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公開日 2006/01/05 13:21
ソニー、世界初の動画色空間規格「xvYCC」対応の信号処理回路技術を開発
ソニー(株)は、赤、緑、青の3原色を軸とし、静止画で使われる「sYCC」規格と現在のTVやビデオで使われている動画色空間規格を元に拡張・定義された“動画”での広色域色空間規格である「xvYCC」に対応した信号処理回路技術を開発したことを明らかにした。また、同社は世界最大級となる82型液晶パネルを搭載したフルスペックハイビジョン液晶テレビを、米国ラスベガスで開催される「2006 International CES」に参考展示する。
動画色空間規格「xvYCC」、2005年10月に「IEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)」により承認され、2006年1月に発行される予定の動画色空間の国際規格である。現行の放送等で使われている色空間規格に対し「マンセル・カラー・カスケード」票で約1.8倍の広い色彩が表現できる点が特徴だ。本規格に対応した撮影機器では、人の目に極めて近い色彩で撮影することができ、対応したテレビは撮影されたその映像をほぼ忠実に再現することができるようになるという。今回は同社が世界で初めて「xvYCC」規格対応の信号処理回路を開発し、プロトタイプモデルへ搭載するはこびとなる。
プロトタイプモデルの液晶テレビでは「xvYCC」規格対応の信号処理回路が搭載されるとともに、液晶テレビのバックライトに光の三原色である独立したRGBのLEDを用いた、トリルミナス・バックライトシステムが採用され、規格に忠実な映像表現を実現している。パネルはフルHD対応、1,920画素×1,080画素の82型だ。
【問い合わせ先】
ソニー
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
動画色空間規格「xvYCC」、2005年10月に「IEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)」により承認され、2006年1月に発行される予定の動画色空間の国際規格である。現行の放送等で使われている色空間規格に対し「マンセル・カラー・カスケード」票で約1.8倍の広い色彩が表現できる点が特徴だ。本規格に対応した撮影機器では、人の目に極めて近い色彩で撮影することができ、対応したテレビは撮影されたその映像をほぼ忠実に再現することができるようになるという。今回は同社が世界で初めて「xvYCC」規格対応の信号処理回路を開発し、プロトタイプモデルへ搭載するはこびとなる。
プロトタイプモデルの液晶テレビでは「xvYCC」規格対応の信号処理回路が搭載されるとともに、液晶テレビのバックライトに光の三原色である独立したRGBのLEDを用いた、トリルミナス・バックライトシステムが採用され、規格に忠実な映像表現を実現している。パネルはフルHD対応、1,920画素×1,080画素の82型だ。
【問い合わせ先】
ソニー
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)