公開日 2020/08/05 06:40
「CR2032」や「LR44」、電池の型番の意味は? サクッと解説
【連載】ガジェットTIPS
ふだん何気なく利用している使い切りの「乾電池(一次電池)」。購入するときには、円筒型かボタン型か、アルカリかマンガンか、メーカーはA社かB社かといったことは意識するものの、製品名/型番は気にも留めない方が多いようです。
しかし、一次電池は製品名/型番に情報が詰まっています。国際電気標準会議(IEC)では、最初の文字に直列に接続されている電池の数、2番めの文字に電気化学系を表す英字(L=アルカリ、S=酸化銀、P=空気亜鉛、C=二酸化マンガンリチウム、無=マンガン)、3番目に形状を表す英字(R=円周、F=平面、S=直方体)、4番目の数値には寸法を意味する2桁のコード(単一=20、単二=14、単三=6、単四=03)と、製品名の命名ルールを定義しています。
電池を直列に接続していない場合は最初の文字を、マンガン乾電池の場合は2番目の文字を省略することが一般的です。たとえば、単四のマンガン乾電池には「R03」、単四のアルカリ乾電池には「LR03」から始まる製品名が用意されます。同様に単一のマンガン乾電池は「R20」、単一のアルカリ乾電池は「LR20」から始まります。
ボタン電池/コイン電池はやや複雑で、文字に続く数値が2桁の場合は国際規格で定められたコードを(41=外径7.9mm/高さ3.6mm、43=外径11.6mm/高さ4.2mm、44=外径11.6mm/高さ5.4mm)、数値が4桁の場合は前2桁が外径を、後2桁が高さを意味します(単位はmm)。
たとえば、「LR44」はアルカリの円筒型で外径11.6mm/高さ5.4mm、「CR2032」は二酸化マンガンリチウムの円筒型で外径20mm/高さ3.2mmと読み取れます。
しかし、一次電池は製品名/型番に情報が詰まっています。国際電気標準会議(IEC)では、最初の文字に直列に接続されている電池の数、2番めの文字に電気化学系を表す英字(L=アルカリ、S=酸化銀、P=空気亜鉛、C=二酸化マンガンリチウム、無=マンガン)、3番目に形状を表す英字(R=円周、F=平面、S=直方体)、4番目の数値には寸法を意味する2桁のコード(単一=20、単二=14、単三=6、単四=03)と、製品名の命名ルールを定義しています。
電池を直列に接続していない場合は最初の文字を、マンガン乾電池の場合は2番目の文字を省略することが一般的です。たとえば、単四のマンガン乾電池には「R03」、単四のアルカリ乾電池には「LR03」から始まる製品名が用意されます。同様に単一のマンガン乾電池は「R20」、単一のアルカリ乾電池は「LR20」から始まります。
ボタン電池/コイン電池はやや複雑で、文字に続く数値が2桁の場合は国際規格で定められたコードを(41=外径7.9mm/高さ3.6mm、43=外径11.6mm/高さ4.2mm、44=外径11.6mm/高さ5.4mm)、数値が4桁の場合は前2桁が外径を、後2桁が高さを意味します(単位はmm)。
たとえば、「LR44」はアルカリの円筒型で外径11.6mm/高さ5.4mm、「CR2032」は二酸化マンガンリチウムの円筒型で外径20mm/高さ3.2mmと読み取れます。