HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2012/11/27 17:33
日本デジタル家電、地デジ8ch全録レコーダー「ハイビジョン・ロクラク」のサーバー対応モデル
アナログハイビジョン入力にも対応
(株)日本デジタル家電は、地デジチューナー/H.264トランスコーダーを8基ずつ内蔵し、地デジ全8chの連続同時録画に対応するデジタルレコーダー「ハイビジョン・ロクラクIII」に、AVサーバー機能を追加した「ALPHA II」を12月から出荷開始する。価格は298,000円(税込)。
本機は2011年10月に発表した「ハイビジョン・ロクラクIIIα」シリーズをベースに、ネットワークAVサーバー機能と、1基のエンコーダーを追加して外部入力からのアナログ映像入力を取り込める機能を追加したハイスペックモデル。
本体には容量2TBのハードディスクを内蔵。8基の地デジチューナーとH.264トランスコーダーにより、8chの地デジ放送番組を、長時間モードで約1週間分連続録画ができる。連続録画は内蔵HDDに割り当てたタイムシフト領域を使って、最大容量に到達すると自動で古い時刻の録画に、新しい時刻の録画を上書き保存するエンドレス録画方式を採用する。本機では追記型のリング録画を可能にし、過去の全録データを残したまま、必要期間だけ全録を繰り返し追記して保存する使用方法が可能になった。リング録画の領域はA/Bと2つのパーティションに設定でき、ひとつを全録用のエンドレス録画用に使い、もうひとつを保存用領域に使うといった設定ができる。
またコールドスタート時の自動追記開始機能も新たに加え、不慮の停電やファームウェアの更新時にも連続録画を継続して行えるようになった。連続録画が中断してしまった期間は、番組表に該当期間が赤く表示される機能も採用する。
全チャンネル録画のコンテンツは、付属するリモコンの「タイムシフト」ボタンを押して過去番組の視聴が手軽に行える。番組表形式で表示される一覧から見たい番組を選んで再生できるほか、ジャンルやキーワードで検索を行うことも可能だ。リジューム再生機能も設ける。
D4タイプの外部入力端子を設け、アナログハイビジョン映像をH.264にエンコードして録画を行える機能も追加された。本機能は8つのトランスコーダーで8ch同時録画を行いながら、同時に利用することができる。画質は0.5Mbpsから6Mbpsの範囲で任意に設定ができる。
PCの表示画面のディスプレイアナログ出力やゲーム機(1080i/720p対応)の表示画面をハイビジョンアナログ出力して、H.264で録画することも可能だ。
アナログ外部入力のエンコードにはH.264以外にMPEG2も選ぶことができ、ハイビジョンのアナログ入力をSDにダウンスケーリングして、MPEG2のトランスポートストリームとして録画することも可能だ。保存したデータは従来のロクラクシリーズで利用できる。さらに過去のDVD映像やSDのHDDレコーダーの映像をアナログコンポジット映像端子やS端子経由で外部入力のアナログ信号として取り込み、H.264/MPEG2でエンコードして録画保存も可能。アナログ入力のコピープロテクトはCGMSに対応している。
本機には「ロクラクIIIα」には搭載されていなかったD3タイプのハイビジョンアナログ出力が設けられた。このハイビジョンアナログ出力を本体のアナログ外部入力にループバックするための専用スイッチも設けられており、これによりハイビジョン録画番組をデジタル/アナログ変換して残すことが可能だ。
本機からAVサーバー機能も新たに追加され、録画した番組を家庭内LANで共有し、遠隔視聴することも可能になった。DLNA準拠の暗号化技術を採用しているが、DLNA規格の他社製品と通信互換性はない。新たに設けられたAVサーバー機能により、家庭内の離れた部屋から本機を操作し、8ch全録番組を含む録画コンテンツの視聴が楽しめるようになる。また外部入力AV信号をH.264にエンコードして、ハイビジョンのまま転送・遠隔操作ができるほか、外部入力を録画しながら遠隔視聴も行えるので、遠隔監視システムとしても利用が可能としている。これらの機能は(株)日本コンピュータのDVHD技術により実現されており、ハイビジョンDVHD対応の他社機器と互換性を持たせている。
またハイビジョン映像をSD化、MPEG2エンコードを行って従来のロクラクシリーズを遠隔再生端末として利用することもできる。反対に従来のロクラクIIシリーズの外部入力にSDカメラ映像を入力し、MPEG2にエンコードした映像を本機で再生して楽しめる。
先述のDVHD技術のセキュリティチップを搭載した機器どうしであれば、ペアリングした1対1の機器間でインターネットを経由して録画コンテンツの遠隔視聴が行える。
なお、録画は本体内蔵のHDD以外に、最大2TBまでの外部USB-HDDを1台接続してストレージとして利用できる。外部HDDは、内蔵HDDのタイムシフト領域に一時保存した番組をバックアップ保存したり、指定したジャンルの番組だけを自動的に保存、あるいはキーワードを指定して特定の番組を保存するといった使い方も可能だ。上書き録画の指定も行える。
本機は(株)日本コンピュータの「DVHDライセンス」をベースに開発した独自の「クイックOS」により動作するため、快適な動作性能を実現したほか、インターネットに常時接続していてもウィルス感染の恐れがない点が特長であるという。
【問い合わせ先】
日本デジタル家電
TEL/053-454-1374
