公開日 2021/01/16 07:00
iPhone 12にベストなワイヤレス充電器を選ぶには?
【連載】ガジェットTIPS
8/8 Pro以降のiPhoneは、ワイヤレス充電に対応しています。充電器は製品に同梱されていませんが、Qi規格準拠のサードパーティー製品を購入すれば手軽にワイヤレス充電を実現できます。
しかし、どの製品でも同じというわけではありません。充電はできるだけ短時間で済ませたいもの。そのためには最大ワット数の大きいワイヤレス充電器のほうが有利です。8/8 Pro以降のiPhoneは最大7.5Wのワイヤレス充電(受電)に対応しているため、7.5W出力が可能な充電器を選ぶことがポイントです。
2020年秋発売のiPhone 12シリーズでは、受電可能なワット数が最大15Wとなりました。7.5Wの2倍ですから、バッテリー容量と性能が同じと仮定すれば半分ほどの時間でワイヤレス充電が完了する計算になります。iPhone 12 miniのみ最大12Wですが、それでも大幅に充電速度は改善されます。
さらにiPhone 12シリーズでは、磁石と磁気センサーで位置合わせを行う「MagSafe」を装備しています。電磁誘導方式を採用するQi規格では、受電用と送電用のコイルを正しく向き合わせないと効率が低下し充電速度に悪影響が生じますが、MagSafeでは自動的に正確な位置合わせが可能になります。
つまり、iPhone 12でベストなワイヤレス充電器は、「最大15W」と「MagSafe」に対応した製品ということになります。Appleは後者のMagSafeについて、2.1ミリ以下の厚みで覆う、磁石の配列は最大半径1.55ミリ以内などと詳細な仕様を定めており、「Accessory Design Guidelines for Apple Devices」という文書にまとめています。
さらに、iPhoneと充電器が情報をやり取りするためのNFCチップを内蔵しなければ最大15Wの電源供給ができないしくみも設けています。言い換えれば、それらの仕様を確実に満たす「Made for MagSafe」ロゴを持つ製品を選ぶことが、ベストなワイヤレス充電器を選ぶポイントといえます。
しかし、どの製品でも同じというわけではありません。充電はできるだけ短時間で済ませたいもの。そのためには最大ワット数の大きいワイヤレス充電器のほうが有利です。8/8 Pro以降のiPhoneは最大7.5Wのワイヤレス充電(受電)に対応しているため、7.5W出力が可能な充電器を選ぶことがポイントです。
2020年秋発売のiPhone 12シリーズでは、受電可能なワット数が最大15Wとなりました。7.5Wの2倍ですから、バッテリー容量と性能が同じと仮定すれば半分ほどの時間でワイヤレス充電が完了する計算になります。iPhone 12 miniのみ最大12Wですが、それでも大幅に充電速度は改善されます。
さらにiPhone 12シリーズでは、磁石と磁気センサーで位置合わせを行う「MagSafe」を装備しています。電磁誘導方式を採用するQi規格では、受電用と送電用のコイルを正しく向き合わせないと効率が低下し充電速度に悪影響が生じますが、MagSafeでは自動的に正確な位置合わせが可能になります。
つまり、iPhone 12でベストなワイヤレス充電器は、「最大15W」と「MagSafe」に対応した製品ということになります。Appleは後者のMagSafeについて、2.1ミリ以下の厚みで覆う、磁石の配列は最大半径1.55ミリ以内などと詳細な仕様を定めており、「Accessory Design Guidelines for Apple Devices」という文書にまとめています。
さらに、iPhoneと充電器が情報をやり取りするためのNFCチップを内蔵しなければ最大15Wの電源供給ができないしくみも設けています。言い換えれば、それらの仕様を確実に満たす「Made for MagSafe」ロゴを持つ製品を選ぶことが、ベストなワイヤレス充電器を選ぶポイントといえます。