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公開日 2022/08/09 10:09
ソニー、4Kレーザープロジェクター「VPL-XW7000/XW5000」。“ブラビア”技術や新パネルで画質向上
ほぼすべてのパーツを刷新
ソニーは、同社テレビ“BRAVIA(ブラビア)”で培った技術を活用し、さらなる画質向上を図ったレーザー光源採用の4Kプロジェクター「VPL-XW7000」「VPL-XW5000」を、8月27日より発売する。価格はいずれもオープンだが、「VPL-XW7000」が税込187万円前後、「VPL-XW5000」が税込88万円前後での実売が想定される。
それぞれ従来モデルにあたる「VPL-VW775」「VPL-VW575」から、ほぼ全パーツを刷新。中でもパネルに関してはおよそ10年ぶりの新規開発を行ったという0.61型ネイティブ4K SXRDパネルを搭載。同じく新開発の広ダイナミックレンジ光学ブロックと組み合わせることで、筐体の小型軽量化も実現した。
VPL-XW7000は前モデルのVPL-VW775と比較して20%の小型化と30%の軽量化、VPL-XW5000は同じくVPL-VW775との比較で30%の小型化と35%の軽量化を実現。VPL-XW5000は世界で最も小さいネイティブ4Kレーザープロジェクターを実現したと説明している。
両モデルとも光源には「Z-Phosphor」レーザーを採用。VPL-XW7000は従来から引き続きの採用となるが、一方のVPL-XW5000は高圧水銀ランプだった前モデルからZ-Phosphorレーザーへと進化した。
また映像プロセッサーとして、テレビ“BRAVIA”で培った技術をプロジェクター用に最適化した「X1 Ultimate for projector」を搭載。映像の精細さ、ダイナミックレンジの広さ、色表現の多彩さにより磨きをかけたとしている。加えて、広色域化技術も従来の「トリルミナス」から「トリルミナス プロ」に進化している。
筐体設計においては前面吸気/背面排気方式を採用。熱い排気による影がスクリーン上に映り込み映像の妨げとなる、陽炎現象を低減した。
HDMI入力は2系統を搭載し、18Gbps/HDCP 2.3に対応。4,096×2,160/60pまでの信号入力をサポートする。さらに、動画配信サービス「Disney+」などが採用しているIMAX Enhancedもサポート。対応するコンテンツを拡大アスペクト比で表示することができる。
なお、従来モデルから省略された機能も存在し、オートキャリブレーション/アドバンストアイリス3/MPEGノイズリダクション/x.v.Color/Mastered in 4Kモード/モーションフロー(インパルス、コンビネーション)などが非搭載となった。また、3Dにも非対応となったが、VPL-XW7000のみ別途3Dシンクロトランスミッターを接続することで対応可能だ。
上位モデルのVPL-XW7000は、3,200ルーメンの高輝度を実現し、明るい環境でも没入感のある映像を楽しめるとするモデル。色域の特定の部分を拡大してHDR感を強調することで、明るい環境/暗い環境を問わず、鮮やかでリアルな色を再現できるという新機能「ライブカラーエンハンサー」も搭載した。
ライブカラーエンハンサーでは、上記のとおり色域の特定の部分を拡大するため、肌の色などを保ちながらHDR感を強調できるとのこと。一般的に、周囲光の強い環境では色が飽和するが、本機能を使用することで色がしっかりと出るという。
レンズも新開発の「アドバンストクリスプフォーカス(ACF)レンズ」を搭載。70mm非球面フロントレンズ、フローティングフォーカスシステム、超低分散ガラスを組み合わせ、画面全体で高い透明度を実現したという。レンズシフト/ズームは電動式となる。最大消費電力は約420W。外形寸法は460W×210H×517Dmm、質量は約14kg。
前モデル比で約1.6倍となる3,200ルーメンの輝度と、新開発0.61型SXRDパネル、広ダイナミック光学ブロックにより、150インチスクリーン上で200NITを達成。通常のデジタルシネマが48NIT、ドルビーシネマでも108NITであるため、最高クラスの映画館を超える輝度をホームシアターで実現したとし、明るくても暗くても画面に没入できるとアピールしている。
もう一方のVPL-XW5000は、前述のとおり“世界で最も小さなネイティブ4Kレーザープロジェクター”を謳うモデル。前モデルVPL-VW575の比較では、光源が高圧水銀ランプからZ-Phoshorレーザーになり、輝度が1,800ルーメンから2,000ルーメンに向上した。
