• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/07/14 13:10

パナソニック、小型・軽量ボディのVlogger向けミラーレス一眼「LUMIX G100」

スマホより高品質な動画を気軽に撮影
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、Vloggerをターゲットにしたミラーレス一眼カメラ“LUMIX G100”「DC-G100」を8月20日に発売する。

「LUMIX G100」

ラインナップは、ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm」のセット「Kキット(DC-G100K)」と、レンズに加えてトライポッドグリップ「DMW-SHGR1」をセットにした「Vキット(DC-G100V)」の2種類。価格はオープンだが、Kキットは税抜97,000円前後、Vキットは税抜102,000円前後での実売が予想される。またトライポッドグリップは単体発売も行われ、実売予想価格は税抜9,800円前後。

「Vキット(DC-G100V)」

マイクロフォーサーズ規格採用のミラーレスカメラ「Gシリーズ」の新ライン。スマートフォンよりもハイクオリティな撮影を気軽にしたいトラベルVloggerをターゲットに、「コンパクトながらハイクオリティな撮影ができるトラベルVlooger'sベストカメラ」に仕上げたとしている。

またG100では、「充実の動画機能」「持ち歩きに便利な小型・軽量ボディ」「一眼ならではの高画質な静止画性能」「スマートフォン連携」といった4つのポイントを意識。Vlog向けとしながらも、電子ビューファインダーの搭載や自撮り機能といった静止画性能も追求している。

大きな特徴として、「OZO Audio」の技術を使用した高性能内蔵マイクを3基搭載し、設定から指向性を切り替えることが可能。顔・瞳認識AFと画角に連動し、収音範囲を自動調整するトラッキングモードを業界初搭載する。その他のモードでは、360度の音を集音するサラウンドをはじめ、前方の音を収音するフロント、後方の音を収音するナレーション、これらを自動で切り替えるオートを備える。

上面イメージ

5軸ハイブリッド手ブレ補正により、歩き撮りや大きなブレに対してもブレを補正。レンズのOISとボディのEISが連動する新システムとなっており、ジャイロセンサーと動きベクトルであらゆるブレを検出するという。なお4K動画撮影時は4軸補正となる。

LCDを反転させるだけで、自動でVlogに最適な設定で撮影できる「動画自撮りモード」を搭載する。絞りを自動的に絞ることで背景までしっかり写せるほか、顔・瞳認識AF/AEによって撮影者にAFが合焦し続け、かつ美しく写すことが可能。また録音モードが自動的にトラッキングモードに変わるため、撮影者の声をしっかりと撮影することができる。

SNSのアスペクトを撮影中に表示できるフレーム表示にも対応。透過率やフレーム色も変更でき、完成形をイメージしながら撮影が行える。アスペクト比は5:4、1:1、4:5、9:16、16:9、4:3に対応するほか、映画で用いられる2.39:1/2.35:1のシネマスコープ、2.00:1のスコープサイズ、1.85:1のアメリカンビスタにも対応する。

撮影モードダイヤルには、スロー&クイックモードのショートカットを搭載。また8bitのV-Log Lにも対応する。本体には3.5mmのマイク端子を備えるため、外部マイクを接続して使うこともできる。

同時発売となるトライポッドグリップ「DMW-SHGR1」は、カメラとキットレンズを組み合わせた場合でも514gと小型軽量を実現。グリップ本体の質量は102gで、耐荷重は1.2kg。電源はUSB Micro-B端子で接続したカメラから供給する。従来のモデル(GH5/GH5S/G9/G99/G8)にも7月21日公開のファームアップで対応する。

「DMW-SHGR1」

タッチ対応の背面モニターは3.0型・184万ドットのバリアングル。ライブビューファインダーも備え、こちらは368万ドット相当、倍率0.73倍(35mm換算)、アイポイント20mmとなる。屋外での視認性も追求されており、G99と比較して、背面モニターの輝度は1.4倍、ファインダーの輝度は2.8倍と高輝度のものを採用する。また背面モニターは従来のように丸マークではなく、赤枠で表示させることにより、録画開始/停止のミスにも配慮する。

背面モニターはバリアングル式

静止画では、GFシリーズにも搭載されている自撮り機能を搭載。4K PHOTOや美肌効果、Filter Select、背景コントロールをはじめ、スリムモードやタッチ/フレンドリー/フェイスシャッター、セルフタイマーを搭載する。

本体にスマートフォン転送ボタンを設けることで、ワンタッチでLUMIX Syncと連携が可能。事前にBluetoothでカメラとスマートフォンを接続しておくと、転送ボタンを押すだけで選択した画像が自動でLUMIx Syncに転送される。縦撮り動画の縦再生にも対応し、LUMIX Syncに転送するとスマートフォンでも縦向きに再生ができる。

右側面端子部

本体はクラシカルなデザインを取り入れ、“カメラらしさ”を追求。本体素材は樹脂製となるが、塗装にこだわることで高級感や質感を高めたという。イメージセンサーは約2,000万画素で、ISO感度は100 - 12800(拡張25600)。バッテリーはファインダーで250枚、背面モニターでは270枚の静止画撮影が可能。USB充電にも対応する。外形寸法は115.5W×82.5H×54.2Dmmで、質量は345g。キットレンズを含めた場合の質量は412gとなる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX