置し、シンプルな筐体デザインとしている。ディスプレイは96×64ドットの有機ELを採用した。ボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能、FMチューナーも装備している。


SN-F120　512MB：13,800円　1GB：17,800円　2GB：24,800円　2005年 12月発売

“フルスペックエントリーモデル”と位置づけられた本機は、ボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能、FMチューナーなどの上位スペックを備えながら、低価格を実現。操作部にはカラフルな9つの操作ボタンを装備した。単四乾電池による駆動なので、外出先でもバッテリー残量を気にすることなく使用することができる。


SN-A250　512MB：15,800円　1GB：19,800円　2005年 12月〜2006年 1月発売

女性ユーザーを意識してデザインされたというコンパクトでシンプルな外観が特徴だ。96×64ドットの有機ELディスプレイを採用し、操作ボタンはすべて本体側面に配置。内蔵のリチウムポリマー充電池により約18時間の連蔵再生が可能だ。同じくボイスレコーディング機能、ダイレクトエンコーディング機能、FMチューナーを搭載した。


また本日行われた発表会には、周辺機器2モデルも参考出品された。概要を以下にご紹介する。

USBデジタルオーディオスピーカー　“DockLink”SN-DS10　価格未定　2005年 11月発売予定

上面のUSBコネクターにプレーヤーを接続することで、プレーヤー内の音楽ファイルを手軽に再生できるポータブルスピーカー。本体にも128MBのフラッシュメモリーを内蔵しており、単体での使用も可能だ。タイマー機能により目覚まし時計代わりに使用することもできる。また、接続したプレーヤーから内蔵メモリーに音楽ファイルをコピーが可能。プレーヤーの充電器としても機能する。


Bluetoothワイヤレスシステム　“TransAir”SN-TX10　価格未定　2005年 11月発売予定

Bluetoothによる音楽信号の無線伝送が可能なトランスミッターとレシーバーのセット。トランスミッターをプレーヤーに、レシーバーをミニコンポなどに接続することで、離れた場所からプレーヤー内のファイルをミニコンポなどで再生することができる。車載仕様でも使いやすいDC12V電源を採用しているのも特徴だ。

【問い合わせ先】
株式会社AVC Technology Japan
TEL/0570-001-006

（Phile-web編集部）