公開日 2016/10/11 15:44
恵比寿ガーデンプレイスにて
バラカン氏が太鼓判を押す豪華アーティストが集結!音楽フェス「Peter Barakan's LIVE MAGIC!」10月22日・23日開催
編集部:小澤 麻実
ピーター・バラカン氏がオーガナイズする音楽フェス「Peter Barakan's LIVE MAGIC!」が、10月22日(土)と23日(日)に恵比寿ガーデンプレイスにて開催される。
2014年からスタートしたこのイベントは今年で3回目。スライド・ギターの名手で4年ぶり待望の来日となるサニー・ランドレスをはじめ、吾妻光良&ザ・スウィンギング・バッパーズ、ジョー・バターン、高田漣などなど、バラカン氏が太鼓判を押す構内外のそうそうたるミュージシャンが集結する(バラカン氏みずからによる各アーティストの紹介は下記を参照のこと)。また会場ではバラカン家の定番イギリス料理を味わえる「Barakan's Kitchen」や、アメリカ南部の家庭料理、ワイン、コーヒーなどを楽しめる充実したフードコーナーなども用意されている。
バラカン氏も「Live Magicはルーツ・ミュージックの好きな人が毎年必ず集まる恒例のお祭りに育てて行きたいので、皆さんぜひお越しください」とコメントを寄せている。
Peter Barakan's LIVE MAGIC!
・開催日:10月22日(土)、23日(日)
・時間:22日(土)開場 12:00 21:30 終演予定
23日(日)開場 12:00 20:00 終演予定
・出演アーティスト:
10/22(土):Sonny Landreth/吾妻光良 & The Swinging Boppers/
Joe Bataan/バンバンバザール/Jack Broadbent /Naoito/Arvvas/
Sara meets ichiro/濱口祐自/Mike Garner & Neil Billington /ZabaDuo
10/23(日):Sonny Landreth/Reggaelation independence/高田漣/
EnTRANS/吾妻光良 Trio+2 /ZabaDuo 濱口祐自/Rei/
Mike Garner & Neil Billington/Jack Broadbent
・会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール ザ・ガーデンルーム
・年齢制限:小学生以下無料(要保護者同伴)
・チケット:1日券/12,000円、2日通し券/21,000円 ※すべて税込、オールスタンディング
チケットぴあ・イープラス・ローソンチケット・CNプレイガイドで販売中
Peter Barakan’s LIVE MAGIC 2016
ピーター・バラカン氏による出演アーティスト紹介
■Sonny Landreth
スライド・ギターの巧い人は色々いますが、サニー・ランドレスは別格です。サウンドもフレイジングもすべてがユニークです。子どものころからルイジアナ州西部のラフィエットで育ち、その土地特有のzydecoというはねるビートのブルージーなダンス・ミュージックの影響を受け、そのジャンルの第一人者クリフトン・シェニアのバンドで腕を磨きましたが、彼自身の音楽にはルイジアナならではの匂いが今も色濃く残っています。エリック・クラプトンのクロスロード・フェスティヴァルに必ずオープニングを務め、エリックも好んで共演するこの「ギタリスツ・ギタリスト」、いよいよLive Magicに登場します。
■吾妻光良 & The Swinging Boppers ・Trio+2
日本が誇るジャンプ・ブルーズの帝王(?) 吾妻光良も、バンドのメンバーも全員サラリーマンなので厳密に言うとミュージシャンとして素人ということになりますが、吾妻さんのギターは最初に聞いた時びっくりするほど独創的です。ノリノリのビッグ・バンドのサウンドはやはりガーデン・ホールのような規模の会場で、踊りながら楽しみたいです。もう少し渋めのトリオでも、ガーデン・ルームであのギターに酔いましょう。
■Joe Bataan
60年代にラテンとR&Bのサウンドを合体させたことで知られるジョー・バターンはしばらく活動を休止した後、10年ほど前から復帰しています。今年のLive Magicでは彼の歌とピアノをフィーチャーした独特のブガルー・サウンドで踊ってもらいますよ!
