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公開日 2011/09/27 16:00
パナソニック、クラウド型ネットサービス「ビエラ・コネクト」を日本でも開始
アプリマーケットもスタート
パナソニック デジタルAVCマーケティング本部は、テレビ向けのインターネットサービス「ビエラ・コネクト」を10月4日に開始する。
10月4日時点での対応機種は2011年モデルの“VIERA”VT3/DT3/GT3/ST3/RB3シリーズ。年内にVT2/V2/D2/RT2B/R2B/R2シリーズや、2011年発売のDIGAのうち「テレビでネット」対応機種でも利用が可能になる見込み。
■クラウド上のアプリを「Ajax-CE」で表示
同社ではこれまで、国内のVIERAではネット機能を「テレビでネット」という名称で展開してきた。今回の「ビエラ・コネクト」は、この「テレビでネット」をベースに、機能やサービスを大きく高めたものだ。
ビエラ・コネクトは、すでに今春から欧米など100カ国以上で展開しているサービス。先日ベルリンで開催されたIFAでも大々的にアピールされた(関連ニュース)。
ビエラ・コネクトはクラウド型のネットワークサービスで、アプリの本体はサーバー上に置かれている。テレビ側のミドルウェアには独自開発の「Ajax-CE」を採用。画面制御やデータ取得を非同期で行う。
Ajax-CEの採用や、VIERA本体のPEAKSプロセッサとの組み合わせにより、クラウドにデータを置きながら、高速な画面表示や操作が行える、いわゆるサクサクした動作を可能にした。
またアプリのデータがクラウドに置かれるため、内蔵ストレージの容量を気にする必要なく、多数のアプリを利用することができる点も特徴。ただしゲームなど容量の大きいアプリは、データをSDカードに保存する必要がある。
ユーザーインターフェースでは、メニュー画面をカスタマイズすることも可能。メニューは複数のページで構成されているが、利用頻度の高いアプリを1ページ目に置くといった、スマートフォンやタブレットのような操作が容易に行える。
■アプリ開発のAPIなどもすでに公開済み
なおビエラ・コネクト用アプリの開発では、開発者向けのサイト「VIERA Connect Developers」を今年7月に開設した(関連ニュース)。
同サイトはパナソニックが提携したIPTV用アプリケーションの開発会社、スウェーデンAccedo社と協業で運用しているもので、アプリ開発のためのAPIなどが提供されている。
■「ビエラ・コネクト マーケット」もオープン
ビエラ・コネクトのスタートに合わせ、アプリなどを販売する「ビエラ・コネクト マーケット」もオープンさせる。
マーケットでは、有料アプリと無料アプリを用意。またアプリだけでなくSDカードや3Dグラス、リモコン、ゲームパッドなどの商品も購入することができる。
決済はクレジットカードで行う。PanaSenseやCLUB PanasonicでIDを持っており、クレジットカード情報を登録しているユーザーは、IDだけで登録が行え、再度カード情報を入力する必要は無い。なおアプリ以外の一部商品については代引きで購入することもできる。
マーケットでは、有料商品を購入した際には、マーケット内で使えるポイントが付与されるシステムも導入。ポイント付与率などはアプリや商品ごとに異なる。なおポイントは、Huluの月額料金など、他社の決済システムを利用するサービスに利用することはできない。
サービス開始を記念し、マーケットで有料商品を購入したユーザー先着500名を対象に、1,000円相当のポイントをプレゼントするキャンペーンも、10月4日から10月31日まで実施される。
■ゲームなど新アプリの提供を開始
ビエラ・コネクトの国内スタートに合わせ、10月上旬に新アプリの提供を開始する。
「MLB.TV」は有料で、10月4日に提供開始。有料会員はHD画質でMLBの試合を生中継やオンデマンドで視聴できる。中継をホーム/アウェイで選択する機能、好みのチームを登録する機能、視聴したいイニングにジャンプする機能なども備えている。
「アクトビラ」アプリも10月6日にリニューアルする。従来は1,600×900ピクセルの表示で、画面周囲に黒オビ部分があったが、新アプリでは1,920×1,080のフルHDで全画面表示が可能になる。
またゲームでは、レースゲーム「アスファルト 5」、ゴルフゲーム「レッツ!ゴルフ 2」、カードゲーム「UNO」などGameloft社の作品を有料で10月4日から販売する。さらに無料のゲームも多数提供する。なおゲームによってはデータをSDカードにダウンロードする必要があり、この場合、写真などほかのファイルが保存されていないカードを準備する必要がある。
■年度内に多数のアプリを提供。これまでのアプリも継続
そのほか、2011年度内を目途に多数のアプリを提供開始する予定。「Yahoo! オークション」「楽天ランキング」「Shufoo!」「TBS ゴルフ動画検索」「Dailymotion」「AccuWeather」は無料での提供となる。
「ビューン」「DMM.TV」「TSUTAYA TV」は有料で提供となる。なおTSUTAYA TVはリニューアルされる予定で、新たにGUIに立体的な表現を取り入れ、直感的な操作を可能にするという。
また、すでに「テレビでネット」向けに提供していたアプリもビエラ・コネクトで利用可能。「Hulu」「Ustream」「YouTube」「ひかりTV」「radiko.jp」「Picasa ウェブアルバム」「3D静止画アルバム」といった動画/静止画/音声サービスのほか、「Facebook」「Twitter」「Skype」などのコミュニケーションサービスまで、多数のアプリが用意されている。
