公開日 2017/07/14 11:39
“大人目線”のポータブルオーディオ ー Auraのイヤホン「Marble」と除電ケース「Tornado」をチェック
【特別企画】オーディオファンも納得するデザインとクオリティ
英国のオーディオブランドとして知られるAuraが、新たにポータブルオーディオ製品ブランドとしてAura Portableを立ち上げた。その第一弾製品となるイヤホン「Marble」と除電も行えるレザー製イヤホンケース「Tornado」を、野村ケンジ氏がレポートする。
■Auraがポータブルブランドを立ち上げ。オーディオファンこそ満足する音を目指す
Auraは、1989年にイギリスで誕生したオーディオブランドだ。鏡面仕上げのフロントパネルを備えた薄型プリメインアンプや、コンパクトでスタイリッシュな筐体のオールインワン・CDレシーバーなど、ケネス・グランジ氏の生み出したスマートかつ独創的なデザインと、その外観からは想像できない躍動感に満ちた上質なサウンドが好評を博し、日本国内でも多くのオーディオファンが知るメジャーブランドとなっている。
そんなAuraから、ポータブル系オーディオ製品をメインに展開する新ブランド「Aura Portable」が誕生した。その第1弾リリースとなったのが、カナル型イヤホン「Marble」と除電レザー・イヤホンケース「Tornado」だ。
とはいっても、“イヤホンが流行だから”という単なるバッジ・エンジニアリングではないのが「Aura Portable」ならではの注目に値するポイント。メーカーが「既に成熟の域に達したポータブル・オーディオの世界に、耳の肥えたオーディオ・ファイルにも共感を得られるようなクオリティとデザイン性を兼ね備えた製品をリリースしてまいります」とアピールするとおり、Auraをはじめとする高級オーディオの魅力を知っている人々が充分に満足できる上質なサウンドや質感を追求している製品となっているのだ。
これは、興味深いコンセプトだと思う。これまでにも、こういった趣旨で作り上げられたはず(あくまで推測だが)の製品はいくつか存在しているが、Aura Portableのようにコンセプトやサウンドキャラクターをここまで明確に打ち出したのは希有なケースといえる。しかも、これは既存のヘッドホンファンにとっても悪くない話で、いつもの製品とは方向性の異なる独創的なサウンドを手にするチャンスにも繋がっているのだ。
■セラミックボディを採用したカナル型イヤホン「Marble」
ということで、ここからは実際の製品のディテールを見ていこう。まず「Marble」は、小口径のダイナミック型ドライバーを採用するカナル型イヤホンだ。曲面デザインの高密度セラミックボディに、8mm口径のドライバーユニットを搭載することで、装着感が良好、かつミニマムで軽量なイヤホン本体を実現している。
また、ボディには“Auraらしく”というべきか、ブラッククローム的な艶やかさをもつカラーで彩られており、小柄ながらも確かな上質感が漂っている。実際、こちらのボディはハンドメイドでひとつひとつ丁寧に作り上げられており、気密性などにおいても高いレベルを誇っているという。
そういった作りの丁寧さはサウンドにも貢献しており、定在波の発生を抑える曲面デザインの筐体と併せて、20Hzまでフラットな低音再生を実現しているとのこと。また、組み合わせられているケーブルはフラットタイプを採用。絡みにくさにも配慮されている。
■Auraがポータブルブランドを立ち上げ。オーディオファンこそ満足する音を目指す
Auraは、1989年にイギリスで誕生したオーディオブランドだ。鏡面仕上げのフロントパネルを備えた薄型プリメインアンプや、コンパクトでスタイリッシュな筐体のオールインワン・CDレシーバーなど、ケネス・グランジ氏の生み出したスマートかつ独創的なデザインと、その外観からは想像できない躍動感に満ちた上質なサウンドが好評を博し、日本国内でも多くのオーディオファンが知るメジャーブランドとなっている。
そんなAuraから、ポータブル系オーディオ製品をメインに展開する新ブランド「Aura Portable」が誕生した。その第1弾リリースとなったのが、カナル型イヤホン「Marble」と除電レザー・イヤホンケース「Tornado」だ。
とはいっても、“イヤホンが流行だから”という単なるバッジ・エンジニアリングではないのが「Aura Portable」ならではの注目に値するポイント。メーカーが「既に成熟の域に達したポータブル・オーディオの世界に、耳の肥えたオーディオ・ファイルにも共感を得られるようなクオリティとデザイン性を兼ね備えた製品をリリースしてまいります」とアピールするとおり、Auraをはじめとする高級オーディオの魅力を知っている人々が充分に満足できる上質なサウンドや質感を追求している製品となっているのだ。
これは、興味深いコンセプトだと思う。これまでにも、こういった趣旨で作り上げられたはず(あくまで推測だが)の製品はいくつか存在しているが、Aura Portableのようにコンセプトやサウンドキャラクターをここまで明確に打ち出したのは希有なケースといえる。しかも、これは既存のヘッドホンファンにとっても悪くない話で、いつもの製品とは方向性の異なる独創的なサウンドを手にするチャンスにも繋がっているのだ。
■セラミックボディを採用したカナル型イヤホン「Marble」
ということで、ここからは実際の製品のディテールを見ていこう。まず「Marble」は、小口径のダイナミック型ドライバーを採用するカナル型イヤホンだ。曲面デザインの高密度セラミックボディに、8mm口径のドライバーユニットを搭載することで、装着感が良好、かつミニマムで軽量なイヤホン本体を実現している。
また、ボディには“Auraらしく”というべきか、ブラッククローム的な艶やかさをもつカラーで彩られており、小柄ながらも確かな上質感が漂っている。実際、こちらのボディはハンドメイドでひとつひとつ丁寧に作り上げられており、気密性などにおいても高いレベルを誇っているという。
そういった作りの丁寧さはサウンドにも貢献しており、定在波の発生を抑える曲面デザインの筐体と併せて、20Hzまでフラットな低音再生を実現しているとのこと。また、組み合わせられているケーブルはフラットタイプを採用。絡みにくさにも配慮されている。
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