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公開日 2010/03/04 10:52
オンキヨー、HDMI1.4搭載の3D映像対応AVアンプ中級機「TX-SA608」「TX-SA578」を発売
オーディオリターンチャンネルやフロントハイト再生にも対応
オンキヨー(株)は、HDMI ver.1.4端子を搭載し、3D映像伝送やARC(オーディオリターンチャンネル)に対応した7.1ch AVアンプ「TX-SA608」「TX-SA578」を3月下旬より順次発売する。
・「TX-SA608」/2010年3月31日発売/¥84,000(税込)
・「TX-SA578」/2010年4月下旬発売/¥71,400(税込)
両機種ともにHDMI ver.1.4端子を搭載。3D映像のパススルー出力が行えるほか、オーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応しており、ARC対応テレビ等と接続した場合は、HDMIケーブル1本だけで映像と音声両方の信号を伝送することが可能だ。HDMI端子はSA608が6入力/1出力、SA578は4入力/1出力を備える。
またSA608は本体色にブラックとシルバーの2色が揃う。SA578はブラックのみ。
■TX-SA608の特徴
全チャンネルの定格出力が130W、実用最大出力が190Wとなる。プリアンプとパワーアンプそれぞれの回路間での電気的・電磁的なノイズ干渉を抑えるため、各ブロックを分離したレイアウトとしている。パワーアンプの回路はディスクリート構成とし、パーツを吟味して回路設計を行ったという。十分な電流容量を持つ銅バスプレートを採用し、電源供給効率の向上とアース電位の超安定化を図っている。
SA608では瞬時電流供給能力(HICC)を高めるため、出力段に上位機が採用する独自の「3段インバーテッドダーリントン回路」を搭載し、高音質化を図っている。回路基板は電源部を中心に計7ch分をシンメトリーにレイアウトし、各チャンネルへ最短経路で電力を供給する構成としている。また大型電源回路の搭載や、グランドを含めた電力供給ラインには銅バスプレートを採用し、スピーカーへ電源のエネルギーをストレートに送り込めるような構造となっている。筐体構造は底面の強度を高め、振動の折り返しを分散させるため、楕円状のプレスラインを設けた「オーバルシャーシ」を採用している。また筐体内部は天面近く上部に12cm口径の大型冷却ファンを配置し、ファンをゆっくりと回す仕様にして高音質化を図っている。またオーディオグレードとして定評の高い、8ch分を1チップ化したバーブラウン社製DAC「PCM1690」を採用している。
サラウンド再生は通常の7.1chに、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応したほか、フロントワイドスピーカーが選択できる「Audyssey Dynamic Surround Explansion(Audyssey DSX)」のデコードもサポートし、立体的な空間表現力を高めている。全部で9ch分を搭載するスピーカー出力の内、4ch分(L/R×2系統)がフロントハイト/フロントワイド/サラウンドバック用に割り当てられており、スピーカーセッティングの画面から環境に合わせて設定することが可能だ。
もちろん「ドルビーTrueHD」「DTS-HD Master Audio」などHDオーディオもフルサポートする。また「THX Select 2 Plus」規格にも準拠。自動音場補正機能「Audyssey 2EQ」および自動音量補正機能の「Audyssey Dynamic Volume」も搭載する。
映像回路は「DCDi Cinema」の採用により、アナログの映像入力もHDMI経由で1080pまでアプコン出力できる。SA608にはD-sub 15ピンのPC入力も設けられており、PCで再生した映像コンテンツやWeb動画などをAVアンプ経由でHDMIアプコン出力することも可能だ。
設定画面は日本語対応のオーバーレイ・オンスクリーンディスプレイが可能となっており、映像を再生しながらメニュー設置が行える。その他、HDMI CECをベースにしたリンク機能「RI HD」に対応しており、パナソニックのVIERA Link対応テレビとレコーダー、東芝のレグザリンク対応テレビ、シャープのAQUOSファミリンク対応テレビとの接続時に連動が可能になる。
■TX-SA578の特徴