■高田漣
今回は(今回も?)個性的なギタリストが登場するLive Magic。 高田漣はスティール・ギターを一応メインに、その他の多くの弦楽器も駆使する名人です。細野晴臣や高橋幸宏などのバンドでの活動も知られる漣さんのお父さんは画期的なフォーク・ソングを作って、歌っていた高田渡ですが、今年のLive Magicでその渡さんのファースト・アルバム「ごあいさつ」を丸ごと再現してくれることになっています。
■EnTRANS
まだLive Magicに登場していないぼくの大好物といえばハモンド・オルガンがあります。今回はどうしても聞きたいという思いが強くあって、ミッキー吉野にオファーし、最近やっているEnTRANSというグループでの出演が決まりました。ベースは鳴瀬喜博、ハーモニカが八木のぶお、和太鼓のヒダノ修一というちょっと変わり種の編成で、ルーツ・ロックっぽい曲もあるし、ブルーズもやったりとにかくいろんな曲調がある。和太鼓も通常のドラム・セットに似た作りになっていて、土着的でファンキーなリズムを叩いていたりするのも他にはないユニークな部分。僕からは、オルガンを中心としたファンキーな感じのステージにしてもらいたいと注文してあります。
■バンバンバザール
ギターの福島康之とウッド・ベースの黒川修を中心とするこのグループはジャグ・バンドと呼んだら語弊があるかも知れませんが、雰囲気的にはそんな楽しくかつちょっといいかげんなところがあります。これまでぼくは福島さんが福岡で持っているライヴ・ハウスでDJをしたりしていますが、今度は特別追加編成でLive Magicに出ていただきます。
■Reggaelation IndependAnce
ぼくは70年代のルーツ・レゲェが最もしっくり来るリズムの一つで、80年代以降のジャマイカではそのサウンドがほとんどなくなったことを寂しく思っていました。でも、不思議と日本には本格的なレゲェ・バンドが存在します。その一つがこの レゲレーションインディペンダンスで、ホーン・セクションもついたこの大所帯のダブ・サウンドを大音量で聞きながら体を揺らすこととても楽しみにしています。
■Jack Broadbent
今年も面白い新人が現れました。彼がアクースティックのスライド・ギターを弾きながら路上で歌っているヴィデオをYouTubeで見ただけでぜひ今年のLive Magicに呼びたいと、スタッフ全員で盛り上がりました。イギリス人で、まだ若いですが、音だけ聞いたらもっと熟成したアメリカ南部の人かと思わせるものがあります。最近サニー・ランドレスのコンサートにも飛び入りするだけの実力があります。
■Arvvas
ノルウェイのウッド・ベース奏者スタイナー・ラクネスは、ベース1本で伴奏しながらトム・ウェイツを思わせる声でアメリカーナを歌うとうっとりします。今回は同じくノルウェイの北極圏に住むサーミ民族の歌手、サラ・マリエル・ガウプと二人で組んでいるユニットで登場します。アイヌに共通する感じの「ヨイク」と呼ばれるチャントとスタイナーの歌とベースだけでこの二人が醸し出す独特の世界に乞うご期待!
■Mike Garner & Neil Billington
マイク・ガーナー(ギター)とニール・ビリングトン(ハーモニカ)という2人のニュー・ジーランド人によるアクースティック・ブルーズには、ぼくは自分でも意外なほど魅力を感じました。去年「バラカン・ビート」にも出てもらいましたが、その時に話も弾んで、ぜひLive Magicでも紹介したいと思ったものです。
■ZabaDuo
今年のLive Magicでまた新たに発見したミュージシャンを紹介します。ベースとタンバリンのゴキゲンな二人組、ザバデュオです。ベースはルイジアナ州、奇しくもサニー・ランドレスが拠点とするラフィエット出身のチャーリー・ウトン、タンバリンはブラジル出身、今はアメリカ在住でドラマー/パーカショニストとして活動するラファ・ペレイラ。 去年のジョナサン・スケイルズ・フォーケストラを気に入った方はきっとこの二人のファンになると思います!
■濱口祐自
濱口祐自のいないLive Magicはもはや想像できないものです。彼の多種多様なアクースティック・ギター、そしてあの唯一無二の超早口勝浦弁の話は一昨年の1回目で大ヒットとなりましたが、今回は本人の希望でラウンジだけの出番になります。そのよりリラックスした空気で色々なハプニングでも起きるのではないかと勝手に予想しています。
■Rei
濱口さんと並んでReiもLive Magic皆勤賞。今年で23歳になる彼女は、ブルーズ・ギターの腕が確実にあがっていますし、ブルーズ以外でも様々なカヴァーも歌ったり、自作も精力的に作っています。Reiと濱口さんは去年セッションをやる予定でしたが、時間切れで残念ながら実現しませんでした。今年こそ....
