【連載】ガジェットTIPS
オンラインゲームの反応が鈍い?「PING値」を確認しよう
自宅のWi-Fi環境が「遅い」気がしたことはありませんか? ひとくちに遅いといっても、動画再生が途切れがちといったものから、オンラインゲームの反応が鈍いといったものまで症状はさまざまです。
その原因のひとつは回線種別。FTTH(光ファイバー)やADSLといったWi-Fiルータの前段階、インターネット接続に必要な回線の速度に左右されます。もうひとつはWi-Fiルータが対応する「IEEE 802.11ax」などの無線通信規格で、どの規格で通信するか、スマートフォンやパソコンなどクライアント(Wi-Fi子機)側の対応状況も影響してきます。動画再生が途切れがち、データ転送に時間がかかるといった場合、これら回線種別や無線通信規格のミスマッチが原因として考えられます。
一方、オンラインゲームの反応が鈍い、WEBサイトにアクセスしたとき表示し始めるまでのタイムラグがあるといった現象は、応答速度に原因があるかもしれません。この応答速度とは、信号を発信してから戻ってくるまでにかかった往復時間で、「PING(ピン)値」と呼ばれます。
PING値はミリ秒(1ミリ秒=1000分の1秒)で表され、値が小さければ小さいほど高速/低遅延です。40〜60ミリ秒以下であればまずまず高速といえますが、シビアなタイミングが要求されるオンラインゲームは20ミリ秒以下欲しいところです。60ミリ秒以上の場合はやや遅く、ゲームの場合はボタンを押してからキャラクターが動くまでのタイムラグが、WEB会議では映像や音声が途切れる・ときどき固まるなどの現象が目立つようになります。
PING値が高い原因は、回線やプロバイダーの品質に難があることもあれば、Wi-Fiルータのトラブル・設定ミスなどさまざまです。反応の鈍さに思い当たるフシがある場合、まずは「USEN GATE 02」や「Fast.com」などのサイトでPING値を測定することから始めましょう。
その原因のひとつは回線種別。FTTH(光ファイバー)やADSLといったWi-Fiルータの前段階、インターネット接続に必要な回線の速度に左右されます。もうひとつはWi-Fiルータが対応する「IEEE 802.11ax」などの無線通信規格で、どの規格で通信するか、スマートフォンやパソコンなどクライアント(Wi-Fi子機)側の対応状況も影響してきます。動画再生が途切れがち、データ転送に時間がかかるといった場合、これら回線種別や無線通信規格のミスマッチが原因として考えられます。
一方、オンラインゲームの反応が鈍い、WEBサイトにアクセスしたとき表示し始めるまでのタイムラグがあるといった現象は、応答速度に原因があるかもしれません。この応答速度とは、信号を発信してから戻ってくるまでにかかった往復時間で、「PING(ピン)値」と呼ばれます。
PING値はミリ秒(1ミリ秒=1000分の1秒)で表され、値が小さければ小さいほど高速/低遅延です。40〜60ミリ秒以下であればまずまず高速といえますが、シビアなタイミングが要求されるオンラインゲームは20ミリ秒以下欲しいところです。60ミリ秒以上の場合はやや遅く、ゲームの場合はボタンを押してからキャラクターが動くまでのタイムラグが、WEB会議では映像や音声が途切れる・ときどき固まるなどの現象が目立つようになります。
PING値が高い原因は、回線やプロバイダーの品質に難があることもあれば、Wi-Fiルータのトラブル・設定ミスなどさまざまです。反応の鈍さに思い当たるフシがある場合、まずは「USEN GATE 02」や「Fast.com」などのサイトでPING値を測定することから始めましょう。