• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/04/01 11:00

Astell&Kernはワイヤレスでも強い!初TWS「AK UW100」&BTスピーカー「ACRO BE100」一斉レビュー

【PR】類稀なアンプ技術が光る音質特化の2製品
高橋 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオブランドが「より多くのユーザーに」「より良い音で」音楽を楽しんでもらうことを望むのなら、現在において “Bluetoothオーディオ” の展開を避けては通れない。

イヤホンが完全ワイヤレス当たり前。ケーブルを挿し込んで使うスピーカーになんて触れたこともない。そんなユーザー層まで含めた「より多くのユーザーに」届かせるためには、Bluetoothアイテムは必須といえる。その上でそのユーザーに音の良さという価値観を刻み込むような、「より良い音」でなくてはならない。

“Bluetoothオーディオでありながら、Bluetoothオーディオのイメージを覆すサウンドクオリティ” 、矛盾ともいえるテーマの実現が求められる時代に向けて、その回答とも取れる製品が、Astell&Kernから登場の完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」、そして昨年末に発売されたBluetoothスピーカー「ACRO BE100」だ。どちらも、前述のようなユーザー像はもちろん、オーディオファンをも納得させるクオリティを備えている。

完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」(写真左下/39,980円・税込)、Bluetoothスピーカー「ACRO BE100」(写真右/49,980円・税込)




完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」
優れたサウンドで、Astell&Kernの名を完全ワイヤレスユーザーに知らしめる一台

早速、Astell&Kern初となる完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」から紹介していこう。

Astell&Kernから初となる完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」がいよいよ登場する

AK UW100の主なポイントは、以下のように挙げられる。

●Knowles製BAドライバー1基によるフルレンジ
●Bluetoothチップ内蔵のDAC/アンプ機能は使わず、外付けDACチップ「AK4332」とAK独自のアンプ回路を搭載
●Bluetoothは「QCC5141」チップ採用でaptX Adaptive、Bluetooth 5.2に対応
●ノイズキャンセリングは搭載せずに、パッシブの遮音性を高めてリスニング環境の静穏性を確保
●遮音性を合わせてレベル調整も可能な「アンビエントモード」も搭載
●イヤホン6時間+ケース充電18時間分で計24時間再生
●専用アプリで各種設定やファームウェアアップデートが可能

ケースの蓋部分には、イヤホンのフェイスプレートやスピーカーのグリル部と同じ、エッジのついたデザインを採用

充電端子はUSB-Cを採用、背面部に備えている

まず最初に注目したいのがドライバー構成。BAドライバー1基によるフルレンジ構成は完全ワイヤレスでは珍しい。なぜならBAシングル構成のポテンシャルを発揮させるには、意外と強力なDACやアンプが必要とされるからだ。

ペンタゴン形状のボディで、他と一線を画す珍しいデザインも魅力

AK UW100は、完全ワイヤレス向けに開発された32bit DACチップ「AK4332」と、同社がDAPで磨き上げてきた技術を活かしたアンプ回路を搭載。DACもアンプも完全ワイヤレスの上限値的なものを投入している。ドライバーのポテンシャルを引き出せる環境を整えた上でのBAシングル。だからこそ大きな意味があるわけだ。

BAシングル構成のポテンシャルを発揮するべく、Astell&Kernの高い技術力が活用されている

しかしBAドライバーは、音楽再生のためのドライバーをノイズキャンセル信号再生にも併用するノイズキャンセリング機能との相性が悪い。故にノイズキャンセリング機能との両立が難しいのは、現状の完全ワイヤレス市場において不利な点ではあるのだが……。

その一方で、BAドライバーならではの優位点もある。BAドライバーは、空気の動きが制限される高密閉ハウジングの中でもその悪影響を受けにくく、本来の音質を発揮できるのだ。

つまりAK UW100はBAドライバーだからこそ、空気穴を持たない高密閉ハウジングを採用でき、高い遮音性を獲得できていると考えられる。実物の外観を確認しても、フェイスプレート側トップハウジングにはマイク穴などが見当たるが、ドライバーを収めているボトムハウジング側に穴は見当たらない。

高密閉ハウジングにより遮音性を確保し、さらにBAドライバーの性能もしっかり発揮することができる。音質に特化した構成、設計といえる

BAドライバー採用は、それならではの音質メリットを得ながら、ノイズキャンセリング機能に頼らない遮音性もまとめて獲得できる、一石二鳥の一手というわけだ。

次ページ繊細かつ自然な表現に、ワイドレンジさも両立したサウンド

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「Amazon プライムデー」本セールが7月16日0時からついにスタート!安くなるものを事前チェック!
2 ヨドバシやビック、Amazonプライムデーより安い超特価セール実施中!見比べないと損をする
3 【レビューあり】Amazonプライムセール、JBLの人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!
4 Amazonプライムデー先行セールで「半額」「半額以下」で買えちゃうイヤホン・ヘッドホン
5 Amazonプライムデー、FireTV Stick 4K/4K Maxが過去セール超えの大幅割引中
6 Amazonプライムデー、オーディオテクニカのTWS、ヘッドホン、マイクが多数お買い得に!
7 Amazonプライムデー、読み放題・聴き放題などサブスクも無料に! 登録すべきキャンペーンまとめ
8 Prime Videoの有料チャンネル「アニメタイムズ」が60日間無料。7/17まで
9 ノジマとオーディオスクエアのシナジーで“テレビの音の最適解”を案内。存在感を増すネットワーク&HDMI対応アンプ
10 <ポタフェス>FIIOやiFi audioに「本邦初公開」多数/Noble Audio「FoKus TRIUMPH」は今夏発売
7/16 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.193
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX