公開日 2020/11/30 06:30
Apple M1搭載「MacBook Air」レビュー。(見た目以外は)未来から来たコンピュータ
すさまじい完成度だが、まだ序章
Apple Silicon「M1プロセッサ」を搭載した「MacBook Air」を購入した。期待通り、どころではなく、期待のはるか上をいく完成度だった。使い始めて数日が経つが、いままでのパソコンに対する常識がいくつも覆され、「こんなことが可能なのか」という新鮮な驚きが続いている。
「信じられない」「まるで魔法のようだ」などという、ふだんは大袈裟と思い自重するはずの表現を、いくつも並べたくなる。見た目こそ変わっていないが、実現した体験はまったくの別物。まるで未来からやってきたような製品だ。
■あらゆる動作が文字通り「爆速」
購入したのはメモリ8GB、ストレージ512GBのモデルだ。つまりグラフィックコアは8コアで、プロセッサーはMacBook ProのM1と全く同じということになる。メモリを16GBにしようか迷ったが、納期が少し遅くなりそうなので8GBにした。これは結果的に正解だった。今のところ、私のふだんの使い方では8GBで十分、というより、十分以上の性能が出ている。
M1搭載のMacでは、SoCにメモリが統合された「ユニファイドメモリ」を採用しており、メモリを効率的に使うことができる。また、ストレージも高速なため、メモリをスワップする際の動作も高速だ。このため、たとえば「Final Cut Pro」などで大規模な動画を編集するなど、特殊な用途に使うのでなければ、ほとんどの方は8GBメモリで十分なはずだ。
それでいて、あらゆる動作が、文字通り「爆速」だ。何をやらせても猛烈に速い。国内外の様々なサイトに、各種ベンチマークソフトのスコアが紹介されているので、ここではあえて繰り返すことはしないが、スコアだけでなく、体感速度も異様なまでにキビキビしている。
ブラウザのタブを数十個開いて、他の作業をいくつか並行して行っても平然としているし、Final Cut Proで8K動画の編集やプレビューを行ってもサクサク動作する。
すごいと思うのは、動作速度が速いのが、今回のM1向けのネイティブアプリだけにとどまらないということだ。
これまでのインテルプロセッサー向けアプリをM1で走らせる機能「Rosetta 2」を介した場合でもなお、これまで私が使っていたMacBook Pro 13インチ (2018年モデル/4ポート/16GBメモリ)と同等か、むしろ速く動作する。モタつきを感じる場面は無い。
「信じられない」「まるで魔法のようだ」などという、ふだんは大袈裟と思い自重するはずの表現を、いくつも並べたくなる。見た目こそ変わっていないが、実現した体験はまったくの別物。まるで未来からやってきたような製品だ。
■あらゆる動作が文字通り「爆速」
購入したのはメモリ8GB、ストレージ512GBのモデルだ。つまりグラフィックコアは8コアで、プロセッサーはMacBook ProのM1と全く同じということになる。メモリを16GBにしようか迷ったが、納期が少し遅くなりそうなので8GBにした。これは結果的に正解だった。今のところ、私のふだんの使い方では8GBで十分、というより、十分以上の性能が出ている。
M1搭載のMacでは、SoCにメモリが統合された「ユニファイドメモリ」を採用しており、メモリを効率的に使うことができる。また、ストレージも高速なため、メモリをスワップする際の動作も高速だ。このため、たとえば「Final Cut Pro」などで大規模な動画を編集するなど、特殊な用途に使うのでなければ、ほとんどの方は8GBメモリで十分なはずだ。
それでいて、あらゆる動作が、文字通り「爆速」だ。何をやらせても猛烈に速い。国内外の様々なサイトに、各種ベンチマークソフトのスコアが紹介されているので、ここではあえて繰り返すことはしないが、スコアだけでなく、体感速度も異様なまでにキビキビしている。
ブラウザのタブを数十個開いて、他の作業をいくつか並行して行っても平然としているし、Final Cut Proで8K動画の編集やプレビューを行ってもサクサク動作する。
すごいと思うのは、動作速度が速いのが、今回のM1向けのネイティブアプリだけにとどまらないということだ。
これまでのインテルプロセッサー向けアプリをM1で走らせる機能「Rosetta 2」を介した場合でもなお、これまで私が使っていたMacBook Pro 13インチ (2018年モデル/4ポート/16GBメモリ)と同等か、むしろ速く動作する。モタつきを感じる場面は無い。