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公開日 2014/01/10 10:26

【CES】JVC、タフ性能を高めた新EVERIOや4Kカメラ試作機/エプソンの第2世代MOVERIO続報

パイオニアはDJ用ヘッドホンなどを展示
ファイル・ウェブ編集部
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現地時間7日から開幕している「CES 2014」。本記事ではJVCケンウッド、パイオニア、エプソンのブースについてレポートする。

■JVCは防水・耐衝撃などタフ性能を備えた新EVERIOを展示

JVCケンウッドは、カー関連のブースが集まる「North Hall」に、JVCとKENWOOD各ブランドの製品を出展。カー関連製品をメインに展示を行っていた。

JVCブースはカー関連のナビやカーオーディオなど展示が中心

そんな中、JVCブースではビデオカメラやヘッドホンなどAV関連製品も展示。新製品として同社のビデオカメラ“EVERIO”のタフ性能モデル「GZ-R10」「GZ-R70」を出展した。米国では「GZ-R10」が3月末に400ドル、「GZ-R70」が4月末に500ドルで発売される。

「GZ-R10」

「GZ-R70」

両モデルは通常のビデオカメラの形態を採用しながら、同社のウェアラブルカメラ“ADIXXION”「GC-XA2」のようなタフ性能を備えた製品。5mの防水に加え、防塵・耐衝撃・耐低温度に対応する。「GZ-R10」はメモリー非内蔵のSDカードモデルで、「GZ-R80」が32GBメモリーを備えた上でライトを内蔵したモデルとなる。

ウェアラブルカメラ“ADIXXION”「GC-XA2」の展示にも力が入れられていた。様々な用途の紹介と共に、専用アクセサリーも多く用意されていた。

“ADIXXION”「GC-XA2」も積極アピール

豊富なアクセサリーを紹介

また、コンシューマー向け4Kビデオカメラの試作機も展示。その場で撮影した映像を見ることができた。さらにハイビジョンメモリームービー「GZ-PX100」もディスプレイされていた。

コンシューマー向け4Kビデオカメラの試作機

「GZ-PX100」

ヘッドホンでは、オーバーヘッド型ヘッドホン「HA-S600」や、重低音・タフをコンセプトとした“XX”シリーズの各モデルが出展。Bluetoothスピーカー「SP-ABT100」も展示されていた。

「HA-S600」

「SP-ABT100」

■パイオニアはDJヘッドホンや関連機器などを出展

同じく「North Hall」にてカー関連をメインの展示を行ったパイオニア。同社のナビゲーションシステムやカーオーディオ製品を一斉に展示していた。

パイオニアもカーナビやカーオーディオ中心の出展内容


AV関連では、DJ向けヘッドホンを展示。DJ用機材と共に「HDJ」シリーズのヘッドホン各モデルを展示していた。

DJヘッドホン「HDR」シリーズ

また、一部ながらAV系コンポーネントも出展。北米におけるAVアンプのフラグシップモデル「ELITE SC-79」やサウンドバー「SP-SB23W」などがブース内に展示されていた。また、パイオニア製のBDドライブも紹介されていた。

北米にAVアンプ最上位モデル「ELITE SC-79」

サウンドバー「SP-SB23W」も北米モデル


パイオニア製ドライブも展示
■エプソンは新“MOVERIO”やウェアラブル端末を公開

North Hallの正反対にあるSouth Hallでは、エプソンが先日のプレスカンファレンスで発表した第2世代MOVERIO「BT-200」やウェアラブルデバイス“Pulsense”を公開した(関連ニュース)。

BT-200と、セット販売されるMiracastアダプター

「BT-100」の基本的な仕様についてはプレスカンファレンスのレポートで紹介したとおり。大きな軽量化とデザイン刷新を行い、Miracast対応など外部からの入力も強化された。

BT-200を装着したところ。女性が付けても違和感のないデザインになった


BT-200に付属する、映像に没入する際に用いる「シェード」も展示されていた。サングラスのようなイメージで、色の濃さは複数用意され、映像の背景が暗くはなるが、視界が完全に遮断されるわけではない。

BT-200用のシェード

シェードをグラスに取り付けたところ

細かいことだが、メガネの鼻パッドが、鼻の大きさやメガネに合わせて調整できるようになったことも朗報だ。またドルビーデジタルプラスへの対応もトピックの一つだが、デコードに対応するのはSDカード経由での再生のみであるという。ここでは実際にイヤホンを付けての視聴も行うことができた。

写真のように鼻あてはフレキシブルに可動する

BT-200をAR(拡張現実)的に用いたゲームも紹介されていた。バンダイナムコのゲームで、スケッチブックに描いた背景をBT-200が認識すると、そのスケッチブックをステージにゲームが展開されるというもの。シースルー型である本機ならではの使い方だ。

BT-200をAR(拡張現実)的に用いたゲームプレイ

本ブースで新たに公開されたのが、専用のMiracastアダプター。HDMI入出力を搭載し、Miracast非対応のBDプレーヤーなどで再生した映像を、このアダプター経由でBT-200に転送して視聴できる。また、BT-200の映像をテレビに転送することも可能だ。

BT-200用Miracastアダプター

背面にHDMI入出力を搭載

なお、アダプターのみでの販売はされず、BT-200と同梱したパッケージを発売予定とのこと。BT-200単体との価格差などは未定だという。

心拍数や活動レベル、睡眠パターンなど計測できるウェアラブルデバイス“Pulsense”の2モデルも公開。時計型の「PS-500」、リストバンド型の「PS-100」を専用アプリとBluetooth接続してのデモが行われていた。

ウェアラブルデバイス“Pulsense”の2モデルも公開

時計型「PS-500」のセンサー部


Bluetooth接続してタブレットの専用アプリから測定値を確認できる

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