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公開日 2016/07/17 09:00
<ポタフェス>Maroo、英ACSとコラボしたユニバーサルイヤモニ3機種。“5人目のビートルズ”ジョージ・マーティン特別機も
ポタフェスに合わせて正式発表
ヘッドホンやポータブルプレーヤーなどのブランド各社が集う「ポータブルオーディオフェスティバル(ポタフェス)2016」が開幕した。ライテックは、米Maroo Audioが英ACSとコラボレーションして開発したユニバーサルインイヤーモニター「ACSユニバーサルシリーズ」を正式発表した。
ラインナップは5ドライバーの“ACS Encore”「MA-EP9005」、3ドライバーの“ACS Evolve”「MA-EP9003」、シングルドライバーの“ACS Evoke”「MA-EP9001」という3モデル。9月中旬〜下旬の発売を予定し、予約受け付けを開始している。なお、3ドライバーの“ACS Evolve”をベースにした、“5人目のビートルズ”とも呼ばれた故ジョージ・マーティンのシグネチャーモデルも世界限定1,000台で販売する。
・“ACS Encore”「MA-EP9005」 120,000円(税抜)
・“ACS Evolve”「MA-EP9003」 60,000円(税抜)
・“ACS Evoke”「MA-EP9005」 35,000円(税抜)
・ジョージ・マーティン シグネチャーモデル 398,000円(税抜)
いずれもドライバーはBAドライバー。knowless製のBAドライバーとACSが特許出願中の独自技術“IRIS”とを組み合わせることで、全帯域で緻密なサウンドを再現するとしている。
ケーブルは、1本ごとに銀メッキした銅線を7本寄り合わせ、さらにそれを6本より合わせてリッツ線とし、それをエナメルコーティングしている。さらに、アラミド繊維を混ぜ、60Nという高い引張強度も実現している。
リケーブルも可能だが、端子はMMCXなどとは違う特殊形状。補聴器用ケーブルも手掛けるエストロン社製のもので、同社製補聴器の一部で採用実績があるという。
Marooのセールス部門のシニア・バイスプレジデントであるMICHAEL SHAVER氏は、「メガネをかけていると耳かけ装着(いわゆるShureがけ)で少しひっかったりすることもある。ケーブルが細ければその問題をクリアできるが、そのためには端子部もスリムである必要がある」と、本端子部採用の背景を説明。「細いケーブルにあうようにした特別仕様で、メディカルグレードの密閉性を持ったコネクターだ」とした。
イヤーチップは-26dBというノイズアイソレーション能力を持つ形状記憶イヤーチップを各サイズ同梱。耳にぴったりとフィットするイヤーチップで周囲からの雑音が入らないようにすることで、小さなボリュームでもしっかりと音楽を楽しめるよう配慮した。
再生周波数帯域は、5ドライバーの“ACS Encore”が20Hz〜21kHzで、3ドライバーの“ACS Evolve”とシングルドライバーの“ACS Evoke”が20Hz〜20kHz。インピーダンスは5ドライバー機が85Ωで、3ドライバー機と1ドライバー機は50Ω。
ジョージ・マーティン シグネチャーモデルは、生前に彼が気に入っていたという3ドライバーモデルを、たくさんのゴールドディスクを獲得したことにちなんだ金色のカラーリングに変更。ジョージ・マーティンのロゴを入れたメリディアンのUSB-DAC/ポータブルヘッドホンアンプ「Explorer2」などを同梱する。
筐体やイヤーチップ、ケーブルなどについた皮脂などの汚れを紫外線で消毒・乾燥させるアクセサリーも同梱。こうしたアイテムや専用のキャリングケース、さらには革製の化粧箱まで含めたすべてを英国製のアイテムで揃えている。MICHAEL SHAVER氏は「彼が生前唯一エンドースした製品。ファンのコレクターズ・アイテムとしても貴重なものだ」とアピールした。
ACSは、上記のジョージ・マーティンのほか、ピンク・フロイドやブラック・サバス、MUSEやファットボーイ・スリム、レディオヘッドなど数多くのミュージシャンにカスタムIEMを提供しているメーカー。元々は、大音量の環境下にさらさる音楽業界関係者のための聴覚保護装置を手がけてきた。
MarooのMICHAEL SHAVER氏は実は以前にエティモティック・リサーチで働いており、その当時に知り合ったACSの創立者であるAndy Shiach氏と一緒にずっと温めてきたアイディアがついに今回のモデル郡で実現したのだという。