また、プロセッサーが「X1」から「X1 Ultimate for projector」に進化。なお、VPL-XW7000と異なりライブカラーエンハンサーは非搭載。レンズシフト/ズームは手動となる。
最大消費電力は約295W。外形寸法は460W×200H×472Dmm、質量は約13kg。
それぞれ従来モデルにあたる「VPL-VW775」「VPL-VW575」から、ほぼ全パーツを刷新。中でもパネルに関してはおよそ10年ぶりの新規開発を行ったという0.61型ネイティブ4K SXRDパネルを搭載。同じく新開発の広ダイナミックレンジ光学ブロックと組み合わせることで、筐体の小型軽量化も実現した。
VPL-XW7000は前モデルのVPL-VW775と比較して20%の小型化と30%の軽量化、VPL-XW5000は同じくVPL-VW775との比較で30%の小型化と35%の軽量化を実現。VPL-XW5000は世界で最も小さいネイティブ4Kレーザープロジェクターを実現したと説明している。
両モデルとも光源には「Z-Phosphor」レーザーを採用。VPL-XW7000は従来から引き続きの採用となるが、一方のVPL-XW5000は高圧水銀ランプだった前モデルからZ-Phosphorレーザーへと進化した。
また映像プロセッサーとして、テレビ“BRAVIA”で培った技術をプロジェクター用に最適化した「X1 Ultimate for projector」を搭載。映像の精細さ、ダイナミックレンジの広さ、色表現の多彩さにより磨きをかけたとしている。加えて、広色域化技術も従来の「トリルミナス」から「トリルミナス プロ」に進化している。
筐体設計においては前面吸気/背面排気方式を採用。熱い排気による影がスクリーン上に映り込み映像の妨げとなる、陽炎現象を低減した。
HDMI入力は2系統を搭載し、18Gbps/HDCP 2.3に対応。4,096×2,160/60pまでの信号入力をサポートする。さらに、動画配信サービス「Disney+」などが採用しているIMAX Enhancedもサポート。対応するコンテンツを拡大アスペクト比で表示することができる。
なお、従来モデルから省略された機能も存在し、オートキャリブレーション/アドバンストアイリス3/MPEGノイズリダクション/x.v.Color/Mastered in 4Kモード/モーションフロー(インパルス、コンビネーション)などが非搭載となった。また、3Dにも非対応となったが、VPL-XW7000のみ別途3Dシンクロトランスミッターを接続することで対応可能だ。
上位モデルのVPL-XW7000は、3,200ルーメンの高輝度を実現し、明るい環境でも没入感のある映像を楽しめるとするモデル。色域の特定の部分を拡大してHDR感を強調することで、明るい環境/暗い環境を問わず、鮮やかでリアルな色を再現できるという新機能「ライブカラーエンハンサー」も搭載した。
ライブカラーエンハンサーでは、上記のとおり色域の特定の部分を拡大するため、肌の色などを保ちながらHDR感を強調できるとのこと。一般的に、周囲光の強い環境では色が飽和するが、本機能を使用することで色がしっかりと出るという。
レンズも新開発の「アドバンストクリスプフォーカス(ACF)レンズ」を搭載。70mm非球面フロントレンズ、フローティングフォーカスシステム、超低分散ガラスを組み合わせ、画面全体で高い透明度を実現したという。レンズシフト/ズームは電動式となる。最大消費電力は約420W。外形寸法は460W×210H×517Dmm、質量は約14kg。
前モデル比で約1.6倍となる3,200ルーメンの輝度と、新開発0.61型SXRDパネル、広ダイナミック光学ブロックにより、150インチスクリーン上で200NITを達成。通常のデジタルシネマが48NIT、ドルビーシネマでも108NITであるため、最高クラスの映画館を超える輝度をホームシアターで実現したとし、明るくても暗くても画面に没入できるとアピールしている。
もう一方のVPL-XW5000は、前述のとおり“世界で最も小さなネイティブ4Kレーザープロジェクター”を謳うモデル。前モデルVPL-VW575の比較では、光源が高圧水銀ランプからZ-Phoshorレーザーになり、輝度が1,800ルーメンから2,000ルーメンに向上した。
また、プロセッサーが「X1」から「X1 Ultimate for projector」に進化。なお、VPL-XW7000と異なりライブカラーエンハンサーは非搭載。レンズシフト/ズームは手動となる。
最大消費電力は約295W。外形寸法は460W×200H×472Dmm、質量は約13kg。