■Sara meets ichiro
時々InterFM897で日曜日のどれかの番組にゲスト出演することがあるサラの歌を最初に聞いたのはスタジオだったと思います。特に英語で歌う時の気持ちよくパワフルなところが気に入って、呼ぶことにしました。今回はichiroのギターの伴奏でやっていただきます。
■Naoito
最近ぼくは色々なところでDJをしますが、去年の夏、湘南の葉山の海の家、OasisでやったときにNaoito(個人もバンドもこの名前)が生演奏をしていました。アフロビートの影響を消化しつつ、レゲェやソウル・ジャズなどの要素が適度に溶け合った独特のノリが何とも心地よく、今回はぜひ皆さんにもその味わいを共有したく、出演をお願いした次第です。
2014年からスタートしたこのイベントは今年で3回目。スライド・ギターの名手で4年ぶり待望の来日となるサニー・ランドレスをはじめ、吾妻光良&ザ・スウィンギング・バッパーズ、ジョー・バターン、高田漣などなど、バラカン氏が太鼓判を押す構内外のそうそうたるミュージシャンが集結する(バラカン氏みずからによる各アーティストの紹介は下記を参照のこと)。また会場ではバラカン家の定番イギリス料理を味わえる「Barakan's Kitchen」や、アメリカ南部の家庭料理、ワイン、コーヒーなどを楽しめる充実したフードコーナーなども用意されている。
バラカン氏も「Live Magicはルーツ・ミュージックの好きな人が毎年必ず集まる恒例のお祭りに育てて行きたいので、皆さんぜひお越しください」とコメントを寄せている。
Peter Barakan's LIVE MAGIC!
・開催日:10月22日(土)、23日(日)
・時間:22日(土)開場 12:00 21:30 終演予定
23日(日)開場 12:00 20:00 終演予定
・出演アーティスト:
10/22(土):Sonny Landreth/吾妻光良 & The Swinging Boppers/
Joe Bataan/バンバンバザール/Jack Broadbent /Naoito/Arvvas/
Sara meets ichiro/濱口祐自/Mike Garner & Neil Billington /ZabaDuo
10/23(日):Sonny Landreth/Reggaelation independence/高田漣/
EnTRANS/吾妻光良 Trio+2 /ZabaDuo 濱口祐自/Rei/
Mike Garner & Neil Billington/Jack Broadbent
・会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール ザ・ガーデンルーム
・年齢制限:小学生以下無料(要保護者同伴)
・チケット:1日券/12,000円、2日通し券/21,000円 ※すべて税込、オールスタンディング
チケットぴあ・イープラス・ローソンチケット・CNプレイガイドで販売中
Peter Barakan’s LIVE MAGIC 2016
ピーター・バラカン氏による出演アーティスト紹介
■Sonny Landreth
スライド・ギターの巧い人は色々いますが、サニー・ランドレスは別格です。サウンドもフレイジングもすべてがユニークです。子どものころからルイジアナ州西部のラフィエットで育ち、その土地特有のzydecoというはねるビートのブルージーなダンス・ミュージックの影響を受け、そのジャンルの第一人者クリフトン・シェニアのバンドで腕を磨きましたが、彼自身の音楽にはルイジアナならではの匂いが今も色濃く残っています。エリック・クラプトンのクロスロード・フェスティヴァルに必ずオープニングを務め、エリックも好んで共演するこの「ギタリスツ・ギタリスト」、いよいよLive Magicに登場します。
■吾妻光良 & The Swinging Boppers ・Trio+2
日本が誇るジャンプ・ブルーズの帝王(?) 吾妻光良も、バンドのメンバーも全員サラリーマンなので厳密に言うとミュージシャンとして素人ということになりますが、吾妻さんのギターは最初に聞いた時びっくりするほど独創的です。ノリノリのビッグ・バンドのサウンドはやはりガーデン・ホールのような規模の会場で、踊りながら楽しみたいです。もう少し渋めのトリオでも、ガーデン・ルームであのギターに酔いましょう。
■Joe Bataan
60年代にラテンとR&Bのサウンドを合体させたことで知られるジョー・バターンはしばらく活動を休止した後、10年ほど前から復帰しています。今年のLive Magicでは彼の歌とピアノをフィーチャーした独特のブガルー・サウンドで踊ってもらいますよ!