本機は2011年10月に発表した「ハイビジョン・ロクラクIIIα」シリーズをベースに、ネットワークAVサーバー機能と、1基のエンコーダーを追加して外部入力からのアナログ映像入力を取り込める機能を追加したハイスペックモデル。
本体には容量2TBのハードディスクを内蔵。8基の地デジチューナーとH.264トランスコーダーにより、8chの地デジ放送番組を、長時間モードで約1週間分連続録画ができる。連続録画は内蔵HDDに割り当てたタイムシフト領域を使って、最大容量に到達すると自動で古い時刻の録画に、新しい時刻の録画を上書き保存するエンドレス録画方式を採用する。本機では追記型のリング録画を可能にし、過去の全録データを残したまま、必要期間だけ全録を繰り返し追記して保存する使用方法が可能になった。リング録画の領域はA/Bと2つのパーティションに設定でき、ひとつを全録用のエンドレス録画用に使い、もうひとつを保存用領域に使うといった設定ができる。
またコールドスタート時の自動追記開始機能も新たに加え、不慮の停電やファームウェアの更新時にも連続録画を継続して行えるようになった。連続録画が中断してしまった期間は、番組表に該当期間が赤く表示される機能も採用する。
全チャンネル録画のコンテンツは、付属するリモコンの「タイムシフト」ボタンを押して過去番組の視聴が手軽に行える。番組表形式で表示される一覧から見たい番組を選んで再生できるほか、ジャンルやキーワードで検索を行うことも可能だ。リジューム再生機能も設ける。
D4タイプの外部入力端子を設け、アナログハイビジョン映像をH.264にエンコードして録画を行える機能も追加された。本機能は8つのトランスコーダーで8ch同時録画を行いながら、同時に利用することができる。画質は0.5Mbpsから6Mbpsの範囲で任意に設定ができる。
PCの表示画面のディスプレイアナログ出力やゲーム機(1080i/720p対応)の表示画面をハイビジョンアナログ出力して、H.264で録画することも可能だ。
アナログ外部入力のエンコードにはH.264以外にMPEG2も選ぶことができ、ハイビジョンのアナログ入力をSDにダウンスケーリングして、MPEG2のトランスポートストリームとして録画することも可能だ。保存したデータは従来のロクラクシリーズで利用できる。さらに過去のDVD映像やSDのHDDレコーダーの映像をアナログコンポジット映像端子やS端子経由で外部入力のアナログ信号として取り込み、H.264/MPEG2でエンコードして録画保存も可能。アナログ入力のコピープロテクトはCGMSに対応している。
本機には「ロクラクIIIα」には搭載されていなかったD3タイプのハイビジョンアナログ出力が設けられた。このハイビジョンアナログ出力を本体のアナログ外部入力にループバックするための専用スイッチも設けられており、これによりハイビジョン録画番組をデジタル/アナログ変換して残すことが可能だ。
本機からAVサーバー機能も新たに追加され、録画した番組を家庭内LANで共有し、遠隔視聴することも可能になった。DLNA準拠の暗号化技術を採用しているが、DLNA規格の他社製品と通信互換性はない。新たに設けられたAVサーバー機能により、家庭内の離れた部屋から本機を操作し、8ch全録番組を含む録画コンテンツの視聴が楽しめるようになる。また外部入力AV信号をH.264にエンコードして、ハイビジョンのまま転送・遠隔操作ができるほか、外部入力を録画しながら遠隔視聴も行えるので、遠隔監視システムとしても利用が可能としている。これらの機能は(株)日本コンピュータのDVHD技術により実現されており、ハイビジョンDVHD対応の他社機器と互換性を持たせている。
またハイビジョン映像をSD化、MPEG2エンコードを行って従来のロクラクシリーズを遠隔再生端末として利用することもできる。反対に従来のロクラクIIシリーズの外部入力にSDカメラ映像を入力し、MPEG2にエンコードした映像を本機で再生して楽しめる。
先述のDVHD技術のセキュリティチップを搭載した機器どうしであれば、ペアリングした1対1の機器間でインターネットを経由して録画コンテンツの遠隔視聴が行える。
なお、録画は本体内蔵のHDD以外に、最大2TBまでの外部USB-HDDを1台接続してストレージとして利用できる。外部HDDは、内蔵HDDのタイムシフト領域に一時保存した番組をバックアップ保存したり、指定したジャンルの番組だけを自動的に保存、あるいはキーワードを指定して特定の番組を保存するといった使い方も可能だ。上書き録画の指定も行える。
本機は(株)日本コンピュータの「DVHDライセンス」をベースに開発した独自の「クイックOS」により動作するため、快適な動作性能を実現したほか、インターネットに常時接続していてもウィルス感染の恐れがない点が特長であるという。
【問い合わせ先】
日本デジタル家電
TEL/053-454-1374
関連リンク
トピック
- ジャンルハードディスクレコーダー
- ブランドNIHON DIGITAL
- 型番ハイビジョン・ロクラクIII ALPHA IIサーバー
- 発売日2012年12月
- 価格¥298,000(税込)
【SPEC】●内蔵HDD:2TB ●チューナー:地上デジタル×8 ●AV出力:アナログコンポーネントD3、アナログコンポジット、HDMI 1.3 ●外部入出力:USB、LAN ●AV入力:アナログコンポーネントD4、アナログコンポジット、映像・音声入力 ●消費電力:31W ●外形寸法:430W×50H×217Dmm ●質量:2.7kg