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公開日 2011/08/24 14:18
【情報追加】ソニー、AVCHD 2.0対応のデジタル一眼“α”中級機「α77」「α65」を発売
「Translucent Mirror Technology」採用
ソニーは、デジタル一眼レフカメラ“α”シリーズの新機種となる“α77”、“α65”の2機種を10月中旬に発売する。
ともに昨年秋に発売された透過型ミラーをコアとした「Translucent Mirror Technology」を採用した“α55”(関連ニュース)の上位モデル。“α77”はシリーズの新しい中級機に位置づけられる。また“α65”は中級機のエッセンスを凝縮した上位普及機に位置づけられ、基本仕様の多くはα77と共通となっている。交換レンズ用マウントは「Aマウント方式」となる。
価格はいずれもオープンだが、α77はボディ単体の「SLT-A77V」が15万円前後、3倍標準ズームレンズ「DT 16-50mm F2.8 SSM」付きのキット「SLT-A77VQ」が21万円前後で販売される見込み。
α65はボディ単体の「SLT-A65V」が95,000円前後。「DT 16-50mm F2.8 SSM」を組み合わせたズームレンズキット「SLT-A77VQ」が10万円前後、こちらに2本目のレンズ「DT 55-200mm F4.5-5/6 SAM」を加えたダブルズームレンズキット「SLT-A65VY」が12万円前後で、それぞれ販売される見込みだ。
記録メディアはメモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/SDメモリーカード、「Eye-Fi」に対応する。
両モデルともに撮像素子にはAPS-Cサイズの「“Exmor”APS HD CMOSセンサー」を搭載し、カメラ部有効画素数は約2,430万画素を実現した。画像処理エンジン「BIONZ」もより高画素化し、大容量化する情報を高速・高画質、低ノイズに処理できるようチューンナップされている。新開発のBIONZではISO100〜16,000の広い感度領域を達成。α77は拡張モード選択時にISO50の感度設定も対応する。
またボディ内手ブレ補正は、静止画撮影時にすべてのαレンズで効果が得られるイメージセンサーシフト方式を採用している。補正効果は2.5〜4.5段をカバーした。なお動画撮影時は電子式手ブレ補正となる。その他、撮影時に装着レンズ収差・シェーディング補正を自動で行う機能も搭載した。
ボディのコア部分に透過型ミラーを採用し、イメージセンサーとAFセンサーに常時光を供給することで、より高速・高精度なフォーカシングとライブビュー/動画撮影機能を実現する「Translucent Mirror Technology」は、今回発表された2機種ともに搭載する。
Translucent Mirror Technology技術により、高速・高精度に位相差検出AFを駆動させることで、連写撮影や動画撮影でも常時被写体を捉え続ける「フルタイムコンティニュアスAF」が可能になった。AF追従の高速連写は、α77が世界最速となる12コマ/秒を実現。α65は10コマ/秒となる。
またAFセンサーはα77が新開発の11点クロス19点センサーを、α65が3点クロス15点センサーをそれぞれ搭載した。ユーザーの指定した被写体を追いかけ続ける「追尾フォーカス機能」の搭載や、電子先幕シャッターの採用により、クラス最小となる0.05秒のレリーズタイムラグも実現している。
XGA解像度の0.5型有機ELビューファインダー“XGA OLED Tru-Finder”がαシリーズとして初めて搭載されたことも両機の特徴だ。解像度は235.9万ドット。α55と比べて約10倍のコントラストを実現している。本体の設定から写真撮影、画像確認までの一連の操作が全てファインダー上で快適に行える。視野率は100%、視野角は33.3度。
なお、背面液晶モニターはα77搭載のモニターが3軸チルトに対応する。α65のモニターはバリアングルチルト可動タイプ。画面サイズは3.0型、解像度は約92万画素、視野角100%のスペックは両機とも同じ。α77は本体上面に情報表示パネルも備えている。
動画撮影機能では、AVCHD Ver 2.0の「AVCHD Progressive」に対応。より滑らかな1080/60p(28Mbps)動画の撮影も行える。なお動画撮影時もフルタイムコンティニュアスAFが利用できる。動画撮影時の音声収録にも配慮し、本体にはステレオマイクを内蔵。音声NR機能も搭載し、レンズ駆動音などのノイズを削減して記録できる。
