公開日 2016/10/21 23:26
ヘッドフォン祭に向けた予習に! 新製品多数登場の「CanJam@RMAF 2016」レポート
ロッキーマウンテンオーディオフェスで併催
■Cavalli Audio
同社は元々DIYヘッドホンのコミュニティで数々のヘッドホンアンプの回路を公開していたAlex Cavalli博士(物理学)が、多くのDIY製作者からブランドとして独立することを薦められ、設立に至ったブランドだ。同社は2011年に第一号製品を誕生させて以来、現在に至るまで多くの製品で高い評価を獲得し続けている。
特に駆動力と音質に定評のある同社のアンプは高級ヘッドホンのデモの定番となっており、リファレンスとしているメーカーも多い。同社は、今回同社初となるA級動作のポータブルヘッドホンアンプ「Liquid Spark」(一般販売時の発売時期未定、予価未定)および次期フラグシップヘッドホンアンプ「Liquid Tungsten」(発売時期未定、予価未定)を参考展示したほか、同社のフルラインナップを展示した。
これまで同社は直販主体での製品販売を行ってきたが、世界各国での需要の高まりを受け、今後代理店経由での販売にシフトしていくとのことだ。なお、同社は今回初めてヘッドフォン祭に出展する。
〈ヘッドフォン祭でのブース/Cavalli Audio/MrSpeakers:14Fロビー(3)〉
■Fostex
同社からは新型イヤホン「TE05BK/TE05BZ」を展示。高剛性のアルミニウム削り出しハウジングを採用し、8mm 高精度ダイナミック型ドライバーを搭載しているという。OFCを採用したケーブルが付属するほか、ケーブル着脱可能なコネクタを採用する。また、ケーブルにはスマートフォン対応マイクロホン内蔵インライン・コントローラーが搭載されており、アプリケーションの操作を可能としている。
「TE05BK/TE05BZ」は先日日本でも発売がアナウンスされており(関連ニュース)、ヘッドホン祭でも同製品が試聴できるだろう。
〈ヘッドフォン祭でのブース/フォステクスカンパニー:14Fロビー(4)〉
■iFi Audio
同社はヘッドホン関連アクセサリーの新製品「i EMatch」(2016年11月発売予定、49ドル)、「iSilencer 3.0」(2016年11月発売予定、49ドル)、「iDefender 3.0」(2016年11月発売予定、45ドル)、および据え置き型ヘッドホンアンプ「Pro iCAN」(Staxドライブ用)を展示していた。
「iEMatch」はバックグラウンドノイズ低減、ダイナミックレンジの改善、ゲイン調整の機能を持つが、新機軸の機能として3.5mmシングルエンドと3.4mm 4極(バランス・グラウンド分離)との切り替えスイッチを搭載している。これにより、スマートフォンなど4極目をマイクに割り当てている機器とつなぐことも一部のDAP、ヘッドホンアンプのように音質改善に割り当てている機器とつなぐことも容易になる。
「iSilencer 3.0」はUSBの信号品質改善を目的としたアクセサリーで、アクティブ・ノイズ・キャンセラーを搭載し、USB伝送時のジッターやパケット伝送のエラーを低減することに注力した製品という。
「iDefender 3.0」はUSBの電源ノイズ対策を目的としたアクセサリーで、グラウンド・ループを要員とするノイズを減らすため、USBの電源線のカットや外部電源への電源供給元の変更などが可能とのことで、同社製品との組合せで効果的にUSBの音質改善を図るものという。各種製品はヘッドホン祭でも試聴できるようにしたいとのこと。
なお、CanJam会場の同社ブースでアクセサリー新製品の先行即売会を実施していた。日本のイベントは逆に販売店主催のイベントなので、ブースでの新製品販売はあまり見かけないが、こうした取り組みはユーザーコミュニティが主催するCanJamならではかもしれない。
〈ヘッドフォン祭でのブース/トップウイングサイバーサウンドグループ:15Fリーフ〉
同社は元々DIYヘッドホンのコミュニティで数々のヘッドホンアンプの回路を公開していたAlex Cavalli博士(物理学)が、多くのDIY製作者からブランドとして独立することを薦められ、設立に至ったブランドだ。同社は2011年に第一号製品を誕生させて以来、現在に至るまで多くの製品で高い評価を獲得し続けている。
特に駆動力と音質に定評のある同社のアンプは高級ヘッドホンのデモの定番となっており、リファレンスとしているメーカーも多い。同社は、今回同社初となるA級動作のポータブルヘッドホンアンプ「Liquid Spark」(一般販売時の発売時期未定、予価未定)および次期フラグシップヘッドホンアンプ「Liquid Tungsten」(発売時期未定、予価未定)を参考展示したほか、同社のフルラインナップを展示した。
これまで同社は直販主体での製品販売を行ってきたが、世界各国での需要の高まりを受け、今後代理店経由での販売にシフトしていくとのことだ。なお、同社は今回初めてヘッドフォン祭に出展する。
〈ヘッドフォン祭でのブース/Cavalli Audio/MrSpeakers:14Fロビー(3)〉
■Fostex
同社からは新型イヤホン「TE05BK/TE05BZ」を展示。高剛性のアルミニウム削り出しハウジングを採用し、8mm 高精度ダイナミック型ドライバーを搭載しているという。OFCを採用したケーブルが付属するほか、ケーブル着脱可能なコネクタを採用する。また、ケーブルにはスマートフォン対応マイクロホン内蔵インライン・コントローラーが搭載されており、アプリケーションの操作を可能としている。
「TE05BK/TE05BZ」は先日日本でも発売がアナウンスされており(関連ニュース)、ヘッドホン祭でも同製品が試聴できるだろう。
〈ヘッドフォン祭でのブース/フォステクスカンパニー:14Fロビー(4)〉
■iFi Audio
同社はヘッドホン関連アクセサリーの新製品「i EMatch」(2016年11月発売予定、49ドル)、「iSilencer 3.0」(2016年11月発売予定、49ドル)、「iDefender 3.0」(2016年11月発売予定、45ドル)、および据え置き型ヘッドホンアンプ「Pro iCAN」(Staxドライブ用)を展示していた。
「iEMatch」はバックグラウンドノイズ低減、ダイナミックレンジの改善、ゲイン調整の機能を持つが、新機軸の機能として3.5mmシングルエンドと3.4mm 4極(バランス・グラウンド分離)との切り替えスイッチを搭載している。これにより、スマートフォンなど4極目をマイクに割り当てている機器とつなぐことも一部のDAP、ヘッドホンアンプのように音質改善に割り当てている機器とつなぐことも容易になる。
「iSilencer 3.0」はUSBの信号品質改善を目的としたアクセサリーで、アクティブ・ノイズ・キャンセラーを搭載し、USB伝送時のジッターやパケット伝送のエラーを低減することに注力した製品という。
「iDefender 3.0」はUSBの電源ノイズ対策を目的としたアクセサリーで、グラウンド・ループを要員とするノイズを減らすため、USBの電源線のカットや外部電源への電源供給元の変更などが可能とのことで、同社製品との組合せで効果的にUSBの音質改善を図るものという。各種製品はヘッドホン祭でも試聴できるようにしたいとのこと。
なお、CanJam会場の同社ブースでアクセサリー新製品の先行即売会を実施していた。日本のイベントは逆に販売店主催のイベントなので、ブースでの新製品販売はあまり見かけないが、こうした取り組みはユーザーコミュニティが主催するCanJamならではかもしれない。
〈ヘッドフォン祭でのブース/トップウイングサイバーサウンドグループ:15Fリーフ〉
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