これまでエントリーモデルの“500シリーズ”は、昨年発売の「TX-SA507」まで10桁の数字を「0」としていたが、本機では7.1ch対応に伴い「7」に変更されている。
全チャンネルの定格出力は100W、実用最大出力は160W。プリアンプとパワーアンプのブロックをそれぞれ分離した筐体内部レイアウトはSA608に同じ。パワーアンプ回路もディスクリート構成としたほか、銅バスプレートの採用により、電源供給効率の向上とアース電位の超安定化を図っている。なお、本機に「3段インバーテッドダーリントン回路」は搭載されていない。スピーカー端子は7系統を備える。
本体底面は楕円状のプレスラインを設けた「オーバルシャーシ」を採用し、強度を高めるとともに振動によるノイズ発生を抑えている。DACは本機もバーブラウン社製「PCM1690」を採用する。
サラウンド再生は「ドルビーTrueHD」「DTS-HD Master Audio」などHDオーディオをサポート。通常の7.1chに、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応しているが、「Audyssey DSX」は非対応。自動音量調整機能「Audyssey Dynamic Volume」や、付属の測定マイクで自動音場補正が行える「Audyssey 2EQ」機能を装備する。また、圧縮された音源をより高品位に再生する「ミュージックオプティマイザー」も採用されている。
映像回路は「DCDi Cinema」の採用により、アナログの映像入力もHDMI経由で1080pまでアプコン出力できる。オンスクリーンディスプレイは日本語対応のオーバーレイ表示仕様。「RI HD」にも対応する。
【問い合わせ先】
オンキヨー コールセンター
TEL/050-3161-9555
・「TX-SA608」/2010年3月31日発売/¥84,000(税込)
・「TX-SA578」/2010年4月下旬発売/¥71,400(税込)
両機種ともにHDMI ver.1.4端子を搭載。3D映像のパススルー出力が行えるほか、オーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応しており、ARC対応テレビ等と接続した場合は、HDMIケーブル1本だけで映像と音声両方の信号を伝送することが可能だ。HDMI端子はSA608が6入力/1出力、SA578は4入力/1出力を備える。
またSA608は本体色にブラックとシルバーの2色が揃う。SA578はブラックのみ。
■TX-SA608の特徴
全チャンネルの定格出力が130W、実用最大出力が190Wとなる。プリアンプとパワーアンプそれぞれの回路間での電気的・電磁的なノイズ干渉を抑えるため、各ブロックを分離したレイアウトとしている。パワーアンプの回路はディスクリート構成とし、パーツを吟味して回路設計を行ったという。十分な電流容量を持つ銅バスプレートを採用し、電源供給効率の向上とアース電位の超安定化を図っている。
SA608では瞬時電流供給能力(HICC)を高めるため、出力段に上位機が採用する独自の「3段インバーテッドダーリントン回路」を搭載し、高音質化を図っている。回路基板は電源部を中心に計7ch分をシンメトリーにレイアウトし、各チャンネルへ最短経路で電力を供給する構成としている。また大型電源回路の搭載や、グランドを含めた電力供給ラインには銅バスプレートを採用し、スピーカーへ電源のエネルギーをストレートに送り込めるような構造となっている。筐体構造は底面の強度を高め、振動の折り返しを分散させるため、楕円状のプレスラインを設けた「オーバルシャーシ」を採用している。また筐体内部は天面近く上部に12cm口径の大型冷却ファンを配置し、ファンをゆっくりと回す仕様にして高音質化を図っている。またオーディオグレードとして定評の高い、8ch分を1チップ化したバーブラウン社製DAC「PCM1690」を採用している。
サラウンド再生は通常の7.1chに、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応したほか、フロントワイドスピーカーが選択できる「Audyssey Dynamic Surround Explansion(Audyssey DSX)」のデコードもサポートし、立体的な空間表現力を高めている。全部で9ch分を搭載するスピーカー出力の内、4ch分(L/R×2系統)がフロントハイト/フロントワイド/サラウンドバック用に割り当てられており、スピーカーセッティングの画面から環境に合わせて設定することが可能だ。