動画記録はセンサー読み出しが60p対応となり、ここから60iで記録することも可能だ。AVCHD記録の際は、60p/28M(PS)、60i/24M(FX)、60i/17M(FH)、24p/24M(FX)、24p/17M(FH)で設定が可能。フィルムのような表現が可能な24p動画撮影にも対応している。また記録方式もAVCHDだけでなくMP4も選べる。なお、動画撮影時に静止画を同時記録することはできない。
そのほか動画撮影時はマニュアル設定も可能となっており、マニュアルフォーカス時にP/A/S/Mの各露出モードで様々な設定が行える。両モデルともにピクチャーエフェクトは合計11種類15項目の効果から設定が可能。内蔵フラッシュはα77がガイドナンバー12/16mm画角対応、α65がガイドナンバー10/18mm画角対応。静止画撮影は3D/2Dのスイングパノラマに対応。2Dのスイングパノラマは左右方向/上下方向での撮影が行える。
本体デザインは固さと柔らかさ、動と静のハイブリッドをコンセプトにした「Tensile Skin」を採用。無駄をそぎ落としたという本体は、デザインの魅力だけでなく、撮影時の操作性や信頼性を高めることにも注力したものであるという。ボディの素材はα77がマグネシウム合金で、防塵・防滴配慮処理が施されている。シャッター耐久は15万回。α65はエンジニアリングプラスティック製のボディで、防塵・防滴配慮処理は省略されている。
機能面ではこのほか、GPS機能や顔認識&登録機能、スマイルシャッター、Dレンジオプティマイザーを搭載している。HDMI端子も装備し、ブラビアリンクやソニー機器どうしの組みあわせでより高精細な写真再生が楽しめる「ブラビア プレミアムフォト」にも対応した。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
ともに昨年秋に発売された透過型ミラーをコアとした「Translucent Mirror Technology」を採用した“α55”(関連ニュース)の上位モデル。“α77”はシリーズの新しい中級機に位置づけられる。また“α65”は中級機のエッセンスを凝縮した上位普及機に位置づけられ、基本仕様の多くはα77と共通となっている。交換レンズ用マウントは「Aマウント方式」となる。
価格はいずれもオープンだが、α77はボディ単体の「SLT-A77V」が15万円前後、3倍標準ズームレンズ「DT 16-50mm F2.8 SSM」付きのキット「SLT-A77VQ」が21万円前後で販売される見込み。
α65はボディ単体の「SLT-A65V」が95,000円前後。「DT 16-50mm F2.8 SSM」を組み合わせたズームレンズキット「SLT-A77VQ」が10万円前後、こちらに2本目のレンズ「DT 55-200mm F4.5-5/6 SAM」を加えたダブルズームレンズキット「SLT-A65VY」が12万円前後で、それぞれ販売される見込みだ。
記録メディアはメモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/SDメモリーカード、「Eye-Fi」に対応する。
両モデルともに撮像素子にはAPS-Cサイズの「“Exmor”APS HD CMOSセンサー」を搭載し、カメラ部有効画素数は約2,430万画素を実現した。画像処理エンジン「BIONZ」もより高画素化し、大容量化する情報を高速・高画質、低ノイズに処理できるようチューンナップされている。新開発のBIONZではISO100〜16,000の広い感度領域を達成。α77は拡張モード選択時にISO50の感度設定も対応する。
またボディ内手ブレ補正は、静止画撮影時にすべてのαレンズで効果が得られるイメージセンサーシフト方式を採用している。補正効果は2.5〜4.5段をカバーした。なお動画撮影時は電子式手ブレ補正となる。その他、撮影時に装着レンズ収差・シェーディング補正を自動で行う機能も搭載した。
ボディのコア部分に透過型ミラーを採用し、イメージセンサーとAFセンサーに常時光を供給することで、より高速・高精度なフォーカシングとライブビュー/動画撮影機能を実現する「Translucent Mirror Technology」は、今回発表された2機種ともに搭載する。
Translucent Mirror Technology技術により、高速・高精度に位相差検出AFを駆動させることで、連写撮影や動画撮影でも常時被写体を捉え続ける「フルタイムコンティニュアスAF」が可能になった。AF追従の高速連写は、α77が世界最速となる12コマ/秒を実現。α65は10コマ/秒となる。