今回のACSユニバーサルシリーズでは、Marooの持つマーケティングやセールスの知見とACSの技術をコラボさせた格好。「ACS製品の魅力をもっと多くの人にしってもらうため、カスタムIEMで最もポピュラーだったモデルをユニバーサルに最適化させた」という。ユニバーサルモデル化によって価格も抑え、耳型を採る手間を省くことも今回の狙いだったとのことだった。
ラインナップは5ドライバーの“ACS Encore”「MA-EP9005」、3ドライバーの“ACS Evolve”「MA-EP9003」、シングルドライバーの“ACS Evoke”「MA-EP9001」という3モデル。9月中旬〜下旬の発売を予定し、予約受け付けを開始している。なお、3ドライバーの“ACS Evolve”をベースにした、“5人目のビートルズ”とも呼ばれた故ジョージ・マーティンのシグネチャーモデルも世界限定1,000台で販売する。
・“ACS Encore”「MA-EP9005」 120,000円(税抜)
・“ACS Evolve”「MA-EP9003」 60,000円(税抜)
・“ACS Evoke”「MA-EP9005」 35,000円(税抜)
・ジョージ・マーティン シグネチャーモデル 398,000円(税抜)
いずれもドライバーはBAドライバー。knowless製のBAドライバーとACSが特許出願中の独自技術“IRIS”とを組み合わせることで、全帯域で緻密なサウンドを再現するとしている。
ケーブルは、1本ごとに銀メッキした銅線を7本寄り合わせ、さらにそれを6本より合わせてリッツ線とし、それをエナメルコーティングしている。さらに、アラミド繊維を混ぜ、60Nという高い引張強度も実現している。
リケーブルも可能だが、端子はMMCXなどとは違う特殊形状。補聴器用ケーブルも手掛けるエストロン社製のもので、同社製補聴器の一部で採用実績があるという。
Marooのセールス部門のシニア・バイスプレジデントであるMICHAEL SHAVER氏は、「メガネをかけていると耳かけ装着(いわゆるShureがけ)で少しひっかったりすることもある。ケーブルが細ければその問題をクリアできるが、そのためには端子部もスリムである必要がある」と、本端子部採用の背景を説明。「細いケーブルにあうようにした特別仕様で、メディカルグレードの密閉性を持ったコネクターだ」とした。
イヤーチップは-26dBというノイズアイソレーション能力を持つ形状記憶イヤーチップを各サイズ同梱。耳にぴったりとフィットするイヤーチップで周囲からの雑音が入らないようにすることで、小さなボリュームでもしっかりと音楽を楽しめるよう配慮した。
再生周波数帯域は、5ドライバーの“ACS Encore”が20Hz〜21kHzで、3ドライバーの“ACS Evolve”とシングルドライバーの“ACS Evoke”が20Hz〜20kHz。インピーダンスは5ドライバー機が85Ωで、3ドライバー機と1ドライバー機は50Ω。
ジョージ・マーティン シグネチャーモデルは、生前に彼が気に入っていたという3ドライバーモデルを、たくさんのゴールドディスクを獲得したことにちなんだ金色のカラーリングに変更。ジョージ・マーティンのロゴを入れたメリディアンのUSB-DAC/ポータブルヘッドホンアンプ「Explorer2」などを同梱する。
筐体やイヤーチップ、ケーブルなどについた皮脂などの汚れを紫外線で消毒・乾燥させるアクセサリーも同梱。こうしたアイテムや専用のキャリングケース、さらには革製の化粧箱まで含めたすべてを英国製のアイテムで揃えている。MICHAEL SHAVER氏は「彼が生前唯一エンドースした製品。ファンのコレクターズ・アイテムとしても貴重なものだ」とアピールした。
ACSは、上記のジョージ・マーティンのほか、ピンク・フロイドやブラック・サバス、MUSEやファットボーイ・スリム、レディオヘッドなど数多くのミュージシャンにカスタムIEMを提供しているメーカー。元々は、大音量の環境下にさらさる音楽業界関係者のための聴覚保護装置を手がけてきた。
MarooのMICHAEL SHAVER氏は実は以前にエティモティック・リサーチで働いており、その当時に知り合ったACSの創立者であるAndy Shiach氏と一緒にずっと温めてきたアイディアがついに今回のモデル郡で実現したのだという。
今回のACSユニバーサルシリーズでは、Marooの持つマーケティングやセールスの知見とACSの技術をコラボさせた格好。「ACS製品の魅力をもっと多くの人にしってもらうため、カスタムIEMで最もポピュラーだったモデルをユニバーサルに最適化させた」という。ユニバーサルモデル化によって価格も抑え、耳型を採る手間を省くことも今回の狙いだったとのことだった。