トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2016/11/17 17:07
オリオスペックで試聴イベントも開催

M2TECH、フォノイコ内蔵/EQカーブ切替対応のAD・DAコンバーター「Evo PhonoDAC Two」

編集部:押野 由宇
トップウイングサイバーサウンドグループは、M2TECHのA/Dコンバーター兼D/Aコンバーター「Evo PhonoDAC Two」を11月25日に発売する。価格は180,000円(税抜)。

「Evo PhonoDAC Two」

「Evo PhonoDAC Two」は”Evo Two”シリーズにラインナップされる製品で、USB-DAC、A/Dコンバーター、フォノイコライザー(フォノプリアンプ)としての機能を備える。「秋のヘッドホン祭2016」で製品が展示されていたが、この度、発売日が決定した(関連ニュース)。

「Evo PhonoDAC Two」のライン入力は、フォノ、FMチューナー、オープンリールテープなどに最適化されている。フォノのダイレクト入力は0〜62dB間で1dBステップによるゲイン調整、10〜50kΩの無段階可変インピーダンス調整など、豊富な調整機能を持つ。これにより、小出力のMCカートリッジとのダイレクト接続を可能としている。

「Evo PhonoDAC Two」の背面部。入力端子にはUSB(Bタイプ)とアナログRCA、外部クロック入力兼S/PDIF入力を備える

フォノ入力においては、LP用フォノイコライザーカーブ、SP用カーブ、オープンテープ用カーブを計26種搭載し、全て「Evo PhonoDAC Two」上でデジタル演算での処理が行われる。これらはリモコン動作だけで変更することができ、リアルタイムで動作。EQカーブを変更するためにコンピューターに接続するといった作業を必要としない。

「Evo PhonoDAC Two」はフォノイコライザーとしてだけでなく、レコードをリッピングしてパソコンにデジタル保存するといった使い方もできる

A/DコンバーターおよびD/Aコンバーターには、ESSのESS Sabre ES9018K2M(D/A) と、ESS9102S(A/D)を採用。A/D変換では384kHz/32bit処理、USB-DACとしての使用時にはDSD 11.2MHz再生を可能としている。

MPX、ハイパス、ローパスなど各種フィルターを搭載しているため、レコード、FM、カセットテープ再生特有のランブル、ヒスノイズも聴感上最小限に抑えることができるという。

本体のクロック精度は10ppm(0〜60度)。同シリーズの「Evo Clock Two」など高性能な外部クロックを導入することで、さらに高品位な再生を行うことができる。外形寸法は105W×46H×104Dmmで、質量は250g。

10MHz対応クロックジェネレーター「Evo Clock Two」。デザインはシリーズで統一されている

このEvo PhonoDAC Twoの発売にあたり、11月26日(土)の14:00から、オリオスペック(秋葉原)で一般ユーザー向けの試聴会が実施される。試聴会は二部制が予定されており、第一部では講師にオーディオライターの岩井 喬氏を招き、製品の特徴や機能解説、アナログアーカイブ(リッピング)の実演、アーカイブした音源の試聴などが行われる。

第二部では、iFI Audioブランドのオーディオ用ACアダプター「iPowerシリーズ」やS/PDIF信号を改善する「iPurifire SPDIF」などのアクセサリーについて、メーカーの担当者による解説、比較試聴が予定されている。また、未発売の新商品「iDefender」「iSilencer」、「micro-iDSD BL」が披露される可能性もあるとのこと。詳細は以下の通り。

日程:平成28年11月26日(土)
場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
   東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
時間:14:00〜17:00(二部制を予定)
定員:20名様程度
申し込み方法:メール/pcaudio@oliospec.com または
       電話/03-3526-5777 にて
*先着順での受付、定員になり次第受付終了

【製品に関する問い合わせ先】
TEL/05-3631-5749

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドM2TECH
  • 型番Evo PhonoDAC Two
  • 発売日2016年11月25日
  • 価格¥180,000(税抜)
【SPEC】●PCMサンプリング周波数:44.1〜384kHz(USB接続時、A/D and D/A)、44.1〜192kHz(同軸デジタル接続時) ●PCMビット数:16〜32bit(USB接続時、A/D and D/A)、16〜24bit(同軸デジタル接続時) ●DSDサンプリング周波数:2.8〜11.2MHz(USB接続時のみ) ●アナログ入力感度:2.5Vrms(gain 0dB)、2mVrms(gain 62dB) ●THD+N:0.0008%(1kHz、0dBFS) ●SN比:118dB(Analog to analog、20Hz〜20kHz、1kHz、A-weighted)、120dB(USB to analog、20Hz〜20kHz、1kHz、A-weighted) ●クロック精度:10ppm(0〜60度) ●入力端子:USB(Bタイプ)×1、RCA同軸デジタル×1、RCA×1 ●出力端子:USB(Bタイプ)×1、RCA×1 ●外形寸法:105W×46H×104Dmm ●質量:250g

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB