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公開日 2016/01/10 09:11
<CES>NAIM、ハイレゾ対応のキュービック型オールインワンシステム「Mu-So Qb」
SpotifyやTIDALの再生にも対応
現地時間の2016年1月6日よりアメリカ・ラスベガスで開催されている2016 International CES。ハイエンド・オーディオブランドが多く出展するVENETIAN suiteの様子を見ていると、意外なほど目にする機会があるのがストリーミングサービスに対応したオールインワンシステムである。
これは音楽をもっと手軽に楽しみたいというニーズがあるからこその展開だが、ここ数年の動向を見ていると高級機分野の製品も登場している。そのなかでも代表的な存在がイギリスの老舗オーディオブランド、ネイムオーディオが手掛けるMu-Soだが、今回のCESではキュービック型のデザインを採用した小型機「Mu-So Qb」を発表した。
本機はMu-Soの基本的な設計思想を踏襲したモデルとなり、最大192kHz/24bitに対応するUPnP再生やAirPlay、Bluetooth(aptX)、に加えSpotify、TIDALの再生に対応。また、最大5つのMu-SoやMu-So Qbをコネクトできるマルチルーム機能の他、最大96kHzに対応する光入力端子やステレオミニプラグによるアナログ入力も装備する。
WAV、FLAC、ALACといった高音質系フォーマットの対応サンプルレートは有線時のみ192kHz/24bitに対応するが、ワイヤレス再生時は他のフォーマットと同様、最大で48kHzまでの対応となる。
また、Mu-So Qbでは筐体のサイズを小型化する関係から電源部やユニットを新規に開発。内蔵されるクラスDのパワーアンプは100Wのパワーを持つなど、オールインワンシステムのなかでも強力なアンプを搭載している点も上級機譲りのポイントとなる。
興味深いのはユニットの配置。これは左右方向のサイズを抑えながら広がりのある音場を確保するためのもので、指向性が強いトゥイーターとミッドレンジはそれぞれ左右方向にスラントさせ2基ずつ搭載、ウーファーを共通化させたうえで左右にパッシブラジエーターをマウントした構造となっている。
ネイムオーディオのマーケティング担当であるライアン・レイサム氏によると、Mu-Soが登場した段階から今回の「Qb」の構想はすでに存在していたそうだが、Mu-Soの再現力を小型化してもキープするという困難なテーマをクリアした設計となっているという。
本機の発売は2016年3月を予定しており、価格は999米ドルとなる見込みだ。まだ日本での登場は未定ではあるものの、このサイズ感はおそらく日本の住環境に極めてマッチする絶妙なもの。今後の情報に注目したい。
これは音楽をもっと手軽に楽しみたいというニーズがあるからこその展開だが、ここ数年の動向を見ていると高級機分野の製品も登場している。そのなかでも代表的な存在がイギリスの老舗オーディオブランド、ネイムオーディオが手掛けるMu-Soだが、今回のCESではキュービック型のデザインを採用した小型機「Mu-So Qb」を発表した。
本機はMu-Soの基本的な設計思想を踏襲したモデルとなり、最大192kHz/24bitに対応するUPnP再生やAirPlay、Bluetooth(aptX)、に加えSpotify、TIDALの再生に対応。また、最大5つのMu-SoやMu-So Qbをコネクトできるマルチルーム機能の他、最大96kHzに対応する光入力端子やステレオミニプラグによるアナログ入力も装備する。
WAV、FLAC、ALACといった高音質系フォーマットの対応サンプルレートは有線時のみ192kHz/24bitに対応するが、ワイヤレス再生時は他のフォーマットと同様、最大で48kHzまでの対応となる。
また、Mu-So Qbでは筐体のサイズを小型化する関係から電源部やユニットを新規に開発。内蔵されるクラスDのパワーアンプは100Wのパワーを持つなど、オールインワンシステムのなかでも強力なアンプを搭載している点も上級機譲りのポイントとなる。
興味深いのはユニットの配置。これは左右方向のサイズを抑えながら広がりのある音場を確保するためのもので、指向性が強いトゥイーターとミッドレンジはそれぞれ左右方向にスラントさせ2基ずつ搭載、ウーファーを共通化させたうえで左右にパッシブラジエーターをマウントした構造となっている。
ネイムオーディオのマーケティング担当であるライアン・レイサム氏によると、Mu-Soが登場した段階から今回の「Qb」の構想はすでに存在していたそうだが、Mu-Soの再現力を小型化してもキープするという困難なテーマをクリアした設計となっているという。
本機の発売は2016年3月を予定しており、価格は999米ドルとなる見込みだ。まだ日本での登場は未定ではあるものの、このサイズ感はおそらく日本の住環境に極めてマッチする絶妙なもの。今後の情報に注目したい。