• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/04/04 17:49

JBL、BTスピーカー「GO4」「CLIP5」発表。水曜日のカンパネラ・詩羽もサイズ感を大絶賛

スニダンとのコラボ施策も
編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハーマンインターナショナルは、メディア対象の「JBL 2024年春季新製品内覧会」を4月4日に開催。新製品のBluetoothスピーカーや、スプリングキャンペーンの実施について発表した。

メディア向けの「JBL 2024年春季新製品内覧会」を開催

■「GO4」「CLIP5」の両機とも45mmドライバーにサイズアップ


発表会で初の御披露目となったのは、JBLのBluetoothスピーカー「GO4」「CLIP5」の2モデル。ポータブルタイプのBluetoothスピーカーは、同ブランドで最も出荷台数が多い製品カテゴリーとのことで、2023年には全世界での累計出荷数が2億台を突破したという。


「GO4」パープル

「CLIP5」ブラック
GO4とCLIP5には45mm径のフルレンジドライバーを搭載。両機共にユニットのサイズアップを果たしたことで、さらにパワフルさを増したサウンドになったという。またユニットの強化に伴ってアンプの効率やパッシブラジエーターに改良を施すことで、全モデル最大20%の音圧強化もを実現している。

「GOシリーズ」「CLIPシリーズ」は、コントロールアプリに初対応。同社の「XTREME 4」やパーティースピーカーにも導入されるBluetoothの新規格LE Audioに基づく配信技術「AURACAST」に対応したことで、シリーズの枠組みを超えた「ワイヤレスステレオ再生」も可能にしている。

■狙いたいのは「スマホ直聴き」層。ポータブルスピーカーの利用シーンの顕在化が鍵


同社のマーケティング部門 シニアマネージャーを務める濱田直樹氏によるオリエンテーションも実施。日本市場におけるポータブルスピーカー普及の展望を、意識調査の結果を交えながら説明してくれた。

2024年にブランド創設78年目を迎えるJBLは、プロフェッショナル分野で培ったサウンド技術で信頼度の高いプロダクトを長きに渡って提供してきたが、2015年の「Apple Music」のローンチから、音楽配信サービスの需要が高まったことによって音楽の聴き方が激変した。これを受けて「70年前のことをやっていても仕方がない」と考えを改め、JBL製品購入者で15 - 49歳の男女、400ssのサンプル数を基に意識調査を実施。すると、全体の4割がストリーミングサービスを使用している結果が出たという。

ハーマンインターナショナル マーケティング部シニアマネージャー:濱田直樹氏

その4割に対して「どういった形で音楽を聴いているのか」など複数解答を設けたところ、72%がワイヤレスイヤホンを使用。一方のポータブルスピーカーは17%と数値が表れた。残りの33%は「スマートフォンの内蔵スピーカー」で試聴しているということで、ボリュームゾーンは20代、特に女性の方が「スマホ直聴きスタイル」で音楽を楽しんでいると濱田氏は語る。

JBL製品購入者を対象としたユーザー調査を実施

「イヤホンにコストを割いてくれているのに、なぜスマートフォンのスピーカーを使うのか?」という疑問から「JBLの高音質イヤホンユーザーがスマートフォンのスピーカーで音楽を聴きたい状況」を分析。イヤホンを使うシーンとスピーカーを使うシーンがどういったものかと、それぞれ質問したところ、スピーカーは入浴中/身支度/家事というシチュエーションで「ながら聴き」が多く、イヤホンのように没入する聴き方とは異なり、リラックスしたい時に使うということが見えてきたとのこと。

これを踏まえ、イヤホンとポーラブルスピーカーでユーザーを取り合うのでは無く、「シチュエーション」による使い分けを潜在的に行っているユーザーに対し、ポータブルスピーカーの利用シーンを顕在化させ、「『スマホ直聴き派』の方にポータブルスピーカーの良さをアプローチできる余地があるのではないか」と締めた。

■水曜日のカンパネラ・詩羽も絶賛。4/5からスプリングキャンペーンも実施


内覧会にはJBLブランドアンバサダーを務める水曜日のカンパネラ・詩羽氏も登場。昨年のウインターキャンペーンに引き続き、4月5日から展開されるスプリングキャンペーンでの起用が決定した。「わたし、響け!」のキャッチと共に、春らしいビビットでポップなビジュアルイメージで新製品をアピールしていくという。

ウェブCMでも手にしていたGO4のスウォッシュピンクを持ちながら登場した詩羽氏は「意識してなかったんですけど、今日の服装にもすごく合うようなカラーリングなので、私らしいなと思いますね」とカラーバリエーションに大満足。同モデルは全9色という豊富なカラー数を用意しているが、スウォッシュピンクが一番のお気に入りカラーとのことだ。


JBL「GO4」を手にする水曜日のカンパネラ・詩羽
そんなGO4について詩羽氏は「今までのスピーカーはサイズが大きくて、家に置いとくにも考えなきゃいけなかったりとか、持ち運びもしづらいものもありましたけど、本当にコンパクト」とコメント。自身の小さな手でも簡単に持ててしまうと、サイズ感に対して好印象。続けて、「みんなもすごく馴染みやすいものになるんじゃないかなと思うので、この春からぜひ音楽を手軽にスピーカーで楽しんでもらえたら」とのメッセージを寄せた。

また、スプリングキャンペーンの一環として、国内最大級のスニーカーアプリ「スニーカーダンク(スニダン)」とのコラボレーションも実施。GO4とCLIP5の各カラーと、スニーカーのプロが厳選した旬のレアスニーカーとを組み合わせて1セットずつプレゼントするキャンペーンを、4月5日から開催する。この取り組みについて濱田氏は「スピーカーを購入されない方、持っていない方にもスニーカーを通してJBL製品に興味をもっていただくきっかけになれば」との考えを示した。

スニーカーアプリ「スニーカーダンク(スニダン)」とのコラボも

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 多彩なコーデックと強力なANCで快適リスニング!「EarFun Air Pro 4」の充実機能と音質を体験
2 カナルワークス、IEM全製品が埼玉県所沢市のふるさと納税返礼品に採用
3 「Nintendo Music」速攻レビュー。何が聴ける?使い勝手は?さっそく使ってみた
4 ティアック、完全バランス/デュアルモノ設計のヘッドホンアンプ兼プリアンプ「HA-507」。12/14発売
5 EarFun、ハイレゾワイヤレス認証取得で7990円のノイキャン完全ワイヤレスイヤホン「Air 2 NC」
6 Qobuzもスタート、ネットワークオーディオの盛り上がりに期待膨らむ <販売店の声・売れ筋ランキング9月>
7 【試聴レビュー有】ローム、オーディオ用DACチップ第2世代モデル「BD34302EKV」を発表。PCM1536kHzに対応
8 デノン「DNP-2000NE」がマランツ勢抑えネットワークプレーヤーで3ヶ月振り首位<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング9月>
9 ソニー「LinkBuds Fit」徹底レビュー!“もっと特別な” 新ながら聴きイヤホンの実力と「LinkBuds Speaker」連携の魅力
10 「DGPイメージングアワード2024」受賞モデル発表!
11/1 9:27 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX