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公開日 2015/09/05 02:14
<IFA>オンキヨー、バランス接続/11.2MHz DSD対応のハイレゾDAP「DP-X1」
バランス接続対応イヤホンも参考出展
オンキヨーは、本日開幕した「IFA2015」にて、バランス接続に対応したオンキヨーブランドのハイレゾDAP「DP-X1」を発表した。発売は今年11月を予定しており、価格は未定。
昨日パイオニアから発表されたハイレゾDAP「XDP-100R」(関連ニュース)の兄弟機とも言えるモデル。基本的なエンジンは同じなため仕様は共通する部分もあるが、外観デザインやGUIは全く異なっている。パイオニア「XDP-100R」が先進性志向なのに対し、「DP-X1」はオーセンティック志向とのこと。価格もDP-X1の方がXDP-100Rよりもやや高くなるのではとのことだった。
4.7インチ/解像度1280×720のディスプレイを搭載。CPUはクアルコムのAPQ8074(2.2GHz)を搭載。OSはAndroid 5.1.1。筐体はアルマイト処理を施したアルミ製で、サイズは75.9W×129.0H×12.7Dmm、質量は203g。ボリュームノブ部分にだけ少しくびれを持たせたスクエア&ソリッドなデザインで、アルマイト処理を施したややザラリとした部分と滑らかな部分という異なる質感を組み合わせている。
パイオニアDAPとの最も大きな違いは、「DP-X1」は2.5mm 4極端子を備え、バランス接続に対応していることだ。さらに2.5mm 4極端子からの出力は「バランス接続モード」と、片側のアンプをGND制御のためだけに使うことで安定したGND確保が可能な「ACG(アクティブコントロールGND)モード」を選ぶことができる。これはDAPとしては世界初だという。
また、GUIはベーシックなつくりという印象。楽曲はプレイリスト/アーティスト/曲名/作曲者/フォーマットなど別に一覧になっているなかから選択可能。各カテゴリは横方向にスライドして選ぶ。グラフィックイコライザーには、再生画面の右下にある「EQ」アイコンからアクセスするつくり。
そのほかの仕様はパイオニア「XDP-100R」とほぼ同等。DACはESS製の「ES9018K2M」を採用。ヘッドホンアンプにはSABRE「9601K」を搭載している。アンプ部の出力は75mW+75mW(32Ω時)。インピーダンスは16〜300Ω。再生可能なフォーマットは384kHz/24bit PCM(WAV/FLAC/ALAC/AIFF)および11.2MHz DSD再生に対応。メリディアンのロスレスフォーマット「MQA」再生にもアップデートで対応予定だ。
DAC&アンプ部とCPU部をセパレートしたほか、パワー部とオーディオ部は離して配置している。
サウンド調整機能として、ロックレンジアジャストやデジタルフィルター、オンキヨー製ヘッドホン・イヤホンの特性に合わせるフィーチャードEQなどを搭載。384kHzまでのアップサンプリング機能や、5.6MHz DSDへのリアルタイム変換機能なども備えている。内蔵ストレージは32GB。microSDカードスロットを2基搭載しており、最大288GBまで増設することも可能だ。なお、本機はスピーカーは非搭載。
■バランス接続対応の3ウェイイヤホン「E900M」参考出展
また、バランス接続にも対応可能なイヤホン「E900M」(499.99ユーロ)も参考出展されていた。
こちらはオンキヨーブランドが冠されているが、開発を行ったのはギブソンブランズ(元WOOX)の部隊。2基のBAドライバー(高域・中域)とφ6mmダイナミックドライバー(低域)を組みあわせた3ウェイイヤホンで、ハイレゾ対応。アルミハウジングで不要振動を抑えるという。リケーブルに対応しており(コネクタはMMCX)、2.5mmバランス接続ケーブルも用意される予定。発売は2016年初頭を予定している。
