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公開日 2011/04/07 10:49
東芝ヨーロッパ、同社初のパッシブ型3Dテレビを発売 − 「ハイエンド層向け」のアクティブ型と同時展開
47/42V型の2モデル
東芝の欧州法人であるToshiba Europe社は現地時間4月5日、欧州市場向けにパッシブ型の3D液晶テレビ「VL863」シリーズを発表した。
42V型と47V型の2機種をラインナップ。どちらも2011年の第2四半期中にヨーロッパで発売する。映像エンジンには「M400HD」を搭載し、解像度を向上させる「Resolution+」や倍速フレームレート変換などを行っている。
最大の特徴は、ラインごとに円偏光の方向を変える、インターリーブ方式の偏光フィルターを画面前面に貼り、パッシブ型メガネを使った3D視聴が行えること。本体には東芝のパートナーであるRealD社の3Dメガネを4本同梱しており、オプションとして手頃な価格により提供されるメガネが追加購入できるという。
東芝では、パッシブ型3Dの採用により、クロストークを劇的に減らすことができたほか、明るい環境でも快適な視聴ができ、フリッカーが起きず、疲労が少ないことを利点として挙げている。
Toshiba Europe 映像機器マーケティング部門のSascha Lange氏は、「VL863は、アクティブシャッター技術しかなかったこれまでの3Dテレビのラインナップに、便利でスマートなモデルとして加わる」と説明。「我々は異なるニーズに対し、魅力的な商品を提供できるようになった。パッシブ型の3Dテレビは、3D映像を複数人でエンジョイしたい場合に向いている。アクティブシャッター方式の3Dテレビは、3D映画のクオリティについて、絶対に妥協したくないというハイエンド層のユーザーをターゲットにしている」と説明している。
東芝は、日本国内ではアクティブシャッター方式の3D液晶テレビと、裸眼3Dテレビをすでに発売している。今回ヨーロッパでパッシブ型のモデルを発表したことで、グローバルではアクティブ、パッシブ、裸眼の3方式を同時に展開することになる。
42V型と47V型の2機種をラインナップ。どちらも2011年の第2四半期中にヨーロッパで発売する。映像エンジンには「M400HD」を搭載し、解像度を向上させる「Resolution+」や倍速フレームレート変換などを行っている。
最大の特徴は、ラインごとに円偏光の方向を変える、インターリーブ方式の偏光フィルターを画面前面に貼り、パッシブ型メガネを使った3D視聴が行えること。本体には東芝のパートナーであるRealD社の3Dメガネを4本同梱しており、オプションとして手頃な価格により提供されるメガネが追加購入できるという。
東芝では、パッシブ型3Dの採用により、クロストークを劇的に減らすことができたほか、明るい環境でも快適な視聴ができ、フリッカーが起きず、疲労が少ないことを利点として挙げている。
Toshiba Europe 映像機器マーケティング部門のSascha Lange氏は、「VL863は、アクティブシャッター技術しかなかったこれまでの3Dテレビのラインナップに、便利でスマートなモデルとして加わる」と説明。「我々は異なるニーズに対し、魅力的な商品を提供できるようになった。パッシブ型の3Dテレビは、3D映像を複数人でエンジョイしたい場合に向いている。アクティブシャッター方式の3Dテレビは、3D映画のクオリティについて、絶対に妥協したくないというハイエンド層のユーザーをターゲットにしている」と説明している。
東芝は、日本国内ではアクティブシャッター方式の3D液晶テレビと、裸眼3Dテレビをすでに発売している。今回ヨーロッパでパッシブ型のモデルを発表したことで、グローバルではアクティブ、パッシブ、裸眼の3方式を同時に展開することになる。