公開日 2016/10/18 13:06
フェードイン/フェードアウト機能も追加
ソニー「HAP-Z1ES/HAP-S1」、サーバー機能やUSBデジタル出力にアップデート対応
編集部:小野佳希
ソニーは、ハイレゾHDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」とHDDオーディオプレーヤーシステム「HAP-S1」をアップデート。メディアサーバー機能とUSBデジタル出力機能、および再生停止/再開時のフェードイン/アウト機能を追加する最新ファームウェアの提供を本日から開始した。
メディアサーバー機能は、「HAP-Z1ES」および「HAP-S1」を、いわゆるNASと同じように使えるようになるというもの。本体内HDDや、USB接続した外付けHDDの音楽ファイルを、同一ネットワーク上にあるネットワークオーディオ機器から再生できるようになる。なお、サーバーソフトは独自のものを用いているという。
また、HAP側本体で音楽を再生中であっても、複数のネットワークオーディオ機器からそれぞれ別の楽曲を再生することも可能だ。
USBデジタル出力機能では、本体背面のUSB端子にUSB-DACを接続してのデジタル出力が可能になる。これにより、USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」やUSB入力搭載アクティブスピーカー「CAS-1」といったソニーのUSBオーディオ製品とデジタル接続で再生できる。接続保証対象機器は、現時点でTA-ZH1ESとCAS-1のみ。
USBデジタル出力は1系統のみ接続可能。なおUSBハブも使用可能で、その際にはUSB-HDD、CDドライブ、USB-DAC製品それぞれ1系統の接続が可能となる。
HAPのメディアサーバー機能を利用して、他の再生機器(クライアント)からHAP内のHDDやUSB-HDD内の音楽ファイルを再生する際、HAP側は、HAPのサーバーソフトがHAP内のデータベースで構築した情報を開示。このため、クライアント側が、HAP側が開示したデータを受けとって楽曲の情報を表示する機能を備えていれば、HAP側と同様の情報が表示できる。
具体的には、サーバーリスト上に見える、HAP独自機能の「おまかせチャンネル」や「お気に入り」など、また「ジャンル」「アーティスト名」「アルバム」「プレイリスト」など、HDD内のフォルダ階層とは別の、HAPデータベース上で構築した情報を基にしたサーバーリストが表示され、そこからHAP本体と同様の選曲が可能。もちろん、HDD内のフォルダ階層そのままを表示する「フォルダ」(メニュー)からも選曲できる。
これにより、WAVファイルなど、一般的にメタデータ(ジャケット画像を含む)が付帯していない音楽ファイルを再生する場合でも、HAP側のデータベースで楽曲情報として表示できる状態であれば、クライアント機器側でも表示できる。
USBデジタル出力については、DSDはDoP出力のみに対応。ホームメニューの「設定」>「オーディオ設定」に「USBデジタル出力-DSD出力(DoP)」というメニューが新たに追加される。本機能はオンオフを選択できる。
またHAP側で再生できないコンテンツはUSBデジタル出力経由でも再生できない。例えばTA-ZH1ESは11.2 MHz DSDにも対応しているが、HAP側は5.6 MHz DSDまでの再生となるケースがこれに当たる。
フェードイン/アウト機能は、同じくホームメニューの「設定」>「オーディオ設定」に「フェードイン/フェードアウト」という項目を追加。こちらもオンオフを選択できる。
メディアサーバー機能は、「HAP-Z1ES」および「HAP-S1」を、いわゆるNASと同じように使えるようになるというもの。本体内HDDや、USB接続した外付けHDDの音楽ファイルを、同一ネットワーク上にあるネットワークオーディオ機器から再生できるようになる。なお、サーバーソフトは独自のものを用いているという。
また、HAP側本体で音楽を再生中であっても、複数のネットワークオーディオ機器からそれぞれ別の楽曲を再生することも可能だ。
USBデジタル出力機能では、本体背面のUSB端子にUSB-DACを接続してのデジタル出力が可能になる。これにより、USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」やUSB入力搭載アクティブスピーカー「CAS-1」といったソニーのUSBオーディオ製品とデジタル接続で再生できる。接続保証対象機器は、現時点でTA-ZH1ESとCAS-1のみ。
USBデジタル出力は1系統のみ接続可能。なおUSBハブも使用可能で、その際にはUSB-HDD、CDドライブ、USB-DAC製品それぞれ1系統の接続が可能となる。
HAPのメディアサーバー機能を利用して、他の再生機器(クライアント)からHAP内のHDDやUSB-HDD内の音楽ファイルを再生する際、HAP側は、HAPのサーバーソフトがHAP内のデータベースで構築した情報を開示。このため、クライアント側が、HAP側が開示したデータを受けとって楽曲の情報を表示する機能を備えていれば、HAP側と同様の情報が表示できる。
具体的には、サーバーリスト上に見える、HAP独自機能の「おまかせチャンネル」や「お気に入り」など、また「ジャンル」「アーティスト名」「アルバム」「プレイリスト」など、HDD内のフォルダ階層とは別の、HAPデータベース上で構築した情報を基にしたサーバーリストが表示され、そこからHAP本体と同様の選曲が可能。もちろん、HDD内のフォルダ階層そのままを表示する「フォルダ」(メニュー)からも選曲できる。
これにより、WAVファイルなど、一般的にメタデータ(ジャケット画像を含む)が付帯していない音楽ファイルを再生する場合でも、HAP側のデータベースで楽曲情報として表示できる状態であれば、クライアント機器側でも表示できる。
USBデジタル出力については、DSDはDoP出力のみに対応。ホームメニューの「設定」>「オーディオ設定」に「USBデジタル出力-DSD出力(DoP)」というメニューが新たに追加される。本機能はオンオフを選択できる。
またHAP側で再生できないコンテンツはUSBデジタル出力経由でも再生できない。例えばTA-ZH1ESは11.2 MHz DSDにも対応しているが、HAP側は5.6 MHz DSDまでの再生となるケースがこれに当たる。
フェードイン/アウト機能は、同じくホームメニューの「設定」>「オーディオ設定」に「フェードイン/フェードアウト」という項目を追加。こちらもオンオフを選択できる。