両社が協業した製品としてはこのほかにも、オンキヨーが1977年に発表したヘッドホン「HP-100」からインスピレーションを得た、φ50mmドライバー搭載・オープン型モデル「A800」(399.99ユーロ)および密閉型モデル「H900M」(299.99ユーロ)なども2016年第1四半期に登場予定とのこと。目を惹くのは非常に幅広なヘッドバンド。どちらもハイレゾ対応モデルで、ハウジングはアルミ製とのことだ。
昨日パイオニアから発表されたハイレゾDAP「XDP-100R」(関連ニュース)の兄弟機とも言えるモデル。基本的なエンジンは同じなため仕様は共通する部分もあるが、外観デザインやGUIは全く異なっている。パイオニア「XDP-100R」が先進性志向なのに対し、「DP-X1」はオーセンティック志向とのこと。価格もDP-X1の方がXDP-100Rよりもやや高くなるのではとのことだった。
4.7インチ/解像度1280×720のディスプレイを搭載。CPUはクアルコムのAPQ8074(2.2GHz)を搭載。OSはAndroid 5.1.1。筐体はアルマイト処理を施したアルミ製で、サイズは75.9W×129.0H×12.7Dmm、質量は203g。ボリュームノブ部分にだけ少しくびれを持たせたスクエア&ソリッドなデザインで、アルマイト処理を施したややザラリとした部分と滑らかな部分という異なる質感を組み合わせている。
パイオニアDAPとの最も大きな違いは、「DP-X1」は2.5mm 4極端子を備え、バランス接続に対応していることだ。さらに2.5mm 4極端子からの出力は「バランス接続モード」と、片側のアンプをGND制御のためだけに使うことで安定したGND確保が可能な「ACG(アクティブコントロールGND)モード」を選ぶことができる。これはDAPとしては世界初だという。
また、GUIはベーシックなつくりという印象。楽曲はプレイリスト/アーティスト/曲名/作曲者/フォーマットなど別に一覧になっているなかから選択可能。各カテゴリは横方向にスライドして選ぶ。グラフィックイコライザーには、再生画面の右下にある「EQ」アイコンからアクセスするつくり。
そのほかの仕様はパイオニア「XDP-100R」とほぼ同等。DACはESS製の「ES9018K2M」を採用。ヘッドホンアンプにはSABRE「9601K」を搭載している。アンプ部の出力は75mW+75mW(32Ω時)。インピーダンスは16〜300Ω。再生可能なフォーマットは384kHz/24bit PCM(WAV/FLAC/ALAC/AIFF)および11.2MHz DSD再生に対応。メリディアンのロスレスフォーマット「MQA」再生にもアップデートで対応予定だ。
DAC&アンプ部とCPU部をセパレートしたほか、パワー部とオーディオ部は離して配置している。
サウンド調整機能として、ロックレンジアジャストやデジタルフィルター、オンキヨー製ヘッドホン・イヤホンの特性に合わせるフィーチャードEQなどを搭載。384kHzまでのアップサンプリング機能や、5.6MHz DSDへのリアルタイム変換機能なども備えている。内蔵ストレージは32GB。microSDカードスロットを2基搭載しており、最大288GBまで増設することも可能だ。なお、本機はスピーカーは非搭載。
■バランス接続対応の3ウェイイヤホン「E900M」参考出展
また、バランス接続にも対応可能なイヤホン「E900M」(499.99ユーロ)も参考出展されていた。
こちらはオンキヨーブランドが冠されているが、開発を行ったのはギブソンブランズ(元WOOX)の部隊。2基のBAドライバー(高域・中域)とφ6mmダイナミックドライバー(低域)を組みあわせた3ウェイイヤホンで、ハイレゾ対応。アルミハウジングで不要振動を抑えるという。リケーブルに対応しており(コネクタはMMCX)、2.5mmバランス接続ケーブルも用意される予定。発売は2016年初頭を予定している。
両社が協業した製品としてはこのほかにも、オンキヨーが1977年に発表したヘッドホン「HP-100」からインスピレーションを得た、φ50mmドライバー搭載・オープン型モデル「A800」(399.99ユーロ)および密閉型モデル「H900M」(299.99ユーロ)なども2016年第1四半期に登場予定とのこと。目を惹くのは非常に幅広なヘッドバンド。どちらもハイレゾ対応モデルで、ハウジングはアルミ製とのことだ。