なおビエラ・コネクトは、10月4日から8日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2011」のパナソニックブースで体験することができる。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
10月4日時点での対応機種は2011年モデルの“VIERA”VT3/DT3/GT3/ST3/RB3シリーズ。年内にVT2/V2/D2/RT2B/R2B/R2シリーズや、2011年発売のDIGAのうち「テレビでネット」対応機種でも利用が可能になる見込み。
■クラウド上のアプリを「Ajax-CE」で表示
同社ではこれまで、国内のVIERAではネット機能を「テレビでネット」という名称で展開してきた。今回の「ビエラ・コネクト」は、この「テレビでネット」をベースに、機能やサービスを大きく高めたものだ。
ビエラ・コネクトは、すでに今春から欧米など100カ国以上で展開しているサービス。先日ベルリンで開催されたIFAでも大々的にアピールされた(関連ニュース)。
ビエラ・コネクトはクラウド型のネットワークサービスで、アプリの本体はサーバー上に置かれている。テレビ側のミドルウェアには独自開発の「Ajax-CE」を採用。画面制御やデータ取得を非同期で行う。
Ajax-CEの採用や、VIERA本体のPEAKSプロセッサとの組み合わせにより、クラウドにデータを置きながら、高速な画面表示や操作が行える、いわゆるサクサクした動作を可能にした。
またアプリのデータがクラウドに置かれるため、内蔵ストレージの容量を気にする必要なく、多数のアプリを利用することができる点も特徴。ただしゲームなど容量の大きいアプリは、データをSDカードに保存する必要がある。
ユーザーインターフェースでは、メニュー画面をカスタマイズすることも可能。メニューは複数のページで構成されているが、利用頻度の高いアプリを1ページ目に置くといった、スマートフォンやタブレットのような操作が容易に行える。
■アプリ開発のAPIなどもすでに公開済み
なおビエラ・コネクト用アプリの開発では、開発者向けのサイト「VIERA Connect Developers」を今年7月に開設した(関連ニュース)。
同サイトはパナソニックが提携したIPTV用アプリケーションの開発会社、スウェーデンAccedo社と協業で運用しているもので、アプリ開発のためのAPIなどが提供されている。
■「ビエラ・コネクト マーケット」もオープン
ビエラ・コネクトのスタートに合わせ、アプリなどを販売する「ビエラ・コネクト マーケット」もオープンさせる。
マーケットでは、有料アプリと無料アプリを用意。またアプリだけでなくSDカードや3Dグラス、リモコン、ゲームパッドなどの商品も購入することができる。
決済はクレジットカードで行う。PanaSenseやCLUB PanasonicでIDを持っており、クレジットカード情報を登録しているユーザーは、IDだけで登録が行え、再度カード情報を入力する必要は無い。なおアプリ以外の一部商品については代引きで購入することもできる。
マーケットでは、有料商品を購入した際には、マーケット内で使えるポイントが付与されるシステムも導入。ポイント付与率などはアプリや商品ごとに異なる。なおポイントは、Huluの月額料金など、他社の決済システムを利用するサービスに利用することはできない。
サービス開始を記念し、マーケットで有料商品を購入したユーザー先着500名を対象に、1,000円相当のポイントをプレゼントするキャンペーンも、10月4日から10月31日まで実施される。
■ゲームなど新アプリの提供を開始
ビエラ・コネクトの国内スタートに合わせ、10月上旬に新アプリの提供を開始する。
「MLB.TV」は有料で、10月4日に提供開始。有料会員はHD画質でMLBの試合を生中継やオンデマンドで視聴できる。中継をホーム/アウェイで選択する機能、好みのチームを登録する機能、視聴したいイニングにジャンプする機能なども備えている。
「アクトビラ」アプリも10月6日にリニューアルする。従来は1,600×900ピクセルの表示で、画面周囲に黒オビ部分があったが、新アプリでは1,920×1,080のフルHDで全画面表示が可能になる。
またゲームでは、レースゲーム「アスファルト 5」、ゴルフゲーム「レッツ!ゴルフ 2」、カードゲーム「UNO」などGameloft社の作品を有料で10月4日から販売する。さらに無料のゲームも多数提供する。なおゲームによってはデータをSDカードにダウンロードする必要があり、この場合、写真などほかのファイルが保存されていないカードを準備する必要がある。
■年度内に多数のアプリを提供。これまでのアプリも継続
そのほか、2011年度内を目途に多数のアプリを提供開始する予定。「Yahoo! オークション」「楽天ランキング」「Shufoo!」「TBS ゴルフ動画検索」「Dailymotion」「AccuWeather」は無料での提供となる。
「ビューン」「DMM.TV」「TSUTAYA TV」は有料で提供となる。なおTSUTAYA TVはリニューアルされる予定で、新たにGUIに立体的な表現を取り入れ、直感的な操作を可能にするという。
また、すでに「テレビでネット」向けに提供していたアプリもビエラ・コネクトで利用可能。「Hulu」「Ustream」「YouTube」「ひかりTV」「radiko.jp」「Picasa ウェブアルバム」「3D静止画アルバム」といった動画/静止画/音声サービスのほか、「Facebook」「Twitter」「Skype」などのコミュニケーションサービスまで、多数のアプリが用意されている。
なおビエラ・コネクトは、10月4日から8日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2011」のパナソニックブースで体験することができる。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365