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公開日 2008/07/16 20:24
ソニー、VAIOの意味を再定義 − 「VAIO Experience meeting」開催
既報の通り、ソニーは本日、VAIOノート新モデル4タイプを発表した。これに合わせ、プレス向けのVAIO体験会「VAIO Experience meeting」が開催された。
体験会のキーノートセッションでは冒頭、VAIO事業本部 本部長の石田佳久氏が登壇。VAIOブランドを再定義することを表明した。ご存じの方も多いだろうが、VAIOというサブブランドネームは「Video Audio Integrated Operation」の頭文字を取ったもの。石田氏は「初代VAIOを発売してから10年以上が経過した。これを機に、『Visual Audio Intelligent Organizer』という意味に再定義したい」と説明。
石田氏によれば、「Video Audio」を「Visual Audio」に変更したのは、「動画だけでなく、静止画に関してもきちんとソリューションを提供したいという意味を込めた」からだという。また、「映像と音声はソニーの伝統。これまでもブルーレイ搭載モデルを広げてきたが、これを今後も拡大する」と説明。さらに、「ブルーレイは、ただ単に市販ソフトを再生するだけでなく、書き込みの部分にも力をいれたい。このため、BD-Jにも対応した簡便なディスク作成ソフト『Click to Disc』など、PCの特徴を活かしたソフトウェアを提供している」とアピールした。
石田氏は「Intelligent」という単語を組み入れた理由についても説明。「PCがすべて自動で作業してくれたら非常に便利。このため、素材を取り込み、テーマを選択するだけでショートムービーができる『VAIO Movie Story』、すべてのDLNA機器にアクセスし、コンテンツを高速に閲覧できる『VAIO Media Plus』などのソフトをすでに投入している。また、デジタル放送対応の録画・再生ソフト「Giga Pocket Digital」では、盛り上がり検出やカタログビューなど高度な機能を備えている」とした。なお、「Organizer」には、デザインを含め、製品のパッケージを高次元で融合させることを目指すという姿勢を込めたのだという。
続いて登壇したソニー(株)VAIO事業本部 ノートブックPC事業部長の赤羽良介氏は、本日発表されたノートPC 4機種の概要を説明。製品の詳細は別項で紹介したとおりだが、「type Zは、nVIDIAのGeForceと内蔵グラフィックチップを起動したまま切り替えられるが、これはかなり難しい技術だ」とコメント。また、モバイルノートPCとして初めて、BD書き込みドライブ対応モデルを用意したことも強調した。
さらに、インテル(株)代表取締役共同社長の吉田和正氏も登壇し、同社の最新プロセッサーテクノロジー「Centrino 2」の特徴などについて説明した。
また体験会では、7月19日から放映される新CMも披露された。出演するのは松下奈緒さん、森泉さん、毛利衛さん、茂木健一郎さんの4名。CMは「感じるコンピューター」をテーマに、VAIOの新しい価値提案を行っていく。
なお、会場には森泉さんと松下奈緒さんが登場。森泉さんは、「パソコンは生きていく上で絶対に必要。だからVAIO OWNER MADE MODELは嬉しい」とコメント。また、VAIOの使用感については「キーボードの爪が引っかからないのが嬉しい。前よりも使う場面が増えた」と率直に感想を述べた。
松下奈緒さんは流麗なピアノの演奏を披露しながら登場。実はこの曲は、ピアニストであり作曲家でもある松下さんが、自らCMのために書き下ろした楽曲「〜f(エフ)〜」。CMのコンセプトである「感じるコンピューター」をテーマに作曲したとのことで、優しさと激しさが共存した見事な曲に仕上がっていた。
(Phile-web編集部)
体験会のキーノートセッションでは冒頭、VAIO事業本部 本部長の石田佳久氏が登壇。VAIOブランドを再定義することを表明した。ご存じの方も多いだろうが、VAIOというサブブランドネームは「Video Audio Integrated Operation」の頭文字を取ったもの。石田氏は「初代VAIOを発売してから10年以上が経過した。これを機に、『Visual Audio Intelligent Organizer』という意味に再定義したい」と説明。
石田氏によれば、「Video Audio」を「Visual Audio」に変更したのは、「動画だけでなく、静止画に関してもきちんとソリューションを提供したいという意味を込めた」からだという。また、「映像と音声はソニーの伝統。これまでもブルーレイ搭載モデルを広げてきたが、これを今後も拡大する」と説明。さらに、「ブルーレイは、ただ単に市販ソフトを再生するだけでなく、書き込みの部分にも力をいれたい。このため、BD-Jにも対応した簡便なディスク作成ソフト『Click to Disc』など、PCの特徴を活かしたソフトウェアを提供している」とアピールした。
石田氏は「Intelligent」という単語を組み入れた理由についても説明。「PCがすべて自動で作業してくれたら非常に便利。このため、素材を取り込み、テーマを選択するだけでショートムービーができる『VAIO Movie Story』、すべてのDLNA機器にアクセスし、コンテンツを高速に閲覧できる『VAIO Media Plus』などのソフトをすでに投入している。また、デジタル放送対応の録画・再生ソフト「Giga Pocket Digital」では、盛り上がり検出やカタログビューなど高度な機能を備えている」とした。なお、「Organizer」には、デザインを含め、製品のパッケージを高次元で融合させることを目指すという姿勢を込めたのだという。
続いて登壇したソニー(株)VAIO事業本部 ノートブックPC事業部長の赤羽良介氏は、本日発表されたノートPC 4機種の概要を説明。製品の詳細は別項で紹介したとおりだが、「type Zは、nVIDIAのGeForceと内蔵グラフィックチップを起動したまま切り替えられるが、これはかなり難しい技術だ」とコメント。また、モバイルノートPCとして初めて、BD書き込みドライブ対応モデルを用意したことも強調した。
さらに、インテル(株)代表取締役共同社長の吉田和正氏も登壇し、同社の最新プロセッサーテクノロジー「Centrino 2」の特徴などについて説明した。
また体験会では、7月19日から放映される新CMも披露された。出演するのは松下奈緒さん、森泉さん、毛利衛さん、茂木健一郎さんの4名。CMは「感じるコンピューター」をテーマに、VAIOの新しい価値提案を行っていく。
なお、会場には森泉さんと松下奈緒さんが登場。森泉さんは、「パソコンは生きていく上で絶対に必要。だからVAIO OWNER MADE MODELは嬉しい」とコメント。また、VAIOの使用感については「キーボードの爪が引っかからないのが嬉しい。前よりも使う場面が増えた」と率直に感想を述べた。
松下奈緒さんは流麗なピアノの演奏を披露しながら登場。実はこの曲は、ピアニストであり作曲家でもある松下さんが、自らCMのために書き下ろした楽曲「〜f(エフ)〜」。CMのコンセプトである「感じるコンピューター」をテーマに作曲したとのことで、優しさと激しさが共存した見事な曲に仕上がっていた。
(Phile-web編集部)