またAFセンサーはα77が新開発の11点クロス19点センサーを、α65が3点クロス15点センサーをそれぞれ搭載した。ユーザーの指定した被写体を追いかけ続ける「追尾フォーカス機能」の搭載や、電子先幕シャッターの採用により、クラス最小となる0.05秒のレリーズタイムラグも実現している。
XGA解像度の0.5型有機ELビューファインダー“XGA OLED Tru-Finder”がαシリーズとして初めて搭載されたことも両機の特徴だ。解像度は235.9万ドット。α55と比べて約10倍のコントラストを実現している。本体の設定から写真撮影、画像確認までの一連の操作が全てファインダー上で快適に行える。視野率は100%、視野角は33.3度。
なお、背面液晶モニターはα77搭載のモニターが3軸チルトに対応する。α65のモニターはバリアングルチルト可動タイプ。画面サイズは3.0型、解像度は約92万画素、視野角100%のスペックは両機とも同じ。α77は本体上面に情報表示パネルも備えている。
動画撮影機能では、AVCHD Ver 2.0の「AVCHD Progressive」に対応。より滑らかな1080/60p(28Mbps)動画の撮影も行える。なお動画撮影時もフルタイムコンティニュアスAFが利用できる。動画撮影時の音声収録にも配慮し、本体にはステレオマイクを内蔵。音声NR機能も搭載し、レンズ駆動音などのノイズを削減して記録できる。
動画記録はセンサー読み出しが60p対応となり、ここから60iで記録することも可能だ。AVCHD記録の際は、60p/28M(PS)、60i/24M(FX)、60i/17M(FH)、24p/24M(FX)、24p/17M(FH)で設定が可能。フィルムのような表現が可能な24p動画撮影にも対応している。また記録方式もAVCHDだけでなくMP4も選べる。なお、動画撮影時に静止画を同時記録することはできない。
そのほか動画撮影時はマニュアル設定も可能となっており、マニュアルフォーカス時にP/A/S/Mの各露出モードで様々な設定が行える。両モデルともにピクチャーエフェクトは合計11種類15項目の効果から設定が可能。内蔵フラッシュはα77がガイドナンバー12/16mm画角対応、α65がガイドナンバー10/18mm画角対応。静止画撮影は3D/2Dのスイングパノラマに対応。2Dのスイングパノラマは左右方向/上下方向での撮影が行える。
本体デザインは固さと柔らかさ、動と静のハイブリッドをコンセプトにした「Tensile Skin」を採用。無駄をそぎ落としたという本体は、デザインの魅力だけでなく、撮影時の操作性や信頼性を高めることにも注力したものであるという。ボディの素材はα77がマグネシウム合金で、防塵・防滴配慮処理が施されている。シャッター耐久は15万回。α65はエンジニアリングプラスティック製のボディで、防塵・防滴配慮処理は省略されている。
機能面ではこのほか、GPS機能や顔認識&登録機能、スマイルシャッター、Dレンジオプティマイザーを搭載している。HDMI端子も装備し、ブラビアリンクやソニー機器どうしの組みあわせでより高精細な写真再生が楽しめる「ブラビア プレミアムフォト」にも対応した。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番α77
- 発売日2011年10月中旬
- 価格上記参照
【SPEC】●使用レンズ:ソニーAマウントレンズ ●撮像素子:有効約2,430万画素 “Exmor” APS HD CMOSセンサー ●記録媒体:メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/SDメモリーカード ●ビューファインダー:235.9万ドット 0.5型有機EL 電子式ビューファインダー ●液晶モニター:3.0型TFT 約92万画素 ●使用電池:リチャージャブルバッテリーパック「NP-FM500H」 ●外形寸法:約142.6W×104.0H×80.9Dmm ●本体質量:約653g(本体のみ)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番α65
- 発売日2011年10月中旬
- 価格上記参照
【SPEC】●使用レンズ:ソニーAマウントレンズ ●撮像素子:有効約2,430万画素 “Exmor” APS HD CMOSセンサー ●記録媒体:メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SDXC/SDHC/SDメモリーカード ●ビューファインダー:235.9万ドット 0.5型有機EL 電子式ビューファインダー ●液晶モニター:3.0型TFT 約92万画素 ●使用電池:リチャージャブルバッテリーパック「NP-FM500H」 ●外形寸法:約132.1W×97.5H×80.7Dmm ●本体質量:約543g(本体のみ)