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公開日 2024/12/14 22:56

<ポタフェス>アシダ音響のイヤホン・ヘッドホンにニューモデル/TANGZUからデュアル平面駆動イヤホン

STAXは静電型ヘッドホンシステムを比較試聴
編集部:松原ひな子
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イヤホン・ヘッドホン専門店のe☆イヤホンが主催する、ポータブルオーディオ関連ブランドの展示試聴イベント「ポタフェス 2024冬 秋葉原」が、東京・ベルサール秋葉原にて12月14日(土)・15日(日)に開催される。本稿では、会場B1Fにブースをかまえる01Diverse/STAX/アシダ音響の模様をお届けする。

「ポタフェス 2024冬 秋葉原」12月14日(土)・15日(日)開催

■アシダ音響のオーバーイヤー型ヘッドホンが5年ぶりモデルチェンジ


業務用音響機器を中心に手掛けているアシダ音響は、コンシューマー向けイヤホン/ヘッドホンの新製品を展示した。「HA-ST12」は、レトロなデザインが特徴的なオーバーイヤー型ヘッドホン。2025年春頃に8000円前後で発売を見込んでおり、同社の従来製品のサウンドを受け継いだオーバーイヤー型のスタンダードモデルという位置づけだ。

その上位モデルにあたるのが「HA-SX12/HD」で、こちらは16,000円前後で発売予定。同社初のリケーブルに対応し、バランス接続も可能な設計としたことをはじめ、専門メーカー(株)ギフトクの和紙混合振動板を搭載する自社開発フリーエッジドライバー、ひさご電材製OFC導体ケーブルなど高品位なパーツを採用。製造も国内で行うという。

オーバーイヤー型ヘッドホン「HA-SX12/HD」(写真右)「HA-ST12」(写真左)カラーはどちらもオフホワイト/ブラックの2色

またイヤホンでは、ロングセラーモデル「EA-HF1」の後継として「EA-AS1」を2025年2月ごろに発売予定。15mmのダイナミックドライバーから聴き心地のよいダイナミックで深みのあるサウンドを再生するモデルだといい、ハウジングのデザインも “塔” をモチーフにしたとのこと。シンプルながら掴みやすさに配慮しているのがこだわりポイントだそうだ。価格は6,000円前後が見込まれている。

ヘッドホン「HA-SX12/HD」の振動板。和紙混合素材が用いられている

「EA-AS1」:税込6,000円前後の予定

■TANGZUのイヤホン/USB-C変換アダプターなど参考出展も多数


01DiverseはAstrotec/Audirect/Melodic Artification/SIVGA/SOSO.LABO/TANGZU/TIMSOKなど多彩なブランドを取り扱い、発売前の参考出展品も多数。目玉のひとつがTANGZUのイヤホン “武則天シリーズ” の3作目で、14.2mmと6mmの平面振動板を1基ずつ搭載するデュアル平面駆動型モデルとなっている。筐体は半開放型で、音の広がり感も確保している。発売は2025年1月以降、価格は5万円以下を予定。ブースでは用意された試聴機は本仕様の最終製品のため、発売前に一足早く音質を確かめることができる。TANGZUブランドはDAC内蔵の3.5m to USB Type-Cの変換アダプターも参考出展。使い勝手を重視したモデルで、3000円ほどのお手頃価格を予定している。発売は2024年内とのこと。

TANGZUのイヤホン “武則天シリーズ” 3作目:税込5万円以下を予定

TANGZUの3.5m to USB Type-Cの変換アダプター:税込3000円ほどを予定

ほか、SIVGAの開放型ヘッドホン「Anser」は振動板のドーム形状の部分はカーボン、まわりはチタンコートと異種素材を採用している新設計のダイナミックドライバーを搭載。レスポンスに優れ、低歪の量感豊かなサウンドを実現しており、担当者は同価格帯の製品と比較してもワングレード上の音質を有しているとアピールした。

SIVGA「Anser」:税込33,980円

SIVGAのヘッドホン各種を用意


ほかAstrotec/Audirect/Melodic Artification/SIVGA/SOSO.LABO/TANGZU/TIMSOKなど多数ブランドのイヤホン、ヘッドホン、イヤホンケーブル、各種アクセサリーなどを体験できる


STAXブースでは静電型ヘッドホンシステムがエントリーモデル「SRS-X1000」からフラグシップモデル「SR-X9000」まで一堂に会する

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