もちろん「ドルビーTrueHD」「DTS-HD Master Audio」などHDオーディオもフルサポートする。また「THX Select 2 Plus」規格にも準拠。自動音場補正機能「Audyssey 2EQ」および自動音量補正機能の「Audyssey Dynamic Volume」も搭載する。
映像回路は「DCDi Cinema」の採用により、アナログの映像入力もHDMI経由で1080pまでアプコン出力できる。SA608にはD-sub 15ピンのPC入力も設けられており、PCで再生した映像コンテンツやWeb動画などをAVアンプ経由でHDMIアプコン出力することも可能だ。
設定画面は日本語対応のオーバーレイ・オンスクリーンディスプレイが可能となっており、映像を再生しながらメニュー設置が行える。その他、HDMI CECをベースにしたリンク機能「RI HD」に対応しており、パナソニックのVIERA Link対応テレビとレコーダー、東芝のレグザリンク対応テレビ、シャープのAQUOSファミリンク対応テレビとの接続時に連動が可能になる。
■TX-SA578の特徴
これまでエントリーモデルの“500シリーズ”は、昨年発売の「TX-SA507」まで10桁の数字を「0」としていたが、本機では7.1ch対応に伴い「7」に変更されている。
全チャンネルの定格出力は100W、実用最大出力は160W。プリアンプとパワーアンプのブロックをそれぞれ分離した筐体内部レイアウトはSA608に同じ。パワーアンプ回路もディスクリート構成としたほか、銅バスプレートの採用により、電源供給効率の向上とアース電位の超安定化を図っている。なお、本機に「3段インバーテッドダーリントン回路」は搭載されていない。スピーカー端子は7系統を備える。
本体底面は楕円状のプレスラインを設けた「オーバルシャーシ」を採用し、強度を高めるとともに振動によるノイズ発生を抑えている。DACは本機もバーブラウン社製「PCM1690」を採用する。
サラウンド再生は「ドルビーTrueHD」「DTS-HD Master Audio」などHDオーディオをサポート。通常の7.1chに、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応しているが、「Audyssey DSX」は非対応。自動音量調整機能「Audyssey Dynamic Volume」や、付属の測定マイクで自動音場補正が行える「Audyssey 2EQ」機能を装備する。また、圧縮された音源をより高品位に再生する「ミュージックオプティマイザー」も採用されている。
映像回路は「DCDi Cinema」の採用により、アナログの映像入力もHDMI経由で1080pまでアプコン出力できる。オンスクリーンディスプレイは日本語対応のオーバーレイ表示仕様。「RI HD」にも対応する。
【問い合わせ先】
オンキヨー コールセンター
TEL/050-3161-9555
関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドONKYO
- 型番TX-SA608
- 発売日2010年3月31日
- 価格¥84,000(税込)
●実用最大出力;190W×7(6Ω) ●定格出力:130W×7(6Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz ●HDMI端子:入力6/出力1 ●映像入出力端子:D4入力2/出力1、コンポーネント入力2/出力1、コンポジット入力5/出力2、D-sub 15ピン1 ●音声入出力:デジタル入力4、アナログ入力8/出力2、7chプリ出力1、サブウーファープリ出力2 ●外形寸法:435W×176H×329Dmm ●質量:11.5kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドONKYO
- 型番TX-SA578
- 発売日2010年4月下旬
- 価格¥71,400(税込)
●実用最大出力;160W×7(6Ω) ●定格出力:100W×7(6Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz ●HDMI端子:入力4/出力1 ●映像入出力端子:D4入力2/出力1、コンポーネント入力2/出力1、コンポジット入力5/出力2 ●音声入出力:デジタル入力4、アナログ入力7/出力1、サブウーファープリ出力1 ●外形寸法:435W×151H×328.5Dmm ●質量:9.4kg