■高田漣
今回は(今回も?)個性的なギタリストが登場するLive Magic。 高田漣はスティール・ギターを一応メインに、その他の多くの弦楽器も駆使する名人です。細野晴臣や高橋幸宏などのバンドでの活動も知られる漣さんのお父さんは画期的なフォーク・ソングを作って、歌っていた高田渡ですが、今年のLive Magicでその渡さんのファースト・アルバム「ごあいさつ」を丸ごと再現してくれることになっています。
■EnTRANS
まだLive Magicに登場していないぼくの大好物といえばハモンド・オルガンがあります。今回はどうしても聞きたいという思いが強くあって、ミッキー吉野にオファーし、最近やっているEnTRANSというグループでの出演が決まりました。ベースは鳴瀬喜博、ハーモニカが八木のぶお、和太鼓のヒダノ修一というちょっと変わり種の編成で、ルーツ・ロックっぽい曲もあるし、ブルーズもやったりとにかくいろんな曲調がある。和太鼓も通常のドラム・セットに似た作りになっていて、土着的でファンキーなリズムを叩いていたりするのも他にはないユニークな部分。僕からは、オルガンを中心としたファンキーな感じのステージにしてもらいたいと注文してあります。
■バンバンバザール
ギターの福島康之とウッド・ベースの黒川修を中心とするこのグループはジャグ・バンドと呼んだら語弊があるかも知れませんが、雰囲気的にはそんな楽しくかつちょっといいかげんなところがあります。これまでぼくは福島さんが福岡で持っているライヴ・ハウスでDJをしたりしていますが、今度は特別追加編成でLive Magicに出ていただきます。
■Reggaelation IndependAnce
ぼくは70年代のルーツ・レゲェが最もしっくり来るリズムの一つで、80年代以降のジャマイカではそのサウンドがほとんどなくなったことを寂しく思っていました。でも、不思議と日本には本格的なレゲェ・バンドが存在します。その一つがこの レゲレーションインディペンダンスで、ホーン・セクションもついたこの大所帯のダブ・サウンドを大音量で聞きながら体を揺らすこととても楽しみにしています。
■Jack Broadbent
今年も面白い新人が現れました。彼がアクースティックのスライド・ギターを弾きながら路上で歌っているヴィデオをYouTubeで見ただけでぜひ今年のLive Magicに呼びたいと、スタッフ全員で盛り上がりました。イギリス人で、まだ若いですが、音だけ聞いたらもっと熟成したアメリカ南部の人かと思わせるものがあります。最近サニー・ランドレスのコンサートにも飛び入りするだけの実力があります。
■Arvvas
ノルウェイのウッド・ベース奏者スタイナー・ラクネスは、ベース1本で伴奏しながらトム・ウェイツを思わせる声でアメリカーナを歌うとうっとりします。今回は同じくノルウェイの北極圏に住むサーミ民族の歌手、サラ・マリエル・ガウプと二人で組んでいるユニットで登場します。アイヌに共通する感じの「ヨイク」と呼ばれるチャントとスタイナーの歌とベースだけでこの二人が醸し出す独特の世界に乞うご期待!
■Mike Garner & Neil Billington
マイク・ガーナー(ギター)とニール・ビリングトン(ハーモニカ)という2人のニュー・ジーランド人によるアクースティック・ブルーズには、ぼくは自分でも意外なほど魅力を感じました。去年「バラカン・ビート」にも出てもらいましたが、その時に話も弾んで、ぜひLive Magicでも紹介したいと思ったものです。
■ZabaDuo
今年のLive Magicでまた新たに発見したミュージシャンを紹介します。ベースとタンバリンのゴキゲンな二人組、ザバデュオです。ベースはルイジアナ州、奇しくもサニー・ランドレスが拠点とするラフィエット出身のチャーリー・ウトン、タンバリンはブラジル出身、今はアメリカ在住でドラマー/パーカショニストとして活動するラファ・ペレイラ。 去年のジョナサン・スケイルズ・フォーケストラを気に入った方はきっとこの二人のファンになると思います!
■濱口祐自
濱口祐自のいないLive Magicはもはや想像できないものです。彼の多種多様なアクースティック・ギター、そしてあの唯一無二の超早口勝浦弁の話は一昨年の1回目で大ヒットとなりましたが、今回は本人の希望でラウンジだけの出番になります。そのよりリラックスした空気で色々なハプニングでも起きるのではないかと勝手に予想しています。
■Rei
濱口さんと並んでReiもLive Magic皆勤賞。今年で23歳になる彼女は、ブルーズ・ギターの腕が確実にあがっていますし、ブルーズ以外でも様々なカヴァーも歌ったり、自作も精力的に作っています。Reiと濱口さんは去年セッションをやる予定でしたが、時間切れで残念ながら実現しませんでした。今年こそ....
■Sara meets ichiro
時々InterFM897で日曜日のどれかの番組にゲスト出演することがあるサラの歌を最初に聞いたのはスタジオだったと思います。特に英語で歌う時の気持ちよくパワフルなところが気に入って、呼ぶことにしました。今回はichiroのギターの伴奏でやっていただきます。
■Naoito
最近ぼくは色々なところでDJをしますが、去年の夏、湘南の葉山の海の家、OasisでやったときにNaoito(個人もバンドもこの名前)が生演奏をしていました。アフロビートの影響を消化しつつ、レゲェやソウル・ジャズなどの要素が適度に溶け合った独特のノリが何とも心地よく、今回はぜひ皆さんにもその味わいを共有したく、出演をお願いした次第です。
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