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公開日 2016/12/18 10:00

<ポタフェス>RHAの新イヤホン&DAPが人気/Oriolusはじめ未発表製品の参考出展が多数

OSTRYの初披露イヤホンも
編集部:押野 由宇
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東京・ベルサール秋葉原をメイン会場に、今週末の17日、18日の2日間にわたり開催される「ポタフェス2016」。本項ではナイコム、ライテック、サイラス、IC-CONNECTのブースをレポートする。

ナイコム

ナイコムでは、同社が取り扱うRHAから12月9日に発売されたダイナミック型イヤホン「CL750」や、同ブランドで初めてセラミックハウジングを採用した「CL1 Ceramic」、そしてDAC内蔵ポータブルアンプ「DACAMP L1」の新製品3モデルをメインに展示していた。

RHA「CL750」

CL1 Ceramicはデュアルトランスデューサーを搭載する上位モデル。RHA独自規格のsMMCX端子を用いた編組OFCケーブルを採用しており、同規格に対応するケーブルへのリケーブルも可能となっている。

RHA「CL1 Ceramic」

DACAMP L1は、左右チャンネルそれぞれにDACチップ「ES9018K2M」を搭載し、PCMは384kHz/32bit、DSDは11.2MHzまでに対応。また本機の特徴として、GAINとBASS、TREBLEをアナログダイヤルにてコントロールでき、BASSとTREBLEはそれぞれ-3から+9まで、±0を含む13段階で調節可能となっている。

RHA「DACAMP L1」

サイドにアナログダイヤルによるゲイン、トーンコントロールを備える

ライテック

ライテックのブースではEchobox、maroo、acsの3ブランドを展開。Echoboxでは発売前の製品としてイヤホン「Nomad n1i」とポータブルプレーヤー「THE Explorer」が展示された。「Nomad n1i」はシングル・ダイナミックドライバー構成でリケーブルに対応。低音の出方にも注力したチューニングを施したとのこと。発売は2017年1月末頃を予定しており、価格は40,000円前後が想定される。

Echobox「Nomad n1i」

「THE Explorer」は、DACにバー・ブラウン「PCM1792DAC」を、プロセッサーにクワッドコアのROCKCHIP「RK3128」を搭載したポータブルプレーヤー。メモリーは64GBを内蔵し、128GBのマイクロSDを外付けできる。インターフェースはUSB-MicroB、Wi-Fi、Bluetooth 3.0、DLNAに対応。出力に3.5mmステレオミニと光デジタル端子を備え、再生はDSD 2.8MHzをサポートする。

Echobox「THE Explorer」

marooは女性向けにデザインされたイヤホン「ICE Collection」などを展示。ブースにて会場限定のプライスオフセールが実施されている。レディオヘッドやピンク・フロイド、スリップノットなどのモニターイヤホン作成実績を持つacsブランドでは、ユニバーサルモデルとなる3モデルが参考展示された。発売日や価格は未定だが、会場でのヒアリングから最終的な完成へと進めていくとしている。

maroo「ICE Collection」

参考展示されるacs「EOTION」

サイラス

サイラスのブースでは、Oriolusブランドから本日17日発売となるイヤホン「Forsteni」(42,800円/税込)が展示。実際に試聴することができた。本機はBAドライバー2基、ダイナミックドライバー1基の3ドライバーによるハイブリッド構成で、ケーブルには「Oriolus 2nd Gen.」用に開発された「PW AUDIO」のThe No.5を使用。銅線は7N OCC連続単結晶リッツ線を採用する。

Oriolus「Forsteni」

そのほか、来年発売予定の多くの製品が参考展示。Oriolus「Mellianus」はチャンネルごとに10基のBAチュアドライバーを搭載するカナル型イヤホン。フルバランスプレーヤー「DP100」は、DACチップにES9018を採用。真空管ポータブルアンプ「NT-1」は、蛍光管技術を応用した新真空管「Nutube」を搭載する。

Oriolus「Mellianus」

Oriolus「DP100」


「NT-1」の内部

Oriolus「NT-1」

Luxury&Precisionからは2つのポータブルプレーヤーを参考展示。「L3」をベースに音響回路、アンプ回路をグレードアップさせたという「L3PRO」は中国ではすでに発売済みとなっており、日本では来年春頃の発売を見込んでいる。また「L5PRO」をベースに日本向けの調整を施したという「L3J」は、ポップス、ジャズ、ロックを中心にボーカルを聴かせるようにサウンドチューニングを行ったとしている。こちらも発売は来年春頃を予定。

Luxury&Precision「L3PRO」

Luxury&Precision「L3J」

IC-CONNECT

IC-CONNECTはOSTRY、astrotec、STMGOTの3ブランドを展示。OSTRYは、今回のイベントで初出となるイヤホン「KC09」が注目を集めた。MMCX端子を採用しており、通常の銅線ケーブル同梱、単結晶の高品位銅線ケーブル同梱、銀線ケーブル同梱、同梱ケーブルなしのイヤホン本体のみという4パッケージを用意。2017年4月頃の発売を予定。価格は未定だが、高品位銅線ケーブルとのセットで20,000円前後が想定されるとのこと。

OSTRY「KC09」

astrotecのイヤホン「AM-850」は、異素材による独自の3層振動板が特徴。振動膜をしならせて低域を稼ぎながらも張りを持たせることで、高域をスポイルしないよう設計されているという。また筐体には楽器に採用されるローズウッドとアルミをハイブリッドで使用し、中低域の再現性を高めているとしている。発売は年内を予定しており、価格は13,000円前後が想定される。

astrotec「AM-850」

STMGOTからはイヤホン「EN700」を展示。また、この「EN700」をベースに低域を増強したバリエーションモデル「EN700 base」を今後発売予定としており、時期は2017年初旬で価格は13,500円前後が想定される。

STMGOTブランド「EN700」

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